作物の導管病に対する拮抗微生物の拮抗機構解明と利用技術の開発(179)
摘要 多種作物の安定生産を阻害しているフザリウム病等の導管病に対し、拮抗微生物を利用した制御技術を確立するため、非病原性フザリウム菌等の発病抑制機構について試験を行った。非病原性フザリウム菌の培養液...
摘要 17年に全廃される土壌消毒用臭化メチルの代替技術を開発するため、熱水土壌消毒や他の薬剤等の利用について検討した。フザリウム菌等の土壌病原菌の熱死滅時間、フザリウム病害ならびにキュウリ緑斑モザイ...
摘要 これまでに開発されたキュウリモザイクウイルス弱毒株の実用トマト品種におけるモザイク病防除効果を検証し、その利用技術の改良を図るとともに、トマトモザイクウイルス弱毒株との複合利用技術を開発し、ウ...
パスツーリア菌、メチオニン、菌根菌等の体系利用によるネコブセンチュウと土壌病害の総合防除技術の確立
摘要 〔研究目的〕天敵細菌、菌根菌等の微生物資材と特殊な有機質資材、熱水処理等の補完技術を組合せた総合防除技術を確立し、農薬使用量を削減した線虫害及び土壌病害の総合防除を実現する。〔年次別研究計画〕...
拮抗微生物と熱水消毒による萎凋病防除を中心とした土壌病害の総合防除技術の確立
摘要 17年の土壌消毒用臭化メチル全廃、および環境負荷低減の視点から、農薬のみに依存しない総合的な土壌病害防除技術の開発が急務である。そこで、トマトの土壌病害を対象とし、熱水土壌消毒と拮抗微生物の組...
摘要 オゾン層破壊物質で17年での全廃が国際合意された土壌消毒用臭化メチルの代替技術を開発するため、熱水処理や他の薬剤等の利用について検討する。9年度は熱水土壌消毒法の効率化のための追加給水による土...
天敵微生物を活用した輪作体系による線虫害防止技術の開発(318)
摘要 7年度は、線虫寄生性細菌Pasteuria penetransのネコブセンチュウ抵抗性を有するかんしょ品種における増殖性、およびP. penetransの線虫感染性に及ぼす殺線虫剤の影響を明ら...
摘要 オゾン層破壊物質で22年での全廃が国際合意された土壌消毒用臭化メチルの代替技術を開発するため、熱水処理や他の薬剤等の利用について検討する。8年度は、臭化メチルの使用実態調査、熱水土壌消毒の効率...
摘要 各種フザリウム病菌の硝酸塩利用能欠損変異株(nit変異菌株)を作出し、これを用いて、土壌中での土壌病原菌の動向追跡手法を開発する。8年度は、ホウレンソウ萎凋病菌のnit変異菌株を、他種微生物が...
摘要 オゾン層破壊物質である臭化メチルは、その使用を15年後までに全廃することが合意された。本剤は現段階で土壌病害虫防除に不可欠の土壌消毒剤であり、代替技術の開発と利用が急務となっている。そのため、...
ホウレンソウ土壌病害の生物的・物理的制御による生産安定技術の確立(159)
摘要 岐阜県の雨よけハウスを中心とするホウレンソウ土壌病害防除のため、熱水土壌消毒と生物的防除を組み合わせた防除体系の確立のための試験を行った。その結果、熱水土壌消毒は乾燥した土壌では湿った土壌より...
ホウレンソウ土壌病害の生物的・物理的制御による生産安定技術の確立(175)
摘要 岐阜県のホウレンソウ栽培地帯で、熱水土壌消毒と生物的防除を組み合わせた土壌病害の防除体系を確立するために試験を行った。6年度は、現地の雨よけハウス内において、熱水土壌消毒単独の処理効果について...
摘要 ハクサイ黄化病に対して、コマツナの前作と鋤込みが発病軽減効果がある。6年度は、圃場におけるコマツナの前作・鋤込み区の効果を、熱水土壌消毒区、クロルピクリン土壌消毒区および無処理区と比較した。夏...
摘要 ダイズ落葉病の発生が北海道・東北で問題となっている。本病は輪作年数を長くすることにより被害を軽減できるが完全な防除法は確立されていない。土地利用型作目のダイズでは薬剤による土壌消毒は経済的理由...
ホウレンソウ土壌病害の生物的・物理的制御による生産安定技術の確立
摘要 岐阜県の夏秋ホウレンソウ栽培において、土壌病害が大きな生産阻害要因となっている。そこで、熱水土壌消毒と生物的防除を組み合わせた防除体系の確立を目的として、5年度は2種類の熱水製造装置の実用性の...
摘要 4年度にコマツナの前作・鋤込みによるハクサイ黄化病防除試験を行なった圃場でハクサイ根こぶ病が併発したため、黄化病と根こぶ病の同時防除を目的として熱水土壌消毒およびクロルピクリン消毒試験を行なっ...
摘要 ダイズ黒根腐病は、北海道を除く全国各地に広がり、ダイズの安定生産上の重大阻害要因となっている。本研究は、汎用水田における本病の効果的、省農薬的防除技術の開発を目的として行われた。本病原菌は畑土...
摘要 ダイズ黒根腐病は、転換畑を中心として北海道を除く全国で発生し、ダイズの安定生産を阻害する重要要因となっている。本病に対して有効な防除法としては、熱水土壌消毒法、田畑輪換等による生態的制御技術が...
摘要 ヒノキ林における養分動態の把握から地力変動の実態を解明するため、施肥試験およびカラム試験を行った。また、ヒノキの連作、輪作の障害回避技術を開発するための試験を行った。同一斜面の林地に施肥をした...
摘要 熱水土壌消毒法が試験圃場内でホウレンソウ萎ちょう病に対し防除効果が認められたのでホウレンソウ栽培現地で実証試験を行った。80~90度の熱水の注入によりクロルピクリンとほぼ同程度の防除効果が得ら...