摘要 多様な飼料資源を活用した放牧技術を開発するため、1)落葉広葉樹二次林の黒毛和種繁殖牛による夏季放牧利用において課題となっていた放牧牛の急速な体重減少は、林内を孔状に皆伐して小面積の草地を造成...
摘要 馬鈴しょについては、1)長期貯蔵性を有しチップ品質が優れる「北海102号」やジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有しフライ適性が高い赤肉の「勝系25号」を選抜した。2)収穫時のでん粉価が中位のもので...
摘要 目的:寒地北東部向け病害・線虫抵抗性、でん粉及び加工食品原料用品種の育成。、成果:(a) 交配:ジャガイモシストセンチュウ、そうか病、疫病、Yモザイク病の抵抗性を有する用途別新品種を育成するため、...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、1)馬鈴しょでは、良食味で調理適性に優れる「はるか」、橙肉でナッツ風味がある「北海98号」について品種登録出願を行った。また、チップ用として長期貯蔵性に優れ多収...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、(1)「男爵薯」にはないジャガイモシストセンチュウ抵抗性と青枯病抵抗性を有し、サラダ・コロッケ加工にも利用でき、良食味の生食用品種「北海94号」を育成し、品種登録...
摘要 高品質粗飼料利用により、牛からのメタン発生量の抑制法を開発する。乳牛からのメタン発生量は粗飼料源によって異なり、飼料中の繊維含量が高く、また繊維の消化率がよい場合にメタン発生量が多かった。牛か...
摘要 新そばの貯蔵条件について更に詳細に検討した結果、そば粉の劣化の主原因が、酸化反応以外の加水分解反応等の反応であることが判明した。また、そば生地の風味成分(揮発成分)について、ガスマスによる分析...
摘要 乳牛の飼料利用性および生産性に関与する重要な要因である反芻胃通過機構を明らかにする目的で、微細化および繊維消化と反芻胃通過との関係を検討した。その結果、生草舎飼と放牧時では通過速度に有意差が認...
摘要 反芻胃恒常性維持に対する粗飼料繊維の機能を評価する目的で、■乾草と生草、■飼養形態、■飼料の種類による、採食反芻行動、第一胃胃運動、反芻胃内容物の理化学性状、消化管通過速度の差異を測定した。その...
ラップ乾草の格付け基準策定のための品質評価指標の確立(173)
摘要 12年度は水分40%以下のアルファルファラップ乾草について、飼料成分、発酵品質、消化率及び採食性を調査した。その結果、原料草が同一であれば水分含量が異なっても上記成分に差は認められないこと、発...
母牛の血中代謝成分の胎盤・初乳経由による新生子牛への移行特性の解明
摘要 新生子牛の健康維持のために、母牛の血中代謝成分の胎盤・初乳経由による移行特性を解明する。初乳中のβーカロテン含量が少ないと6日齢の子牛の血漿中βーカロテン濃度が低くなり、また糞中の乾物含量が低下...
予乾アルファルファの低水分サイレージ調製貯蔵技術の開発(44)
摘要 摩砕処理によりアルファルファの葉の脱落は防止できたが、アルファルファサイレージの第一胃内分解率と代謝エネルギー含量には摩砕処理による影響は認められなかった。アルファルファサイレージ給与牛では繊...
摘要 新そば、劣化そばの品質の差異評価法を確立し、貯蔵中のそば粉の劣化を色相、遊離脂肪酸量等を指標に評価できることを明らかにした。新そばの貯蔵条件を検討し、そば粉の劣化の主原因が、酸化反応以外の加水...
母牛の血中代謝成分の胎盤・初乳経由による新生子牛への移行特性の解明
摘要 新生子牛のエネルギー、蛋白質、ミネラル、ビタミン、免疫などと関係する代謝成分の母牛からの移行特性とその変動要因を明らかにする。なかでも、母牛の妊娠末期における胎盤経由の代謝成分の移行特性と出生...
ラップ乾草の格付け基準策定のための品質評価指標の確立(188)
摘要 11年度はアルファルファラップ乾草について、牛の嗜好性と飼料成分、栄養価、発酵品質及び香気成分との関係を調査した。その結果、嗜好性は酢酸含量及びアルコール類等の香気成分と関連のある可能性が示唆...
摘要 調製方法の異なるアルファルファサイレージ給与では、牛からのメタン発生量に調製方法による差異はなかった。乾乳牛と妊娠牛の試験では、乾物摂取量が増加するとメタン発生量が増加した。
摘要 放牧時は舎飼時に比べ、採食時間が長く、通過速度も速かった。生草摂取時は、貯蔵飼料摂取時に比べ、胃運動が多かった。以上の結果より、牧草繊維の反芻胃の恒常性維持効果は、胃運動の活発化を促進する一方...
摘要 反芻家畜の生産性や粗飼料利用性に影響を及ぼす反芻胃通過速度に着目して、微細化および消化動態との関連から、粗飼料の反芻胃通過のメカニズムを解明する。その結果、トウモロコシサイレージは、イネ科草に...
粗飼料評価のための音響解析による採食行動モニタリング手法の開発(183)
摘要 牛の採食時に発生する音響を用いた採食行動のモニタリング方法を開発するため、牛の咀嚼音をAC信号で記録する頭部装着型記録計を試作した。これを用いて採食及び反芻時の咀嚼音の周波数解析を行ったところ...
予乾アルファルファの低水分サイレージ調製貯蔵技術の開発(54)
摘要 アルファルファの葉部割合はマットメーカ処理区がテッダ処理区より多かったことから、マットメーカ処理により粗蛋白質含量の高いサイレージが調製できた。分娩後のサイレージの反芻胃内滞留時間はアルファル...