摘要 ・ 低コスト大規模輪作体系確立のための資材の削減と多収輪作体系の開発として、水稲乾田直播において尿素分施による肥料費削減に取り組み、一般的な緩効性肥料利用に比べて施肥コストを10%削減しつつ、収...
ゲノム・表現型情報に基づく野菜・花き育種基盤の構築と育種の加速化
摘要 ピーマン、シシトウ等29品種・系統のルテオリン含量を分析し、高含有の育種素材を選定した。また、完熟(赤色)と未熟(緑色)とで比較すると、ほとんどの品種・系統で未熟のルテオリン含量が高いことを明...
摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
2 新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発
摘要 開発途上地域の農業開発ニーズに対応し、対象地域の安定的な食料生産並びに国際的な食料需給及び食料栄養安全保障に貢献するため、上述の活動に加え、以下の取組を行った。 複数環境下におけるキヌア自...
子実用とうもろこし(国産濃厚飼料)の安定多収生産技術の開発 1 ICT技術等を活用した堆肥活用型の多収肥培管理技術の開発 (1) 堆肥主体肥培管理技術の開発
摘要 目的:化学肥料と堆肥を組み合わせて用いる場合において、「みどりの食料システム戦略」の目標である化学肥料使用量30%削減の条件の下でも安定的に栽培可能であることを明らかにする。 計画:寒冷地において...
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅱ アスパラガス産地拡充のための技術開発 1 露地長期どり栽培における収量の長期モニタリングおよび肥効調節型肥料の連用効果
摘要 目的:全期立茎によるアスパラガスの露地長期どり栽培において、収量・品質の経年変化モニタリングと肥効調節型肥料を用いた肥培管理体系の検討を行う。 成果:全量元肥栽培においても、定植から18年間、実...
摘要 水田では、堆肥の施用量の違いによって水稲の収量に大きな差は見られなかった。普通畑では、堆肥連用区のキャベツ及びダイコンの収量が、化成肥料単用区に比べて多かった。また、水田及び普通畑ともに堆肥...
摘要 目的:全量基肥体系による省力化が進んでいるが、気候変動に適応できず収量や品質が低下するリスクが高まっている。特に、夏期が異常高温条件となった場合には生育後半での肥料切れが懸念される。その対策と...
摘要 目的: 「米政策改革基本要綱」のもと、中食・外食等のニーズに応じた生産と安定取引の一層の推進が図られているところであるが、小規模・兼業農家が多い水稲の生産現場ではこのような業務用途に向けた水稲...
摘要 水田では、第1層と第2層の土壌炭素量及び窒素量を比べると、いずれの区においても第1層が多かった。普通畑では、堆肥連用区のキャベツ及びダイコンの収量が、化成肥料単用区に比べて増加した。また、深...
中山間地域における高収益園芸システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 ミニトマトのハウスに、多層断熱資材及び水蓄熱装置を導入することで、対照ハウスと比較して暖房燃料使用量を 60%以上削減できることを実証した。又はハウス栽培キュウリで適切にハウスの開閉制御を行うこ...
摘要 カンショでは、移植栽培の収穫で発生する小さなイモから種イモを得る直播栽培により、作業時間が減少し、全算入生産費が 14%削減できることを明らかにした。また、25cm 程度の通常の苗を曲げて留めることで...
摘要 プログラムA「開発途上地域における持続的な資源・環境管理技術の開発」(資源・環境管理研究業務セグメント)では、気候変動や環境劣化等、深刻化する地球規模的課題に対処し、持続的開発目標SDGsの目標13...
摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
摘要 高密度播種苗での飼料用米品種「ゆたかまる」の疎植栽培適性を検討した。慣行栽培に比べて生育量及び㎡当たり穂数が劣るが一穂籾数が多く粗玄米重が同程度であり、疎植栽培適性は高いと考えられた。また、異...
ICTによる「あおもり米」生産技術革新事業 4水稲新品種選定に向けた有望系統の生育特性の把握
摘要 水稲有望系統の生育特性を明らかにするため、現地実証圃等13か所からデータを得たほか、黒石及び十和田圃場にて栽培試験を行った。その結果、「青系196号」が新品種として有望と考えられた。「青系196号」は...
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅱ アスパラガス産地拡充のための技術開発 1 露地長期どり栽培における収量の長期モニタリングおよび肥効調節型肥料の連用効果
摘要 目的:全期立茎によるアスパラガスの露地長期どり栽培において、収量・品質の経年変化モニタリングと肥効調節型肥料を用いた肥培管理体系の検討を行う。 成果:定植17年目の収量は、定植4年目から16年目の平...
持続可能な米づくりを目指した省力・低コスト生産技術体系確立(主食用米)
摘要 ■目的: ‘きぬむすめ’の多収技術、高密度播種移植技術、リモートセンシングを活用した生育診断技術について検討し、現地でのコスト低減を進める。また‘きぬむすめ’を上回る収量性や食味特性をもつ業務向け有...
摘要 目的:全量基肥体系による省力化が進んでいるが、気候変動に適応できず収量や品質が低下するリスクが高まっている。特に、夏期が異常高温条件となった場合には生育後半での肥料切れが懸念される。その対策と...