摘要 水稲(コシヒカリ)は7月中旬~8月上旬の高温により出穂期が平年より2~5日早まった。一方、8月下旬から9月上旬の低温により登熟が緩慢となり、会津地域研における成熟期は平年より3日遅れた。倒伏は少な...
茨城県における水稲・麦・大豆用栽培管理支援システムの開発実証
摘要 目的:農研機構が開発した「栽培管理支援システム」のさらなる精度向上と、茨城県のニーズに合わせた機能の拡充を行う。 成果:「ふくまるSL」および「納豆小粒」のパラメータを実装(API化)する予定。
摘要 目的:ペースト二段施肥やウレアホルム含有混合堆肥複合肥料による被覆肥料代替、指定混合肥料利用技術の確立による化学肥料使用量の削減、硫黄含有資材の苗箱施用による資材施用量の削減、省力化を実証する。
摘要 目的:経営面積100㏊規模の経営体を対象に、スマート農機を活用したデータ駆動型栽培技術体系を確立する。 成果:自動運転田植機の疲労軽減効果について調査を行った結果、慣行田植機と比較して、「だるさ感...
Ⅴ地域資源を活用した地域特産品目の栽培技術の開発 4気象変動に対応できる佐渡米の高位安定生産技術の確立 2佐渡における高位安定生産技術の確立 (2)水温・地温・窒素溶出パターンの把握
摘要 目的:地温等と全量基肥肥料の被覆尿素溶出時期と水稲生育について、予備調査を行う。 成果:ほ場では用水の温度や水稲の生育に伴うLAIの変化に加え、雑草の繁茂など地温を変動させる要因が多くあると考えら...
Ⅴ地域資源を活用した地域特産品目の栽培技術の開発 4気象変動に対応できる佐渡米の高位安定生産技術の確立 1高品質・良食味米の安定生産 (1)気象感応調査による気象条件と水稲生育量との関係解明
摘要 目的:気象の推移と水稲の生育経過の関係を把握し、関係機関に情報提供するとともに作柄判定の資料とする。 成果:出穂直後の高温下での登熟を避け白未熟粒の発生は少なかったが、温帯低気圧通過による暴風...
高密度播種苗移植栽培における育苗箱施用剤の側条施用技術の検討
摘要 目的:水稲の高密度播種苗移植栽培においては、育苗箱施用剤を施用した場合、単位面積当たり施用量の減少に伴いいもち病の防除効果低下が懸念される。そこで、育苗箱施用剤の側条施用技術の防除効果を検討す...
摘要 目的:玄米Cd濃度を高めることなく玄米As濃度を低減するための、実用的な水管理・資材施用法等を明らかにする。 成果:出穂前後各3週間に落水処理を2回行うことで玄米総ヒ素、無機ヒ素ともほぼ半減したが、C...
摘要 新農薬の実用化試験として、水稲、野菜及び果樹の殺菌剤及び殺虫剤93剤、水稲、畑作物及び果樹の除草剤及び植物成長調整剤等18剤の実用化試験を受託した。このほか、肥料・農薬等の効率的利用法として、水...
摘要 生産副産物(稲わら等)のみを再投入して栽培を継続する「低投入持続型水稲有機栽培技術」と、省力的かつ効果的に秋冬期ほ場乾燥が可能な耕起作業方法である畦立て耕起(二山耕起)とを組み合わせた水稲有機栽...
摘要 新除草剤の雑草抑制効果並びに水稲の生育に及ぼす影響を調査し、本県における適用性を確認するため、移植栽培用の一発処理剤6剤・直播栽培用一発処理剤3剤および生育調節剤1剤について確認した。
摘要 県オリジナル水稲品種「福笑い」の収量、品質の向上を図るため、収量55~60kg/aを目標とした幼穂形成期のNDVI値による生育指標値を作成した【普及成果4】。 供試した「全農20-01」、「全農20-02」、「...
水稲無コーティング湛水直播による業務用米の低コスト生産技術の確立
摘要 ロボットトラクタによりほ場内で部分的に無コーティング湛水直播の無人播種作業が実施できた。苗立ちや穂数は確保出来たが、過剰生育及び雑草害のため、坪刈り収量は鉄コーティング湛水直播と同等であった...
摘要 広野町に実証ほ場を設置し、中山間地域の条件不利地及び震災・原発事故に起因する避難指示を解除した後の営農再開地域で水稲有機栽培産地の再生に向け、スマート農業機器を活用した各種作業の省力化や生産...
避難指示区域等における農作物中放射性セシウム吸収抑制技術の開発
摘要 マメ科緑肥作物の栽培・すき込みが後作物である水稲への放射性セシウム移行リスクに与える影響は小さいと考えられた。また、籾殻くん炭の塩化カリ代替利用によるカリ供給効果及び放射性セシウム吸収抑制効...
摘要 現地試験ほ場においては、土壌中の交換性カリ含量25mg/100gを維持するためには、2~3年おきに、施肥前に土壌診断を実施し、土壌中の交換性カリ含量が25mg/100gとなるように上乗せ施肥が必要と考えられた。...
ゼオライト施用時における玄米への放射性セシウム移行リスク評価
摘要 現地ほ場において、ゼオライトの施用後に慣行施肥と稲わら還元を継続することで、水稲への137Cs移行リスクが減少した。そのため、ゼオライト施用による移行リスク低減効果は施用してから10年目まで継続中...
担い手減少に対応した花きの省力・生産性向上技術の開発 1 ダリアの隔離床栽培技術・収穫平準化技術 (1)隔離床栽培技術
摘要 目的:地域内の水稲育苗ハウス等遊休施設を活用したダリアの隔離床栽培技術の開発を目指す。 成果:栽植密度と施肥量の組み合わせを調査した結果、栽植密度毎の収量が増加するN成分を明らかにした。
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅳ 水稲育苗ハウスを活用した果樹品目の探求 2 いちじく根域制限一文字栽培技術の開発
摘要 目的:多雪地域における水稲育苗ハウスでのいちじく根域制限栽培技術を開発する。 成果:いちじく「コナドリア」の、着果から収穫までの日数は72日前後で、日平均積算気温は1,771℃前後であった。