摘要 細胞周期を通じてゲノムの化学的修飾はダイナミックに変化している。本課題ではヒストン及びDNAの化学的修飾について、核構造と関連させて細胞周期を通じての推移を明らかにすることにより、これらのゲノ...
摘要 北陸地域を含む寒冷地中南部地域に適する水稲品種の育成を目的として、136組合せの交配と157組合せのF1養成を行った。雑種集団については、229組合せの世代促進を行うとともに、予備展開による組...
摘要 新たに、薬効成分を多く含む中国品種「烏貢1号」及びインド型の香り米系統を母本とした3組合せの交配を行った。6年までに交配を行った香り米、紫黒米、大粒、長粒、円粒、巨大胚、無毛性、リポキシゲナー...
摘要 茶業の近代化を図るためには収量、品質ともに優れた栄養系品種の育成が必要である。このため紅茶用品種として昭和44年度に‘べにひかり’(茶農林28号)、紅茶・半発酵茶用品種として5年度に‘べにふうき’...
摘要 既存の情報のデータベース化は研究の効率化や研究成果の普及という点から重要である。近年は文献の機械検索が容易になったことから情報量は多いが、情報の利用・加工はデータベース作成者側からの一方的な提...
摘要 "本課題は、カーネーションを中心に、アントシアニン合成酵素欠損に由来する白花発現機構の解明を目的とする。カーネーション白色品種における色素構成や合成酵素欠損については不明であり、まず、カーネー...
摘要 極めて低頻度で得られた常緑性ヤマツツジ節(ヒラドツツジ‘天祥’)と落葉性ミツバツツジ節(サクラツツジ)の節間雑種の有用遺伝子をヤマツツジ節園芸品種の改良に利用しようとする。節間雑種個体は葉の形態...
摘要 "園芸化された常緑性ヤマツツジ節ツツジ品種には低温・高温・乾燥等の不良環境に対する耐性が著しく小さいものが多い。落葉性ツツジ節の中にはヤマツツジ節の園芸ツツジを改良できる有用遺伝子を保有してい...
嫌気中の茶新芽におけるアミノ酸代謝の遺伝的変異の解明(36)
摘要 中国種43品種・系統、アッサム種50系統、アッサム雑種5品種の一番茶、二番茶の新芽を用いて、嫌気処理による茶葉内アミノ酸組成の変動を調査した。一番茶、二番茶とも、嫌気処理による含量の変化が大き...
摘要 "7年度春、加温温室内で21組み合わせ345花の交配を行い189果実・286粒の種子を得て温室内に播種した。秋に52組み合わせ6572花の交配を行い一部を温室内に移動し加温して果実の発育を促進...
摘要 "農業生物資源研究所放射線育種場γ線緩照射圃場において6年度に採取した’やぶきた’の枝条から炭そ病抵抗性を示した個体が得られた。7年度は抵抗性を示した枝条の親株3株から97本の枝条を採取し炭そ病の...
摘要 "チャの遠縁交雑による有用形質の導入にあたり交配種子の半切部分を個体維持・増殖にあて、他方で成分等の特性調査を行っている。7年度はタンニン等の早期検定のため加温温室で’べにふうき’×’青心大方’と’...
摘要 茶の重要病害の一つである輪斑病について抵抗性の遺伝解析を行った。チャの輪斑病抵抗性は独立した2つの作用が異なる優性な抵抗性遺伝子Pl1とPl2によって支配されていることを明らかにした。そしてP...
摘要 青枯病に罹病性のトウガラシ‘AC2258’(P1)と抵抗性のピーマン‘三重みどり’(P2)との組合せのF1、F2、BCP1、BCP2を作出し、青枯病抵抗性の遺伝様式について検討した。発病程度を0(...
アッサム雑種の利用による新香味品種及び耐病性品種の育種(126)
摘要 紅茶向き系統として育成し、茶遺伝資源として保存しているアッサム雑種135系統について、一番茶期にかまいり茶を製造し、その香味特性を調査した。その結果、外観、内質ともに優れたF14896、F15...
摘要 暖地は病害虫の発生期間が長く、また、暖地特有の寒害や冬期の休眠が浅いことから旺盛な生育にもかかわらず生産を不安定にする要因が多い。このため冬期の休眠が深く、耐病虫性及び耐寒性が優れた暖地適応性...
イチゴ新タイプ品種群の生理生態的特性の解析とその育種栽培的利用に関する研究(190)
摘要 "一季成り性品種群と四季成り性品種群との中間タイプの品種群の存在が明らかとなり、これらの品種の半休眠状態における連続的開花特性が注目されている。7年度は露地条件での頂花房の分化時期およびその発...
イチゴ新タイプ品種群の生理生態特性の解明とその育種栽培的利用に関する研究
摘要 ‘Aiko’などの米国品種は従来の品種とは異なる生育特性を持つことが知られており、これらの品種のわが国における特性を明らかにすることは、今後の育種・栽培的利用の可能性を検討する上で重要なことであ...
摘要 デルフィニウム等の発育に及ぼす高温の影響を明らかにし、暖地における夏期育苗および年内収穫技術の基礎的資料を得ようとする。デルフィニウムは約25℃以上の高温で発芽が抑制され、本葉8枚前後までに同...
イネいもち病圃場抵抗性極強系統の遺伝・病理学的研究および低農薬化の経済的評価(42)
摘要 いもち病抵抗性極強系統「奥羽320号」の抵抗性には、作用力の大きい遺伝子と小さい遺伝子が関与していた。雑種集団から良食味、いもち病抵抗性の個体を選抜するには、F2集団よりF4集団のほうが効率的...