茶栽培をサポートする情報発信の高度化とリアルタイム計測システムの検証 2.リアルタイム計測システムの検証とその活用技術の開発 1)リアルタイムデータを利用した予測・推定精度の検証
摘要 目的:リアルタイム計測データを収集し、一番茶生育や害虫のふ化予測、冬芽の耐凍温度推定の精度を検証する。 成果:リアルタイムデータおよび所内気象観測値を用いて、一番茶生育予測の精度を比較した。萌...
摘要 生育期間の長い秋芽におけるチャ炭疽病に対する長期間防除効果を維持できる体系処理について、新芽の生育や雨の状況に応じて、3パターンの治療剤(テブコナゾール水和剤)と予防剤(TPN水和剤)の防除体...
オリーブ安定生産技術の開発 4) 病害虫防除対策の検討 (1) 害虫の発生状況調査
摘要 予察灯におけるカメムシ類の誘殺数は、主要種であるツヤアオカメムシが10月に、チャバネアオカメムシが8月以降に多かった。アオクサカメムシ、クサギカメムシ、ミナミアオカメムシの誘殺数は平年値と同等か...
摘要 農薬の登録・適用拡大に資するため、殺菌剤(サツマイモ基腐病8件のほか稲こうじ病、うどんこ病、つる枯病、炭疽病等)24件、殺虫剤(アブラムシ類、アザミウマ類、ハダニ類等)33件について防除効果等確認...
「ベリーツ(大分6号)」における灰色かび病を主体とした防除体系の構築
摘要 目的: ベリーツ(大分6号)における灰色かび病の多発要因を検証し、天敵を活用した総合的防除体系を構築する。 成果: ①果実における灰色かび病の発生は、2月以降ハウスサイド付近から確認され、同地点...
摘要 輸出相手国の定める農薬基準に準拠して輸出可能なお茶を生産する場合に問題となっている炭疽病の防除について、TPN剤とEBI剤の混用による新たな防除技術導入による効果を実証することで、輸出茶生産体制の強...
摘要 イチゴの育種では、新しく炭疽病抵抗性を有する13系統を選抜した。 また、宮崎農試方式高設栽培において本県主要品種である「さがほのか」の栽培方法よりも肥料と水を多くして栽培したときの、他県等育...
オリーブ早期成園化技術の確立 2)計画密植園における成園化技術の開発 (1)永久樹の生育調査
摘要 「ルッカ」「ミッション」において2018年2月に間伐を実施し、4年目の生育等への影響を調査した。その結果、樹冠拡大が良好となり樹冠下部の結実量が増加した。10a換算の収量は密植区が多かったが、間伐区...
1.受託研究事業 1)育種素材の調査事業 ①イチゴの育種素材の検討
摘要 [目的]久留米系統および安濃系統の萎黄病、うどんこ病および炭そ病抵抗性を検定し、育種素材として の有用性評価 [方法]萎黄病は汚染ほ場の利用、うどんこ病は自然発生、炭そ病は病原菌接種により検定を...
摘要 目的:メンテナンスが容易な葉濡れセンサーを利用して、屋外で茶葉湿潤時間を推定する方法を確立する。 成果:葉濡れセンサーを用いてチャの葉面湿潤時間を推定するため、葉濡れセンサー値と実際の葉面の湿...
持続可能な沖縄型果樹生産技術開発事業1.先端技術の活用を目指した新たな果樹栽培技術の開発 1)マンゴーにおける先端技術を活用した高品質安定技術の開発
摘要 目的:センサーを用いて葉濡れ時間と温度データを収集し、炭疽病菌の付着器形成率を計算して薬剤散布を実施する。 期待される効果:各圃場毎の感染リスクに適応したオーダーメイド型防除が可能となる。
摘要 目的:被覆茶等の拡大により適期防除が困難なため、この状況に対応可能な防除技術を開発する。 成果:二番茶期の萌芽期または1葉期に予防剤(ダコニール1000)と治療剤(インダーフロアブル)を混用1回処...
摘要 近年、梅雨等の長雨の増加により、適期防除が困難となり、チャの重要病害である炭疽病等の多発が問題となっているため、その対策法を明らかにする。 ・予防剤と治療剤の混用散布による散布回数の削減や、効...
東信地域の野菜などに関する素材開発研究 2)東信地域の作物に対する病害虫防除試験 ア 葉洋菜類の糸状菌病害に対する効果的な防除対策の確立
摘要 目的:現地で問題となるハクサイ炭疽病、ブロッコリー黒すす病、レタスべと病などを効果的に防除できる体系を構築する。 成果:ハクサイ炭疽病の発生生態を調査した結果、盛夏期に発生が増加することを明ら...
夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 2)現地実証と栽培マニュアルの作成 イ 栽培マニュアルの作成
摘要 目的:「長・野53号」を栽培する上で注意すべき病害虫とその防除法についてマニュアルに記載する。 成果:標高の異なる現地栽培圃場の巡回調査を実施した結果、イチゴ炭疽病(Colletotrichum acutatumの発生...
11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (5)炭疽病耐病性マーカー開発による育種選抜システムの構築
摘要 目的:ゲノム情報を利用して炭疽病耐病性マーカーを開発するとともに、マーカーにより選抜可能でかつ炭疽病耐病性個体を効率で出現できる優良交配母本を育成する。 成果:培養苗を用いた再現性のある炭疽病...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (7)いちごの新品種育成(促成用新品種の育成)
摘要 目的:早生性、多収性、耐病性などの特性を有しかつ食味の優れるイチゴ新品種を育成する。 成果:2016年交配の3系統を特性地検定試験2(5年次)に、2017年交配の9系統を特性検定試験1(4年次)に、201...
摘要 目的:イチゴ炭疽病に強い「いばらキッス」を育成するため、抵抗性遺伝子を集積した炭疽病抵抗性母本を作出する。 成果:炭疽病抵抗性品種同士の交配を繰り返した、多重交雑実生個体から、炭疽病抵抗性を示...
新品種育成普及促進事業 1 野菜新品種育成及び地域適応性検定試験 (1)イチゴの新品種育成
摘要 目的:炭疽病などに対して耐病性を有し、大果・良食味、良日持ち性で、「いばらキッス」より早生・多収量の品種育成を目標に交配・選抜を行う。 成果:「生研11号」について、対照品種と比較して有用な形質...
果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発
摘要 目的: 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決し,それら技術を総合的に実施し効果を評価する。 得られた成果: ①キュウリの地上部病害について,中下位葉重点防除,品種抵抗性及び化学剤や気門封鎖...