摘要 広野町に実証ほ場を設置し、中山間地域の条件不利地及び震災・原発事故に起因する避難指示を解除した後の営農再開地域で水稲有機栽培産地の再生に向け、スマート農業機器を活用した各種作業の省力化や生産...
摘要 目的:玄米Cd濃度を高めることなく玄米As濃度を低減するための、実用的な水管理・資材施用法等を明らかにする。 成果:出穂前後各3週間に落水処理を2回行うことで玄米総ヒ素、無機ヒ素ともほぼ半減したが、C...
水田からの温室効果ガスの発生抑制と省力・節水を両立するスマート水管理技術の実証研究
摘要 目的:節水栽培によって温室効果ガス(メタン)の水田からの発生抑制・水資源の節約、収量・品質の確保を両立できる水管理技術の構築。 成果:中干し期間を慣行区より延長するとメタン排出量は低下する傾向を...
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [17] 安全な食料生産に寄与するリスク管理対策 1 土壌有害物質のリスク管理対策 (1)コメ中のヒ素とカドミウム濃度を同時低減可能な栽培管理技術の確立
摘要 水管理・資材施用によるヒ素・カドミウム同時低減技術では、中干を行ったうえで、出穂期前後に落水1回処理を行うことで、土壌溶液中の溶存ヒ素濃度が減少することが確認された。また、玄米中のヒ素・カド...
摘要 畝連続利用栽培において、畝上の耕うん及び基肥を施用しない灌水同時施肥が収量に与える影響を明らかにした。また、定植後の温度、施肥及び灌水管理が生育及び収量に与える影響について明らかにした。さら...
キュウリ増収のための環境制御下の土耕栽培における最適な潅水管理技術の開発
摘要 県内の主流である土耕栽培における最適な潅水管理技術を開発し、潅水管理マニュアルを作成する。
実需者の要望に応える加工・業務用タマネギの新省力栽培体系の構築
摘要 近年、県北地域では、加工・業務用タマネギの無マルチ機械移植栽培が行われ始めたが、安定した生育・収量が確保できていない。本試験では、水稲との労力競合を回避できる新作型の開発や新たな輪作体系の確立...
摘要 消費者の食に対する安全性への関心は依然として高く、より安全・安心で消費者から信頼される県産農産物を、継続的に生産・供給していくことが重要な課題となっている。 安全安心農産物確保対策事業は、農...
気象変動に応じた厳寒期以降のかん水管理によるトマト草勢管理技術の開発 →「環境制御下におけるトマトの温度管理技術の開発」
摘要 温暖化の進行により年平均気温は上昇しており、施設栽培においても、環境に応じた管理が必要となっている。促成トマト栽培において、厳寒期以降のかん水管理はその後の草勢に影響を与えるため、3月以降の収...
13 農業環境のモニタリングによる健全な農耕地及び水環境の保全対策技術の確立 (3)精緻な水管理技術による水田発生GHG排出削減技術の開発
摘要 目的:温室効果ガスである水田から発生するメタンの排出削減技術を開発する。 成果:水管理による土壌の酸化還元状態を調査したところ、間断かん水や中干しを適正に行わない場合、土壌は還元化しメタンが発...
摘要 カドミウム低吸収遺伝子を導入した「てんこもり」背景の系統は、水管理を節水方向に変えていくと、水稲の窒素吸収量が低下し、収量が減少した。なお、圃場によっては、水管理の影響が明らかでない場合もあっ...
摘要 カドミウム低吸収品種のごま葉枯れ病罹病リスクを低減するため、水管理及び資材施用による対策について検討した結果、発病の程度は前年より軽度で、昨年同様、湛水管理やマンガン資材により病斑が減少する傾...
摘要 目的:開水路用各種給水管理装置の性能評価及び利用効果の検証を行う。 成果:フロート式水位センサによる開水路用自動給水機は、慣行と同程度の精度で湛水管理及び飽水管理が可能であり、収量及び品質も慣...
摘要 過去の作柄解析試験のデータでは、出穂後の平均気温が26℃以上になると白未熟粒が増加する傾向がみられた。「福笑い」の栽培試験において、㎡籾数と白未熟粒発生割合には正の相関関係がみられた。「ひとめ...
中山間地域における精密,省力なスマート水稲種子生産技術の実証
摘要 目的:中山間地域の実状や小区画水田,経営規模に応じたスマート農業技術を実証し,担い手や労働力不足に対応できるよう生産効率の向上,省力化を図る。 成果:直進アシスト田植機と自動操舵付き水田除草機...
摘要 目的:水田での均平度,畑地の砕土率と除草効果の関係を明らかにする。その結果を数値や画像で示すことで,各種のほ場管理システムにも栽培過程のチェック指標として導入可能な評価手法を確立する。 成果:...
摘要 目的:本試験はトレードオフの関係にある水稲のヒ素とカドミウムの吸収を抑制するため,カドミウム低吸収性遺伝子をもつ東北228号と飽水管理を併用することで,ヒ素およびカドミウムの吸収抑制効果を実証す...
摘要 目的:効率的な肥培管理の確立のためにスマート農機を活用し生育・収量等の可視化による土壌診断技術の開発,土壌物理性の改善効果や水稲等の収量の向上を目指した子実トウモロコシを取り入れた3年4作体系...