摘要 乾草調製作業の乾燥速度を向上させる新しい方法として、生草を摩砕・圧搾して乾燥する手法が注目されている。この方法によると、圃場での作業時間を半減でき、降雨の影響を回避する事が可能になり、北海道の...
牧草類の多面的利用-牧草根による風化重粘土壌改良効果の検討-
摘要 "北上山系には風化の進んだ粘土含量の多い重粘土壌が広く分布しており作物栽培のためには土壌改良が不可欠となっている。一般に、土壌改良のためには有機物の継続的な投入が行われるが、本土壌は有機物を吸...
寒地型牧草低水分ロールベールサイレージの調製・貯蔵技術の確立
摘要 "冬期間露天に曝されているロールベールサイレージの品質を低下させない技術を確立するため、水分30~40%の寒地型牧草を中心に、最適調製技術及び長期安定貯蔵技術を開発する。具体的には、ロールベー...
アルファルファ低水分ベールラップサイレージの安定貯蔵法と評価基準の開発
摘要 我国の酪農家の多くはアルファルファ乾草を強く望んでおり、1994年には全国で70万トン以上(面積換算20万ヘクタール以上)輸入している。このような背景から本研究では輸入乾草の代替をめざした、目...
アイスポンドシステムによる農産物貯蔵技術の開発と実証(290)
摘要 アイスポンドにおいて厚さ約3.1m、体積約970立方■、潜熱蓄熱量約220GJの氷を製造でき、製氷成績係数は約20であった。アイスポンドによる冷房のみで3月末から5月末までばれいしょ貯蔵庫内を...
反すう家畜におけるサイレ-ジ中の乳酸異性体の代謝に関する研究
摘要 飼料作物・牧草(FG)に付着する微生物、特に乳酸菌の分布、その発酵形式および生成乳酸の光学異性を調査した。その結果、■FGに付着する各種微生物菌数はいずれもトウモロコシ>ソルガム>マメ科牧草>...
アイスポンドシステムによる農産物貯蔵技術の開発と実証(281)
摘要 実用規模のアイスポンドにおいて、製氷期間68日間で厚さ2.89m、体積922立方■の氷を製造し、その氷は純氷に対し0.78の熱的純度であった。1立方■の氷の製造に要した電力は平均で4.4kWhで...
アイスポンドシステムによる農産物貯蔵技術の開発と実証(313)
摘要 北農試において基礎開発したアイスポンドシステムの実証実験のため,3年度は実用規模施設の建設および製氷実験を行った。更別村農協の既存貯蔵庫において,ばれいしょ180tを6月末まで2℃で長期貯蔵す...