摘要 CSNV感染を確認するため、ウイルス診断法の効率化を図り、感染株を材料としてウイルスフリー化のための茎頂培養技術を確立する。茎頂の採取時期や温度処理などの条件によるウイルスフリー化の効果を明らか...
摘要 ・温湯処理による防除、採穂したキク挿し穂に温湯処理を行うことで、両品種ともに白さび病の罹病程度は軽減されたが、完全な撲滅はできなかった。活着した挿し芽苗に35℃3日間の恒温処理を行うことで、白さび...
摘要 本県特産品であるニホンナシは、現在、台湾、アメリカ、カナダなどに輸出されている。輸出国で検疫対象の病害虫が確認された際には、禁輸等の措置がとられる。しかし、収穫後の生産物に対する農薬散布は不可...
摘要 既存のCGMMV弱毒株SH33cのさらなる弱毒化のために温度処理などにより、さらに弱毒と思われるSAMとSU32を選抜して、メロンでの病徴の軽微なことと干渉効果を確認した。西日本各地から分離し...
摘要 10年度までにタマネギ萎黄病及びレタス萎黄病ファイトプラズマの野生株と異なる病徴を示す株を選抜し組織学的特性の差異を明らかにした。11年度は病原性解析に有用な変異株を得るために高温処理による変異株...
低温及び高圧法利用による貯穀害虫防除新備蓄システムの確立(120)
摘要 (小課題名:貯穀害虫防除システムの確立)米穀の安定供給は、21世紀に向けた食料政策上の重要課題であるが、それの達成には米の貯蔵・流通過程における害虫類による品質劣化と損耗問題を解決することが不...
リンドウのウイルスに対する弱毒ウイルス及び検定技術の開発(161)
摘要 埼玉県のわい性リンドウから分離したクローバ葉脈黄化ウイルスについて、亜硝酸、紫外線および温度処理を行い、ソラマメに弱い病徴を呈する弱毒有望株を一次選抜した。同様にわい性リンドウから分離したソラ...
摘要 米穀の安定供給は21世紀に向けた食料政策上の重要課題である。これの達成には生産後の米穀の貯蔵・流通過程での害虫類による品質劣化と損耗問題の解決が必要である。本課題では、二酸化炭素の圧力、処理温...
摘要 オゾン層破壊物質である臭化メチルは、その使用を15年後までに全廃することが合意された。本剤は現段階で土壌病害虫防除に不可欠の土壌消毒剤であり、代替技術の開発と利用が急務となっている。そのため、...
カンキツで越冬するアブラムシ類の越冬卵のふ化機構の解明(260)
摘要 ユキヤナギアブラムシのカンキツタイプとユキヤナギタイプの春の発生を予測するための基礎資料として、越冬卵の休眠覚醒機構について検討した。両タイプの卵をガラス容器内でろ紙に産卵させた。これらの卵を...
摘要 チャバネアオカメムシの休眠成虫を短日条件下で温度を変えて長期保存したところ、10、15、20℃ではいずれの温度区でも生存率が同じようにゆるやかに減少し、40週目に20-30%が生存した。5℃では...
カンキツで越冬するアブラムシ類の越冬卵のふ化機構の解明(278)
摘要 カンキツタイプの越冬卵を4℃の低温に0~80日おいた後10.1~15.5℃に昇温した。カンキツタイプの卵のふ化率は、全般にユキヤナギタイプより低く、特に低温期間なしで12℃以上に昇温した場合と、...