摘要 人手による収穫の省力化に適応する加工用トマト品種の育成を目的に、大果でジョイントレス果柄を有する系統の選抜を行った。選抜した系統の生産力検定や選抜系統を親としたF1組合せの能力検定の結果、選抜...
摘要 ジュース向け高品質・省力適性品種の育成を目標に、3年度に選抜されたF1組合せ4系統の生産力検定と、新たなF1組合せ468系統の予備選抜を実施した。その結果、生産力検定では‘試交9101’‘試交9...
かんしょ育種素材の収集・保存と特性評価並びに育種利用技術の開発(178)
摘要 栽培甘しょにはない優良形質の導入を図るため、甘しょの近縁野生種を導入・保存し、育種利用技術の開発を図るため特性調査を行っている。本年度は新規導入はなく、鉢保存の2系統が消滅したため、現在、栄養...
摘要 DNAレベルの研究の進展により、DNAを用いて遺伝的変異を検出できるようになった。ミルク中の蛋白についてもDNAレベルでの遺伝子の構造が明らかになってきた。4種のカゼインの遺伝子は非常に狭い範...
摘要 従来の野菜生産においては化学肥料の多投により増収安定化を図ってきたが,その結果,過剰施用による土壌環境の悪化,連作障害の恒常化,河川・地下水等の環境汚染を引き起こすとともに,生産物品質の低下を...
摘要 ばれいしょは収穫後の曝光によって有毒なグリコアルカロイドが生成され、少量であっても苦味を生じ品質を著しく低下させる。このため、ポストハーベストコストも高く、需要拡大が難しい。曝光下でグリコアル...
摘要 切花生産並びに花壇に利用されている球根花きの品種は、大半が北海道以外で育種されたもので、低温耐性の低いものが多く見られる。このため、切花栽培では良好な生育を維持するため大量のエネルギーを要し収...
摘要 北海道農試繋養のホルスタイン種初産牛について,飼養条件をできるだけ斉一にして能力を発揮させ,2産次以降の試験供試および牛群能力向上のための資料を得ることを目的に,分娩2週前より個別に飼養し泌乳...
摘要 ホルスタイン種雄子牛4頭について,5~8ヵ月齢時までの血液代謝成分濃度の月齢変化および,5,6,7ヵ月齢時に48時間絶食させた場合の血液代謝成分濃度変化について調査し,これらの濃度変化における...
乳牛の生涯生産性に関与する形質の遺伝的能力推定法とその選抜指標作成法の開発
摘要 大量の良質な牛乳を長期にわたって安定的に生産させる生涯生産性の改良のためには、乳量、乳成分のみならず受胎、難産等の繁殖性、乳房炎等に対する抗病性、牛群管理への適性等の形質が関与する。一方、乳量...
摘要 育種法、飼養技術等の研究の進展により、北海道の乳牛の平均乳量はECを越える水準に到達してしている。しかし、生乳のコクのような味覚、チーズ、ヨーグルト等への加工適性等に関連する乳質の研究に関して...
摘要 農業の国際化が進む中で、米生産の低コスト化が緊急の課題になっている。直播栽培は稲作の大規模化・省力化に効果的な方式であり、昭和30年代から各種の試験が実施されてきたが、機械移植方式が確立された...
摘要 暖地の大豆栽培における大きな問題の一つに虫害があり,防除コスト等の面から大豆の耐虫性品種の育成が求められてきた.当研究室では実用的な耐虫性品種をめざし,交配及び育成選抜を行なっている.今年度は...
摘要 当場育種法研究室で開発された日/印交雑のハイブリッドライス(F1)を供試し、根の機能および物質生産特性を中心に検討した。F1では両親に比べて節根1本当たりの乾物重が重く、側根の数が多いので、全...
かんしょ育種素材の収集・保存と特性評価並びに育種利用技術の開発(32)
摘要 甘しょ近縁野生種を中心に収集・保存並びに特性評価を行っている。本年度は新規導入系統はなかったが、枯死・消滅した系統もなく、栄養系72点、種子277点を保存している。また、新たに交配採種に供する...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-細繊度・広食性蚕品種の育成(114)
摘要 絹新素材の原料である細繊度繭糸の安定供給をはかる目的で,細繊度でしかも広食性を具備する蚕品種の育成を行った。系統選抜(4~5世代)の結果,繊度は日本種3,中国種5系統が春蚕期で2.5d以下,晩...
桑及び天蚕の特性解明及び生産・利用技術-超細繊度糸・広食性蚕品種の育成-
摘要 洋装分野での絹の新需要創出に必要な細繊度繭糸の低コスト生産に役立てるため,極細繭糸で広食性の蚕品種を育成する。多数の保存品種,育成中の品種,現行品種について繊度と広食性を検定し,育種素材を選出...
摘要 農業の国際化の中にあって,低コスト・高品質化が一層求められており,省力栽培・収穫適性等の加工用トマトの持つ形質を生食用品種に導入して利用することも考えられる.しかし,加工用品種は果実の形状,果...
摘要 ジュース向け省力適性品種の選定を目標に,59品種・系統を供試し,離層の有無,果実の圃場貯蔵性など省力収穫適性を中心に特性を調査した.その結果,一挙収穫に適するものとして‘ふりこま,盛岡22号,...