条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 サトウキビでは、株出し多収品種の育成向け選抜を進めたほか、国内野生種「西表8」由来の黒穂病抵抗性に関するDNA マーカーを開発した。テンサイでは、直播栽培での生産力を評価し、収量が6t/10a を超える3...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、 a) ジベレリンによる小粒化効果は品種や処理法によって差がみられ、「はるか」に対する効果はこれまで確認した4品種以上に明白であった。「きたひ...
摘要 地下水位制御システムによる用排水管理技術の開発に関しては、 a) 全国13地区の地下水位制御システム(FOEAS)導入圃場での調査により、暗渠管埋設深(-60cm)の土壌の飽和透水係数が1×10^-5cm/sオーダーよ...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、 a) 全粒種いもに適した種いも生産技術として、開発したジベレリン浸漬処理技術よりも省力的な施設貯蔵時の噴霧処理技術の開発に着手し、浸漬処理と...
摘要 地下水位制御システムによる用排水管理技術の開発に関しては、 a) 暗渠管埋設深(-60cm)の土壌の透水係数が10-5cm/s程度より低い条件では、地下水位の高低に関わらず地下灌漑による水位制御機能が発揮され...
摘要 早期警戒・栽培管理支援システムの構築に関しては、a) 水稲では、履歴期間中の高温が耐冷性を向上させること及び同期間の深水管理により生長点付近の地温を高められることを、3年間の実験水田試験で確認した...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、a) 全粒規格種いも(20~100g)の増収手段として、10ppmジベレリン処理は 株間を30cmから20cmに狭める処理とほぼ同等の効果を認めたことから、ジベ...
摘要 地下水位制御システムによる用排水管理技術に関しては、 a) 鹿児島現地での水稲栽培(平成20~24年)とダイズ栽培(平成21~24年)の用水量を取りまとめ、地下水位制御システムを導入した一 筆水田の用水量...
摘要 ソイルコンディショニング栽培体系に関しては、a)全粒種いも生産について、ジベレリン処理による塊茎数増加効果を「はるか」、「男爵薯」、「こがね丸」で認めた。b)生育初期の相互遮蔽を少なくする栽植様式...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関して、エリアンサス及びススキ類の改良では、a)西南暖地では結実しない機械収穫適性に優れた超多収性のエリアンサス晩生系統「...
摘要 地下水位制御システムによる用排水管理技術に関しては、a)地下水位制御システムを設置した所内の水田(粘質土)における水稲乾田直播栽培下の総用水量は627mmと未設置水田の860mmに比較して少なく、現地水田...
摘要 バレイショの全粒種いも生産に関しては、バレイショの塊茎はジベレリン処理により小粒化し、20ppm処理により全粒規格内比率は、無処理に比べて5~14ポイント増加すること、株間を狭めた密植栽培により小粒塊...
産学官連携経営革新技術普及強化促進事業、-大規模畑作経営における低コスト・高品質安定化栽培技術導入による総合的収益性改善-
摘要 目的:大規模畑作地帯における「品目横断的経営安定対策」導入後の低コスト・高品質化栽培技術ならびに大規模露地野菜の導入等による所得確保の実証、普及促進を行う。、 成果: ア 土壌診断技術の高度化...
摘要 てんさい黒根病抵抗性品種の早期導入および育成を目的に、北農研の育成系統および輸入品種について中央農試水田転換畑において黒根病圃場検定実施マニュアルに従い2か年抵抗性を検定する。平成16年度は、基...
摘要 テンサイ黒根病抵抗性の品種間差異を評価する検定手法の確立を目的に、中央農試水田転換圃場において、多湿土壌期間を主区、供試5品種を副区とする試験を実施した。その結果、(1)最適検定条件として灌水多...
摘要 「北海83号」は、てんさいの主要病害であるそう根病及び褐斑病に抵抗性で、黒根病にも強く、糖収量も現在普及している育成品種「シュベルト」より優れる。このため、命名登録品種候補として採択されるととも...
畑作地帯における野菜の導入に伴う植物寄生性線虫生態の変化の解析(138)
摘要 ばれいしょ、てんさい、小麦、だいず、あずきの畑作物とだいこん、にんじん、ごぼう、ながいもの野菜を前後作に組み合わせた場合の、ネグサレセンチュウの密度変化および野菜への影響を調査した。10年度畑...
摘要 直播適性に関与する要因で重要な低温発芽性及び苗立枯病抵抗性の検定法を検討した。低温発芽性に関しては、簡易発芽試験の結果、低温条件下の発芽日数や発芽率は明らかな遺伝形質であることが確認され、有望...
摘要 てんさい種子のソリッド・マトリックス・プライミング処理による発芽促進を試みた。春先の温度条件を想定した8℃濾紙発芽試験では、プライミング処理により平均発芽日数が3~4日短縮した。明期14h(2...
テンサイ根腐病に対する抵抗性の機作の解明及び検定法の開発(139)
摘要 テンサイ根腐病菌の接種源、供試植物体の生育量等の接種条件をかえた人工接種法により、圃場試験で抵抗性程度の異なる3品種・系統の抵抗性発現程度の差異を調べた。品種・系統の根腐病抵抗性の検定は、菜根...