k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)混合貯留乾燥装置を断熱材で被覆することにより...
アカヒゲホソミドリカスミカメの加害機構の解明と斑点米発生防止技術の開発
摘要 i)網枠を用いた放飼試験の結果、登熟が進んだ黄熟期の稲穂であってもそれが割れ籾の場合は斑点米が発生することを明らかにした。またこの場合周囲に餌植物があればカメムシの加害は少なく、斑点米被害は少...
摘要 カメムシ類の食痕検出を染色法により試みた結果、オオトゲシラホシカメムシ、ブチヒゲカメムシでは検出可能であったが、アカヒゲホソミドリメクラガメでは供試したいずれの染色液でも明瞭な食痕を認められな...
摘要 寒冷地における最重要種であるアカヒゲホソミドリカスミカメの場合、割れ籾が多く発生すると斑点米が多いといわれており、他のカメムシと加害様式が異なるものと考えられる。そこで本種の水稲加害機構を明ら...
アブラムシに対する生物的制御因子としてのヒメハナカメムシの評価(286)
摘要 羊ケ丘でのヒメハナカメムシ類の種構成は、大部分がナミヒメハナカメムシ(94%)で、少数のコヒメハナカメムシ(6%)が混在し、まれにツヤヒメハナカメムシも採集された。ナミヒメの卵の発育零点は11...
摘要 割れ籾発生率には品種間差が認められ、「イシカリ」「ほしのゆめ」で安定して高かった。「ゆきひかり」「きらら397」は相対的に低かった。割れ籾発生率の高い「イシカリ」「ほしのゆめ」でも割れ籾が発生...
アブラムシに対する生物的制御因子としてのヒメハナカメムシの評価(272)
摘要 ナミヒメハナカメムシおよびコヒメハナカメムシ成虫の網室での越冬試験、並びに0℃低温条件下での生存試験から、秋から翌春まで生存できるのは短日条件で発育した雌のみであり、雄は越冬中に全て死亡するこ...
摘要 斑点米の原因となるカメムシ類は40種以上が知られているが、いずれの種も出穂期以降の稲穂を吸汁加害し、吸汁痕からの菌の侵入により斑点米が発生するとされている。北海道など寒冷地における最重要種であ...
アブラムシに対する生物的制御因子としてのヒメハナカメムシの評価(59)
摘要 6年~8年に北農試場内で採集されたヒメハナカメムシ雄成虫標本276頭について交尾器の形状により種を同定した結果、大部分はナミヒメハナカメムシ(95%)であり、少数のコヒメハナカメムシ(5%)が...
アブラムシに対する生物的制御因子としてのヒメハナカメムシの評価
摘要 北海道の畑作基幹作物の一つであるばれいしょの生産においては、近年、デンプン原料用から生食・加工食品原料用への移行、及び国民の安全な食品指向等から、減農薬栽培が望まれている。ばれいしょの重要な害...
摘要 ばれいしょ圃場でのアブラムシ類および天敵類の発生動態を調査したところ、アブラムシ4種、天敵としてクモ類数種、テントウムシ類2種、アブラバチ類2種、ハナカメムシ1種、カゲロウ類3種、ダニ類1種が...
摘要 新規に開発された殺虫剤の作用特性を圃場において検討し、総合防除体系の中での実用化の基礎資料を得た。殺虫スペクトルの狭いTI304水溶剤(10%)の1000倍液茎葉散布処理は、調査時期に最も多発...