摘要 近年、畜産部門において受精卵移植等の新技術の開発が行われており、コスト低減や収益増等の面で効果が期待されている。しかし現状では、受精卵移植は技術的に不安定であるため成功確率が低いこと、必要な卵...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価-中間地における新生産技術の経営的評価と適用条件の解明-(250)
摘要 (1)北関東4地区での調査結果から判断して、酪農経営における受精卵移植(以下、ET)による和子牛生産は、ET卵の供給体制、家畜診療体制、生産子牛の取引体制の整備を条件に、その適用・普及性は高い...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価-寒冷地における新生産技術の経営的評価と適用条件の解明-(262)
摘要 酪農経営における和子牛借り腹生産を対象として、岩手県下の実態調査に基づき、和子牛借腹生産の第一次生産費と酪農家の所得変化を試算した。第一次生産費は約24~36万円であり、和牛繁殖農家の現状の6...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価-寒冷地における新生産技術の経営的評価と適用条件の解明-(274)
摘要 3年度は、コストマネジメントによる新生産技術の導入・定着の可能性評価の一環として、後継牛確保を前提としつつ、本技術適用面の焦点の1つである借り腹移植可能頭数の把握・評価を試みた。その可能性限界...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価-コストマネージメントによる評価システムの開発-(272)
摘要 3年度は、経営にとっての目標を探査し、次にその目標達成の具体的手段を探査し決定するプロセスを特徴とするコストマネジメントの視点から、体外受精・受精卵移植技術の事前評価を行った。コストマネジメン...
摘要 肉牛生産のなかで繁殖経営がもっとも技術開発を必要としているとされているが,繁殖能力とくに連産性などの形質は,環境要因が強く関与しているために育種的な改良が困難であるといわれている.今年度は一般...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価-中間地における新生産技術の経営的評価と適用条件の解明-(249)
摘要 茨城県を対象に受精卵移植による和子牛生産の普及実態を調査・検討し、以下のことが明確になった。県段階での問題では、■凍結卵供給が中心であるが受胎率が新鮮卵67%に対し39%と低い、■農家飼養牛から...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価-オペレーションズ・リサーチによる評価システムの開発-(245)
摘要 次に掲げる新技術の特徴を踏まえて,新技術が酪農経営に及ぼす影響を評価するための酪農経営モデルを,線形計画法を適用して作成した。■販売価格の高い和子牛の生産が可能となり,収益が増加する。双子生産...
摘要 九州地域には全国の肉牛の約30%が飼養されており、牛肉の輸入自由化による厳しい環境条件の中、肉牛生産費の約50%を占める素畜費を大幅に低減させる技術の開発が急がれている。これに関して、近年著し...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価-温暖地における新生産技術の経営的評価と適用条件の解明-(26)
摘要 中国地域の肉用牛生産地帯においては,肉用子牛の新生産技術である受精卵移植はかなり普及しつつあるが,体外受精についてはまだ認識程度が低く,ほとんど取り組まれていない。今後新技術に取り組んでいく上...
肉用子牛の新生産技術の経営的評価システムの開発-システム理論による評価システムの開発-(24)
摘要 「体外受精」あるいは「受精卵移植」に代表される肉用子牛の新生産技術に対して,経営経済的評価を可能とするシステムをシステムダイナミックス(SD)の手法に基づき開発した。評価システム内には,逐次線...