k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作では、稲、麦、大豆を主な対象として、輪作体系としての生産性と収益性の向上を可能にする栽培管理技術、作業技術、肥培管理技術、経営管理技術を開発し、現地における普及を図ることを目的として、...
摘要 目的:不耕起栽培を基軸とした水稲ー麦ー大豆(そば)の作業体系を確立する。成果:(i)不耕起栽培では、麦の条間は20cmが多収である。大豆の狭畦栽培では、遅播きでは株間を狭くすることで多収となった。(ii...
摘要 前作の麦稈が不耕起播種大豆の出芽に及ぼす影響を調査した結果、播種溝への麦稈の混入や覆土が不十分となり、耕起播種大豆に比べて出芽が抑制されるとともに主茎の伸長が抑制されて莢数が減少した。また、...
51 水田・畑作における難防除雑草生業技術の確立 (1)麦作における難防除雑草制御技術の確立
摘要 (目的)水稲作、麦作、大豆作等における難防除雑草の総合的な防除法を明らかにし、効率的な水田農業の推進を図る。 (これまでの成果)水稲作の雑草「クサネム」の防除時期を明らかにした。麦作の雑草「ネ...
37.大区画汎用水田における汎用作物栽培体系の確立(1)高能率機械化一貫体系による大豆の生産向上技術の確立(ii)耕耘法、播種法の改善による出芽、生育並びに収量向上技術の確立
摘要 汚粒発生の原因となっている中耕培土を省略できる狭畦栽培法に好適な品種について検討した結果、「タマホマレ」と「フクユタカ」は主茎が長く耐倒伏性が弱いため、狭畦栽培への導入は難しいと考えられた。...
摘要 目的:汎用田の基盤整備の効果を明らかにし、転作作物の現地実証試験により、水田地帯における複合経営確立の資とする。 得られた成果:転換畑における有効な技術として、(i)秋まき小麦の大豆間作栽培、(ii...
摘要 出芽苗立ちの湿害耐性に関する品種間差を検討する。また、種子の水分調整と1穴3粒播種を組み入れたフクユタカの狭畦栽培技術を確立する。 研究対象 大豆 戦略 土地利用型農業 専門 栽培生理 部門 大豆
水稲・大豆・麦を基幹とした大規模水田輪作技術の組立実証 3)水田輪作営農指標の作成
摘要 水田作大豆・麦類の定着を図るためには,シェアを拡大することにより,市場における競争力を高めることが必要である。一方,大豆及び大麦の作付面積はともに全国第2位でありながら,作期の重複,湿害,作物...
摘要 i)1/1,000傾斜の現地圃場では大豆の収量に差はなかった。ii)大豆不耕起栽培における除草剤の抑草効果を検証し、CAT水和剤等2剤を除く10種類の除草剤は、麦稈有の条件下でも高い除草効果を示した。生産調...
15.大区画汎用水田における汎用作物栽培体系の確立(1)高能率機械化一貫体系による大豆の生産向上技術の確立 2)耕耘法、播種法の改善による出芽、生育ならびに収量向上技術の確立
摘要 播種溝開講式の不耕起播種は、排水が良好で標準畦幅での収量性は高かったが、除草体系について検討する必要がある。狭畦栽培では、栽植密度を標準畦よりも少なくする必要があったが、主茎長の短い「サチユ...
9.需要動向に対応した水田輪作技術の確立と営農再編 (1)大豆・小麦の高品質生産技術の確立1)大豆の高品質・省力生産技術(新栽植様式による品質・収量の向上)
摘要 目的:大豆有望新品種ハタユタカ、タチナガハに適した栽培法の検討。 計画:培土によるハタユタカの耐倒伏性向上及び狭畦栽培によるタチナガハの収量向上。 期待される成果:ハタユタカの耐倒伏性向上及び...
10.出芽苗立ちの向上による水田輪換畑大豆安定生産技術の確立
摘要 低湿な水田輪換畑での安定多収を実現させるための初期生育確保技術として、種子予措および多粒播種による出芽苗立ち安定化技術を構築するとともに、出芽苗立ち安定化技術を組み入れたフクユタカの狭畦栽培技...
大豆の窒素代謝等の生理・生態的特性の解析に基づく画期的多収技術の開発
摘要 i)根粒超着生系統「作系4号」(品種登録出願中)の水田転換畑での試験で不耕起狭畦栽培は、耕起栽培に比べて収量が高かった。これは不耕起栽培の方が土壌水分が安定して好適に保たれ、狭畦に密植すること...
大豆、麦、水稲の不耕起播種栽培を中心とする省力水田輪作体系の確立
摘要 i)殺菌剤(メタラキシル粒剤)の施用により、多湿条件下の大豆の立枯性病害に起因する出芽・苗立ちの阻害を抑制でき、70%以上の苗立率を得られることを明らかにした。ii)汎用不耕起播種機の開溝部及び播種部...
スーパーノジュレーション大豆の不耕起狭畦栽培への適応性の解明(34)
摘要 省力的栽培法である不耕起狭畦栽培では大豆の根系が浅くなり、土壌窒素が利用されにくい。そこで、根系がやや小型ながら、窒素固定能力の優れるスーパーノジュレーション(根粒超着生)の大豆系統「En-b0-1-...
摘要 前作大麦の耕起時に圃場面の傾斜化を大型の作業機で行った圃場で耕起の有無が大豆の収量に及ぼす影響を検討した。耕起区と不耕起区の土壌硬度などでは土壌物理性には大きな差がなかった。不耕起区は耕起区よ...
水稲の直播及びロングマット苗移植を主軸とする高収益水田輪作営農体系の確立(27)
摘要 ロングマット苗の水耕育苗技術はほぼ確立したが、移植における欠株率の低下の問題が残る。育苗装置の汎用利用については、イチゴの育苗やチューリップ栽培における技術化が向上した。水稲の直播栽培では、発...
摘要 褐斑病抵抗性検定に用いる病原ほ場接種機を開発し、接種作業の効率化と検定精度の向上を果たした。根腐病では、分離世代の遺伝分散から内部腐敗を含む抵抗性に関する遺伝率を推定し、量的遺伝子効果を明らか...
スーパーノジュレーション大豆の不耕起狭畦栽培への適応性の解明(44)
摘要 省力的栽培法として注目されている不耕起狭畦栽培法は大豆根系が浅くなり、土壌窒素が利用しにくい傾向がある。そこで、窒素固定能力の優れるスーパーノジュレーション(根粒超着生)の大豆系統■n-b0-1-2■p...
水稲の直播及びロングマット苗移植を主軸とする高収益水田輪作営農体系の確立(32)
摘要 ロングマット苗移植の現地試験では、能率は向上したものの植え付け精度が低下し、収量は10年度に比べ土付き苗ほど増加しなかったが、所内の素材試験や他の現地試験結果を考慮すると全体的には土付き苗に近...