摘要 レタス根腐病抵抗性品種の軟腐病・腐敗病に対する防除対策を検討し、銅水和剤、オキソリニック酸水和剤、抗生物質剤、微生物農薬を組み合わせた体系防除の効果を認めた。ハクサイでは育成系統の黄化病抵抗性...
東信地域に適する葉菜類の持続的安定生産技術の確立と新規導入品目の選定
摘要 レタス、ハクサイ等に発生する生理障害について発生機構の解明と防止対策について検討する。レタス乳管破裂症は土壌が乾燥した条件下で発生が多く、極端な土壌水分の変化により発生が助長されることを明らか...
摘要 業務加工用に適した品種の形質の解析及び評価を行う。また、定植作業の機械化等、機械化一貫栽培による省力・低コスト生産技術を検討する。さらに、チップバーン等の生理障害対策技術を確立する。 研究対象 ...
摘要 ハクサイ・レタスのトンネル栽培における高品質生産のための品種選定、栽培管理とくに省力的トンネル開閉管理技術及び土埃混入防止技術を開発し、省力的生産技術を確立する。本年度はトンネル内の高温条件...
耐病性遺伝子Defensinおよびタウマチンを導入したイネ組換え系統の環境に対する安全性評価(84)
摘要 実用的な組換えイネ系統の作出を目指し、キャベツ及びナシから単離したディフェンシン遺伝子とタウマチン遺伝子をイネ品種「どんとこい」に導入することによっていもち病抵抗性が確認されたイネ系統について...
摘要 本試験では、形質転換リンゴのアレロパシー物質の産生性を検討し、この結果をもとに形質転換リンゴの産業利用のための安全性確保に関する手法を確立する。11年度はリンゴ植物体から放出されるアレロパシー物...
摘要 被覆植物40種の根・葉から出るアレロパシー物質、および揮発性のアレロパシーの活性を検定した結果、フウチョウソウ科のクレオメに強い植物成長阻害活性を見いだした。この作用物質をGCMS等によって分...
摘要 省力・軽作業化のため種苗の大量生産が展開しているが、発芽・生育不揃い、徒長、花芽分化位置の上昇、生理障害、定植後の活着が悪いなどの問題が起こっている。そこで、生理機能が高い種苗を育成する技術の...
摘要 形質転換リンゴのアレロパシー物質産生性を検討し、この結果をもとに形質転換体の産業利用のための安全性確保に関する手法を確立する。12年度はザルコトキシン遺伝子を導入した形質転換リンゴの鉢植え植物を...
イネホメオボックス遺伝子OSH1を導入したキウイフルーツの安全性評価項目の検討(305)
摘要 イネホメオボックス遺伝子OSH1を導入したキウイフルーツの順化条件を引き続き検討し、発根したキウイフルーツを直接バーミキュライト上に移植することにより、低効率ではあるが、順化した個体が得られた。培...
アレロパシー物質等植物が生産する生理活性物質検定手法の開発(75)
摘要 遺伝子組換え植物等の新たに導入された植物が、新たな他感物質などの生理活性物質を生産する可能性があり、その安全性を迅速かつ高い精度で事前評価する必要がある。そこで、根圏土壌からこれらの物質による...
摘要 1)カボチャ未熟種子由来のGA 20-oxidase遺伝子を導入し、わい化したレタスにおける導入遺伝子の遺伝的安定性の確認および表現型とその分離比との関係から、導入遺伝子が優性形質として安定的に遺伝するこ...
摘要 収集・保存しているレタス品種・系統約300点について、5月と8月の2回播種を行って、特性を調査した。このうち104点については詳細に特性調査を行い、さらに収穫時の茎長を調べて抽だい性についても...
摘要 秋冬野菜の生育をモデル化し、気象予報を入力することによって生育及び収穫時期の予測技術を開発する。このため、まず、結球に着目してプロセス積み上げ型の基本モデルを開発する。次に、地域が異なっても適...
摘要 栄養の過不足による障害の発生機構を解明する目的で根伸長物質を探索した。寒天の水抽出液に含まれる物質は、レタス、だいこん、トマト、ほうれんそう、ねぎ及びキュウリの種子根伸長を促進した。寒天の種類...
気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(155)
摘要 気象環境条件による野菜の生長反応を解析するために、レタスを材料としてプロセス積み上げ型のモデルを作成し、異なる地域での適用性を検討した。香川農試のデータでは、シミュレーションの結果は良好であっ...
赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の制御(158)
摘要 野外調査でアレロパシー物質の放出が予想されたコメツブツメクサとススキについて、生体、立ち枯れ残渣及びリターを水またはメタノールで抽出し、レタス及びシロツメクサによるバイオアッセイを行った。コメ...
摘要 定性ろ紙の浸漬液は、各種の野菜根を伸長させ、その影響は特にレタスで大きかった。定性ろ紙に含まれる根伸長活性物質は、25℃以上、0.5~1時間でほとんど抽出された。定性ろ紙を通常の使用法でろ過し...
摘要 低温障害発生機構を解明するために、活性の高い葉緑体の単離法を開発し、メロンの低温・弱光による光合成阻害部位が光リン酸化である可能性を示した。また、植物の低温耐性と葉緑体中のフォスファチジルグリ...
摘要 パルプ中に含まれている生理作用のある物質を精製・単離する。このため、予備精製してトマト再分化促進活性を調査したところ、熱に安定な極性の高い中性物質であることが明らかとなった。その物質は多くの野...