インターネット作物診断・品質評価アシストシステムの開発(303)
摘要 作物診断や品質評価を支援するシステムの実用性を考慮すると、圃場等の現場で得たデータをその場で解析し、栽培や圃場管理へ活用できる状況が望ましい。しかし、高度な画像解析技術や複雑な推論機構などを実...
摘要 1/2000aポットのクワ株に対して人工気象室内で温度処理を行った。枝条伸長速度は、枝条長が約100cmまでは長さとともに速くなりその後ほぼ一定となった。また、温度の上昇とともに速くなり27℃付近からほぼ一...
摘要 東北の基幹品種の生育監視に適用する止葉展開期までの発育ステージを主稈葉齢で予測するモデルを作成した。本モデルでは、主稈葉齢が1進むに必要な10~24度の有効積算気温を出葉速度とし、生育時期別に3分...
低温ストレス下におけるイネのいもち病多発要因の量的評価(302)
摘要 冷害時にはイネの体質が変化し、いもち病に罹りやすくなる現象は古くから知られているが、その定量的解析や感受性が変化する機構は解っていない。このため、冷害年の発生予察等に問題を残している。本研究で...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(113)
摘要 寒冷地では雑草の発生が不斉一であることや水稲の初期生育が緩慢であることから、雑草防除期間が長くなる傾向がある。そこで、除草剤の適正な使用のために、強害雑草であるタイヌビエの発生期間を予測する手...
摘要 冷害回避の基本・応用技術の選定手順を解明することを目的とし、次の成果を得た。■ 葉齢進度、幼穂発育と玄米発育の予測モデルを用いて、71アメダス監視地点の冷害回避のための安全作期情報を作成してホーム...
摘要 水稲の収量成立を物質生産と形態形成の両面からモデル化し、新しい生育予測・作柄診断技術を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■活着後最初の葉齢調査データと最寄りのアメダス地点の日平...
摘要 1/2000aポットの桑に温度処理を行った。枝条伸長速度は28℃では枝条長が約100cm、20℃では約50cmまでは伸長とともに速くなりその後一定となった。葉の展開生長速度は両温度とも生育段階によらず一定であった。...
摘要 気象観測装置によって測定された気象観測データおよびインターネット上で公開されている各種気象情報を,産地間比較・生育予測・病害虫発生予測など,気象情報が重要な情報となっている既存の手法適用の簡便...
摘要 転換畑に導入される作物について気象条件との関連から生育モデルを作成し,安定した転換畑輪作技術の確立に資する。これまで新潟県刈羽郡西山町の営農試験地で,気温・湿度・日射量の観測を行い,作付けされ...
直播水稲栽培における生育予測技術の開発と最小管理単位の策定(12)
摘要 散播直播栽培では、収量は最高茎数と密接に関連する。そこで、茎数が不足しやすい低い苗立ち箇所への早期窒素追肥の効果を調査し、また植被率を利用した茎数の推定法を検討した。3~5葉期の窒素追肥は、下...
摘要 12年度までにブドウの発芽から開花までの生態反応を表現する理論的なモデルの実用性を検討するため,長野県中信農試および新潟県園芸試験場における実際の圃場での予測が可能かどうかを検討した.その結果,...
摘要 (1)ナシ園の蒸発散量を様々な手法で連年測定した。熱収支法で4年分、土壌水分減少法で2年分、渦相関法で1年分のデータが得られ、ナシ園における蒸発散の実態を日レベルでほぼ解明できた。データ解析の結...
摘要 外見的な情報では判断できない自発休眠の覚醒を判定する技術の開発を目的とした.ニホンナシにおける理論的な自発休眠覚醒モデルを開発するため,ポット栽培樹に低温処理を行う生態実験により0,3,6,9...
摘要 小麦の生育時期、雪害予測を目的に、気象データから予測するモデルを構築する。11~12年度には播種期試験を行い、生育期予測法を検討し、最適なモデルを選択する。雪害について、根雪前生育量を予測する...
摘要 自発休眠覚醒を形態的に捕らえるための基礎的な資料を得ることを目的とし、露地および6℃で低温処理されているモモ‘白鳳’花芽の原基重、原基幅、雌ずい、長雌ずい幅の変化を計測した。原基重、原基幅、雌ず...
作物の多様性に対応できる生育段階・収量予測モデルの開発(144)
摘要 生育予測の需要の多い露地野菜類を主対象として、産地や試験場の栽培事例に基づいて予測を行う新しい予測法を開発することを目的とする。10年度は、産地の事例デ-タとメッシュ気候値を用いて、発育速度を...
摘要 ブドウの発芽から開花までの気象反応を実験的に明確にし、理論的なモデルを構築するため樹を人工気象室に搬入し、恒温処理を行った。その結果、発芽から開花までの日数(Nt)は処理温度が高いほど短くなっ...
摘要 平成9年度に引き続き、ナシ園の蒸発散速度とCO2フラックスを微気象観測(熱収支法)により求めた。日蒸発散量は、いずれの月もペンマン蒸発散位と高い比例関係に有り、比例係数は0.66~0.83の範...
摘要 文献調査に基づいて、温暖地落葉果樹園の年間炭素収支を推定した。落葉量(1)、細根量(2)、骨格枝肥大量(3)、太根肥大量(4)は、樹種や地域による差も認められたが、10アール当たり100kg、...