摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、a)グレンドリルの種子繰り出し装置を歯車型とすることで、ダイズ播種に適応でき、汎用利用による乾田直播水稲・コムギ・...
摘要 多様な飼料資源を活用した放牧技術を開発するため、1)主に公共牧場草地をターゲットに、窒素溶出がコントロールされる被覆窒素肥料を使用することにより、年1回の施肥でも年2回の慣行施肥よりも高い牧草の...
3.放牧草地の省力・低コスト管理技術の確立(1)経年草地における生産力回復及び植生維持増進技術の確立 (ii)イネ科系障害植物の耕種的抑圧法及び植生維持増進技術
摘要 阿蘇地域の改良草地における代表的なイネ科障害植物であるチカラシバやリードカナリーグラスは、選択制薬剤による駆除が難しく、冬枯れにより周年放牧推進の妨げとなる。そこで、これら2草種を対象として...
摘要 目的:近年、野菜の食葉性鱗翅目害虫による被害が多発傾向にある。特に、これまで寒地では越冬しないとされ、本県では問題にならなかったハイマダラノメイガが、県内地域のコマツナやブロッコリーなどのアブ...
36.地域基幹農業技術体系化促進研究1)寒地畑作型野菜輪作における作物組合せ特性の解明と輪作技術(1)寒地畑作地帯における省力低コスト・安定生産のための土壌管理技術改善と野菜導入畑輪作体系の確立
摘要 (1)畑輪作導入野菜の安定生産対策 1)土壌検診によるだいこんバーティシリウム黒点病回避対策 だいこんのバーティシリウム黒点病について、汚染圃場での栽培可能な品種について検討する。さらに、近年...
抵抗性ばれいしょ品種によるシストセンチュウ密度低減技術の実証
摘要 抵抗性7品種は高密度線虫汚染圃場において薬剤処理区に対する減収率が6-30%で、感受性4品種の平均65%と比べ、収量への線虫の影響は小さかった。抵抗性品種栽培により線虫密度を80-90%低減できることを再...
難防除土壌害虫タネバエの発生生態の解明と環境調和型防除技術の開発(102)
摘要 タネバエは寒地型害虫であるが、つくばでもタネバエの発生時期に未熟な有機物を施用すると被害が発生する可能性があり、堆肥化した有機物の施用や発生盛期を避けて播種する等の耕種法の改善により被害を回避...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(124)
摘要 苗立枯病の発生に及ぼす前作の影響として、テンサイ以外の畑作物の跡地における発生の増加が少ないこと、野生エンバクは夏以降に播種し、気温が低下してからすき込む必要があることを明らかにした。資材の影...
摘要 泥炭地水田など地耐力の低い水田において、薬剤散布等の管理作業を高能率化するために、水田用乗用管理機の走行装置や液剤散布装置を改善し、作業性能を調査した。乗用管理機の走行装置を標準タイヤに比べて...
メドウフェスクの高品質・放牧向・環境耐性品種の育成(168)
摘要 放牧専用品種育成のための「密植・シロクローバ混播・多回刈」による導入品種・系統の評価では、生存個体数に大差があり、「ハルサカエ」より優れた品種があった。薬剤防除による紅色雪腐病抵抗性の圃場検定...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(140)
摘要 薬剤粉衣ペレット種子を直播した場合の苗立枯病の発生実態、即効性窒素肥料、拮抗微生物、殺菌剤による防除効果、前作の影響について調査した。5月上旬以降に播種するとAphanomyces菌による苗立枯病の発生...
相対位置情報を活用した局所農薬散布制御システムの開発(124)
摘要 ビデオカメラにより葉茎菜類の位置を認識し、株あるいは株間にのみに薬剤散布を行うシステムを試作した。試作機を用いキャベツに対し散布試験を行った結果、曇天時の画像処理に適した条件下では、風による薬...
マイクロチューバ栽培における虫害、線虫害防除技術の開発-マイクロチューバ株の生育過程およびアブラムシ類の発生過程の解明-
摘要 ばれいしょのアブラムシ類は葉巻病、Yモザイク病などのウイルス病を伝搬する。それらの対策としてウイルスフリーの種いもの生産と普及が求められている。そこで本課題ではマイクロチューバ株の生育とアブラ...
摘要 抵抗性品種の利用をメインとしたジャガイモシストセンチュウ防除技術を確立し、薬剤利用の大幅低減を目指す。近年育成された線虫抵抗性品種を中心に品種ごとの線虫防除効果や効果的利用方法、線虫高密度圃場...
摘要 てんさい中苗期に問題となる土壌病害の発生生態について、発病に及ぼす前作や輪作等の耕種的要因、土壌水分や土性等の土壌条件、及び尿素施用等の土壌環境要因を明らかにするとともに、薬剤防除、耕種的手法...
摘要 アブラムシ類はばれいしょ生産において重要な害虫になっている。現在、アブラムシ類の防除は薬剤主体に行われているが、今後環境保全型農業を進めていくうえで、天敵類を生かした総合的な害虫管理技術が求め...
大規模水平型サイロにおける高水分サイレージの養分収支と合理的給与システムの開発(258)
摘要 試験1として、音更町で大型バンカーサイロを用いて牧草サイレージを調製している酪農家4戸についてサイレージの密度と発熱温度、発酵品質の関係について調査した。サイレージの密度は上部が低く、中でも壁...
天敵微生物を利用したジャガイモシストセンチュウ制御技術の開発
摘要 ジャガイモシストセンチュウ(GN)は、北海道のばれいしょ生産にとって最重要の難防除害虫である。本種には4年輪作体系と薬剤の組み合わせが中心となった総合防除が奨励されているが、近年の減農薬指向な...
摘要 個体群構造の年次変動を明らかにするために、初年目の小麦畑におけるVCGを調査したところ、数種の優占VCGが存在していた。雪腐褐色小粒菌核病菌の菌群の分化を明らかにするために、積雪期間が異なる地...
摘要 てんさい種子の貯蔵条件、種子の各種処理と種子の保存年限を継時的に調査した。5℃で貯蔵開始後27年経過した種子は、水分に関係なく発芽は良好であった。昭和51年産の種子では、5℃貯蔵で発芽に問題ない...