性誘引物質を利用したミカンハモグリガの発生生態の解明(332)
摘要 性誘引物質によるミカンハモグリガの誘引時刻の季節変化を調査し、誘引数と気象条件の関係を明らかにするため、自作のタイマー付き誘引装置をカンキツ園に設置し、誘引時刻を調査した。ミカンハモグリガの誘...
キンモンホソガのフェロモントラップ利用に関する基礎試験(334)
摘要 キンモンホソガ成虫の発生状況を簡便に把握する方法を確立する基礎として、性フェロモントラップの機能的側面を明らかにする。リンゴの普通樹では樹冠内部の成虫誘殺数が多かった。樹冠外縁部での誘殺数は晴...
果樹園内のフェロモントラップ設置位置によるキンモンホソガの成虫誘引消長の差異
摘要 リンゴの主要害虫の一つであるキンモンホソガについて、フェロモンを利用したトラップを発生予察に利用できることが明かとなったが、得られた結果の解析のためにはさらに検討を要する点が残されている。なか...
西部亜寒帯循環域における力学的構造のモニタリング手法の開発(8)
摘要 花咲-十勝の沿岸水位差は、釧路の水位と有意な正の相関があり、沿岸域の親潮流速を指標することが示された。この水位または水位差を係留系の流速、水位データと比較することを目的として、ベイズモデルを用...
摘要 平成4年度は、主に文献の整理を行うなかで具体的な課題について検討を行った。課題としては、(1)河川・地下水の水質環境のモニタリング、(2)フローダイヤグラム等を用いた水質環境の定量的な把握、(...
摘要 畑地に隣接する井戸が農耕地排水の水質変動要因の調査対象になるかどうかを判別するために、緩傾斜の方向に並んだ10m以浅の井戸について水位、水質等のモニタリングを実施した。その結果、硝酸態窒素は3...
摘要 ホソヘリカメムシの誘引特性を明らかにするため、大豆圃場周辺に雄成虫を入れたトラップを設置して捕獲個体を調査するとともに、圃場内の卵、幼虫、成虫数を調査した。成虫とともに幼虫も多数トラップに誘引...
鱗翅目害虫の薬剤抵抗性機構の解明とモニタリング手法の開発(130)
摘要 野菜・花き類を加害するハスモンヨトウの薬剤抵抗性の機構を解明するため、解毒酵素阻害剤の薬剤感受性に対する影響、解毒酵素活性を野外個体群を用いて検討した。また、性フェロモンを利用した薬剤感受性検...
摘要 農薬は欠くことのできない農業資材であるが、一方で環境への影響が懸念されている。環境中における農薬の動態については未解明な部分が多く、系統的な研究が望まれている。そこで気相中に存在する農薬の分析...
作物の水分欠乏の非破壊モニタリングとモデルによる評価-個体群蒸散速度と植被コンダクタンスの非破壊評価-
摘要 電磁波計測に基づき、土壌水分欠乏によって引き起こされる植物のストレス反応を非破壊非接触法で早期に検出し、その反応を定量的に評価する手法について検討した。赤外線放射測温により、肉眼では検出不可能...
摘要 近年レアメタル類は、新素材として先端技術産業において盛んに利用されているが、これらが農業環境中へ放出された場合、どのような挙動を示すか明らかではなく、モニタリング手法の確立が望まれている。そこ...
リモートセンシング技術を用いた森林資源調査法の体系化(189)
摘要 国際的に標準的な森林型区分法の開発を目的として研究を行った。FAOの分類方式は、森林の木材資源に重きを置いた方法がこれまで取られてきており、特に熱帯地域に重点を置いている。そのためノアやランド...
衛星リモートセンシングデータと林分構成との関連解析(190)
摘要 マイクロ波データの特性解明に関する研究を行っている。合成開口レーダを用いる森林型分類では、次のことなどが明らかとなった。1)合成開口レーダデータによる森林型分類のための前処理として、スペックル...
摘要 今年度は科学技術庁の宇宙開発長期在外研究員として、カナダ国ヨーク大学にあるISTS研究所で研究を行った。CASIと呼ばれる航空機イメージングスペクトロメータのデータを利用して、航空機や衛星のセ...
林分画像のパターン化分類と反射電磁波の変動特性の解明(192)
摘要 一般的なパーソナルコンピューターによる画像解析で野外において撮影された樹冠写真をデジタル画像処理することにより、写真から樹木の葉量および色調などの経時的な変化を求める技術手法を開発することを目...
リモートセンシング技術を利用した森林情報のシステム化(193)
摘要 SPOT衛星データの各種の指数化法の特徴を分析し、森林管理のためのモニタリング指数として最適な指数化を求める研究を行っている。SPOT衛星の指数化画像として、17種の指数を検討し、デジタル処理...
摘要 ■昨年度選定した植生モニタリングに適したテストサイトのうち、サイト3:北緯68度51分、東経27度30分について、80年8月15日撮影のランドサットMSSデータと、87年7月20日のTMデータ...
摘要 平成3年9月の台風17・19号による九州北部林業地帯の森林被害の全体像を,統一基準に基づく被害量の推定など,衛星リモートセンシングを用いた広域調査により明らかにする.[3年度]被害前後の画像を...
摘要 平成3年の台風19号などによる強風被害は,一様でなく集中している傾向がある.それら局地的強風による風害の発生メカニズムを解明するためには,森林被害の実態から強風の動きを復元し,微地形との影響を...
摘要 リモートセンシングデータによる森林植生の解析には,地上で直接観測された植生データなどとの対照が不可欠である.このような目的の地上調査のために,能率的で迅速な調査方法が求められている.本研究の目...