園芸作物の品質を低下させる生理障害等の発生原因究明と発生防止技術確立
摘要 目的:西洋なし「ル レクチエ」、オリエンタル系ユリ切り花、チューリップ切り花は首都圏等への出荷量が多く、市場評価が高い重要品目であるが、生理障害の発生が問題となっており、生産・販売への影響が大...
2農作物の高品質安定生産技術の確立 (3)いちご新品種「とちあいか(栃木i37号)」の栽培技術の確立
摘要 目的: 新品種「とちあいか」を速やかに普及させるため、花芽分化条件や養分吸収特性、適期収穫のための果実の成熟特性を明らかにするとともに、先つまり果等の生理障害の抑制など、特性に応じた最適な栽培...
2農産物の高品質安定生産技術の確立 (5)水田に適した加工・業務用露地野菜の品目選定と多収安定栽培技術の確立
摘要 目的:水田を活用し、収益性の見込める露地野菜品目を選定するとともに、異常気象に遭遇しても生産性が高い栽培技術を確立する。 成果:サトイモ湛水畝立て栽培における湛水開始時期を6月開始区、7月開始...
1.イチジクの高品質安定生産技術の開発 1)イチジクの安定生産と早期出荷のための技術開発 ②降雨または高温による果実生理障害の発生状況の把握と対策の検討
摘要 [目的]生理障害の発生原因の解明と対策技術の検討 [方法]無加温栽培、露地栽培で果実品質の調査をする。 [結果]無加温栽培では規格外品率が0~7.4%であったのに対して露地栽培では19.7%となり、無加...
2 りんごの生理障害を回避するための総合的管理技術の開発 (2) りんご新品種の斑点性生理障害防止技術の確立 1) 斑点性生理障害の分類と発生要因の解明 (1)‘あおり13’(北紅)の障害の特性と分類
摘要 目的:‘あおり13’に発生する斑点の要因解明を行う基礎資料とするため、現地及び所内での斑点発生果率及び発生様相と成分特性による斑点の分類を行う。成果:果点と無関係の障害果Iの無機成分濃度傾向はホウ...
摘要 目的:斑点性障害多発生園地と少発生園地の果実品質及び果肉中成分濃度の差異を明らかにする。成果:果実成分は、斑点性障害の多発園地ではK濃度が高い特性がみられた。また多発園地の果実重は400g前後と大...
摘要 目的:要因不明の障害果IIについて、ジョナサンスポットである可能性を検証するため、果実表面の皮目(果点)の構造について検討する。成果:本障害では斑点部の透水性は低かったことから、斑点はジョナサン...
摘要 目的:星の金貨に発生する斑点の要因解明と分類を行う基礎資料とするため、果実中成分の分析を行った。成果:障害果Iは発生様相からビターピットであり、Caを補給することで改善できる可能性が高いと考えら...
摘要 目的:‘あおり21’(春明21)に発生する斑点の要因解明と分類を行う基礎資料とするため、発生様相と成分特性を明らかにする。成果:障害IとIIは、ビターピットであると考えられる。障害果Iは、Ca補給すること...
2 りんごの生理障害を回避するための総合的管理技術の開発 (2) りんご新品種の斑点性生理障害防止技術の確立 1) 斑点性生理障害の分類と発生要因の解明 (8)‘あおり24’の障害特性と分類
摘要 目的:青り24号に発生する斑点の要因解明と分類を行う基礎資料とするため、発生様相と成分特性を明らかにする。成果:様相と障害果の成分特性から、ビターピットではないと考えられる。成分特性はジョナサン...
摘要 目的:主要果樹の発育経過、果実肥大及び成熟経過、新梢生長等を調査し、気象要因との関係を解析するとともに、生育予測法を確立する。さらに、生産性を向上するための発育ステージごとの生育指標を作成する...
3 果樹の高品質安定生産技術の確立 2)障害果発生軽減技術の確立 (2) ビターピットの発生状況の把握と軽減対策 (1)ビターピットの発生状況の把握
摘要 目的:リンゴ‘秋星’は、カルシウム不足に起因する生理障害であるビターピットの発生が問題となっている。そこで、ビターピットの発生軽減対策の参考とするため、樹勢がビターピットの発生に及ぼす影響につい...
3 果樹の高品質安定生産技術の確立 2)障害果発生軽減技術の確立 (2) ビターピットの発生状況の把握と軽減対策 (2) ビターピットの発生軽減対策
摘要 目的:リンゴ‘秋星’は、カルシウム不足に起因する生理障害である、ビターピットの発生が問題となっている。そこで、ビターピットの発生を軽減するため、カルシウム資材であるスイカルの散布がビターピットの...
j.果樹の育種素材開発のための遺伝子の機能解析及びDNA利用技術の開発
摘要 1)マイクロアレイ解析等の手法により、かんきつ果実のカロテノイド代謝制御に関わる転写調節因子遺伝子を選抜し、4種類の候補遺伝子を単離した。このうちの1種であるTF-BFCを導入したトマト組換え体の解析...
摘要 (1)ウメ果実の肥大特性と生理障害果発生との関係解明 果実の肥大特性の面からは、生理障害果の発生は果肉細胞の肥大と関係があり、細胞が大きくなること、急激に肥大することが原因のひとつであることが...
摘要 トマトの品質向上を図るため、培養液への食塩添加の影響を検討した。食塩添加により2度程度の果実糖度上昇を確認できたが、生理障害果の発生が多くなった。そこで夜間給液を行い、培養液への食塩添加濃度を...