安定生産を実現するかいよう病抵抗性を付与した無核性レモン及びブンタン新品種の開発
摘要 レモン7系統の高接ぎ1年目の樹体を調査した結果,接ぎ木活着率は70~100%で,とげの少ない系統が見られた。露地圃場では,1系統で軽度のかいよう病発生が見られたが,単針付傷接種によるかいよう病斑は,い...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響の解明に向けて、1)土壌凍結深モデルによる最大土壌凍結深の長期シミュレーションを行い、北海道道東地方における土壌凍結深は顕著に減少する傾向にあること、十勝の火山灰土...
温州萎縮ウイルスの熱処理による遺伝的変異株の作出と検出法の開発
摘要 温州萎縮ウイルス(SDV)の分離株S-58に感染したウンシュウミカン苗を38℃/30℃(昼/夜)で14~28日間熱処理した後、熱処理樹の樹皮小片を計70本のラフレモン苗に接ぎ木接種した。23本でRT-PCRによるPCR産物が得...
摘要 8種類の台木について皮接ぎを行い、皮接ぎ部の肥大率を継続調査した。接ぎ木部が太くなる組み合わせでは差が顕著となった。接ぎ木1年以内の観察では、台木の強勢程度の順位は、ラフレモン、シイクワシャー...
摘要 カンキツソローシス病類似症状である、ユーレカレモン、ワシントンネーブル、カワバタの新葉の退緑斑紋症状、ウンシュウミカンの黄色斑葉症状、ヒュウガナツのコンケーブガム症状を接種源として草本検定植物...
摘要 平成9年度に、熱処理した強毒系統保毒カンキツの穂木小片をラフレモン実生に接ぎ木し、ELISA検定で陽性の29個体にウイルス無毒上野早生の穂木を接ぎ木した。生育してきた上野早生の新葉の症状及びE...
摘要 被害の大きいウイルス病として諸外国で報告されているソローシス病に類似した接ぎ木伝染性病害がユーレカレモンに発生した。その病原体を探索するために、葉に退緑斑紋症状を示すカンキツ新梢を接種源として...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発(51)
摘要 ‘今村温州’の生育はラフレモン台が良くヒリュウ台で劣った。ユズ中間台は温州中間台に比べて生育が優れた。また、キンカン中間台とカラタチ台との差は小さく、ユズ及びシーカーシャー台の生育が劣り着花も少...
高品質果連年安定生産のための樹体構造と機能の制御技術の開発(31)
摘要 高糖系の優良品種である青島温州と今村温州に適合する台木を選定するため、各種台木に接ぎ木した樹の生育と果実品質を調査した。青島温州を各種カラタチ台に接ぎ木した場合、クライダー、ディビス、トロイヤ...