摘要 含窒素抵抗性誘導化合物アシベンゾラルSメチル(ASM)やDF-391と耐病性品種との、発病抑制における併用効果をキュウリで確認した。また、ASMの炭疽病に対する全身抵抗性の誘導過程で、キュウリのスーパーオ...
摘要 抵抗性誘導化合物のアシベンゾラルSメチルまたはDF-391は、キュウリうどんこ病やべと病、ナシ黒星病の制御に有効であることを圃場試験等により実証した。抵抗性誘導の過程で、キュウリの過酸化水素及びリグ...
ナシ黒星病菌の宿主認識機構の解明と化学的制御技術の開発(116)
摘要 ProtoGold染色の結果、供試ナシ品種の抵抗性、罹病性を問わず、黒星病菌の胞子発芽管周辺に、接着や感染に関与すると思われるタンパク質の分泌が見られた。酵素分泌阻害剤のメパニピリムやシプロジニルによ...
摘要 ストロビルリン系薬剤の防除効果が低下したキュウリのハウスから、アゾキシストロビン、クレソキシムメチルに交さ耐性を示す、うどんこ病菌、べと病菌が検出された。ストロビルリン系薬剤の作用点タンパク質...
ナシ黒星病菌の宿主認識機構の解明と化学的制御技術の開発(105)
摘要 ナシ黒星病菌は、罹病性品種では葉の細胞壁のペクチン層に沿って菌糸が伸長するが、抵抗性品種や非宿主では、菌糸の変性、壊死が高頻度に見られる。このため、菌のペクチン分解酵素とナシの成分との相互作用...
ナシ黒星病菌の宿主認識機構の解明と化学的制御技術の開発(99)
摘要 ナシ黒星病菌にはレース1、2及び3が存在し、いずれのレースにもナシ品種巾着は抵抗性、またセイヨウナシは非宿主である。ナシの葉に、菌のレース1、2及び3の胞子懸濁液を接種して、感染初期過程を光顕...
摘要 ブドウ晩腐病菌2種のうち、ベンゾイミダゾール系薬剤とジエトフェンカルブに低感受性のColletotrichum acutatumを、PCR法によって罹病植物体から直接検出することができた。また...
非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明とその利用技術の開発(50)
摘要 ベンゾチアジアゾール系化合物、アシベンゾラルSメチルの処理や炭疽病菌の前接種によって、キュウリに全身獲得抵抗性が誘導され、炭疽病や黒星病に対する高い発病抑制効果が認められた。またアシベンゾラル...
摘要 リンゴ黒星病について、わが国で発生後に報告された文献、会議資料、聞き取り調査を基に、防除技術開発の経過ならびに侵入に伴う経済的評価について調査、解析した。その結果、本病の本州での発生に伴い、補...
ナシ黒星病菌の宿主認識機構の解明と化学的制御技術の開発(103)
摘要 ナシ黒星病菌には病原性の異なる3つのレースが存在する。最も重要なレース1の初期の感染行動には、罹病性の幸水と抵抗性の巾着やマメナシ12、非宿主のセイヨウナシ、フレミッシュビューティーの間で差異...
摘要 ブドウ晩腐病の休眠期防除にベノミル剤を散布した試験圃場から、同薬剤及びジエトフェンカルブ剤に非感受性の晩腐病菌が高率に分離された。分生胞子の形態観察と種特異的プライマーを用いたPCRにより、ブ...
非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明と利用技術の開発(51)
摘要 非殺菌性化合物アシベンゾラルSメチルはキュウリ炭疽病や黒星病に対して局部的及び全身的獲得抵抗性を極めて速やかに誘導し、その効果は処理3時間後に菌を接種した場合でも認められた。同化合物の処理によ...
摘要 寒冷地果樹試験成績概要集(病害)には昭和42年よりリンゴ黒星病について研究成績が掲載されており、平成8年度までには総研究課題数は190題となった。また、本病が本州に侵入後の昭和47年以降のリン...
摘要 黒星病菌のナシヘの侵入や侵入菌糸形成にクチナーゼのようなエステラーゼが関与することから,クチナーゼの産生,分泌や活性を阻害することにより,黒星病の発生を制御できる可能性がある。そこで,クチナーゼ阻...
摘要 ナシ黒星病菌のベンゾイミダゾール系薬剤耐性やジエトフェンカルブに対する負相関交さ耐性はβ-チューブリン遺伝子の1塩基置換によって起ると考えられる。そこで、この1塩基置換の特異的検出法を検討した...
非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明と利用技術の開発
摘要 ベンゾチアジアゾール化合物CGA245704の各種病害に対する防除効果を温室内のポット試験及び圃場試験によって調べた結果,キュウリの黒星病,炭疽病,ナシの黒星病,赤星病に効果が認められた。同化合物はこれら...
摘要 リンゴ黒点病に対してスコア水和剤は発病果率を抑え、ナシ白紋羽病に対してフロンサイドSCは根の発病を抑え、ナシの黒星病に対してホシカット水和剤は発葉病率が低く、カキ炭そ病に対してパスポートフロア...