摘要 目的:ニシキゴイは遺伝的多様性が低下しており、近親交配の進行とそれによる近交弱勢が懸念されている。これまで親魚の組み合わせは経験と勘に頼ったものであったが、DNAマーカーで遺伝子型を把握し交配...
摘要 佐渡市多田で平成16年から海洋深層水の取水が始まるに当たって、水産加工分野での具体的な利活用が緊急の課題となっているため、海洋深層水が持つ加工特性、含有する機能成分、添加効果を解明し、地域特産品...
摘要 漁獲物のうち廃棄物や低未利用物の再資源化は資源循環型社会の構築の必要性からも急務である。そこで、採卵後のサケや商品サイズに達しないホッケやニギス、低利用海藻類などの特に廃棄される健康機能性成分...
摘要 多獲性低価格魚を原料として発酵及び酵素処理を利用した加工技術を開発し、付加価値の高い新規加工食品を作出することが目的である。開発原料としては、ニギス・ホッケ・シロザケ・及びイカ類を対象に選定し...
摘要 低・未利用資源を原材料として、酵素処理または物理的処理により乳化及びペースト化して中間素材の製造技術を開発し、これを活用した新規食品を作出することが目的である。成果としては、サケ頭部ペーストを...
摘要 柏崎刈羽原子力発電所から排出される温排水の漁業等への影響を把握するため、その拡散範囲を調査すると共に、排出海域周辺の水生生物への影響を含めた環境影響評価を行う。得られた調査結果は新潟県原子力発...
摘要 水域環境を保全し安定した漁業生産をあげるため、国の調査指針に基づき沿岸漁場水域に選定した同一定点でモニタリング調査を実施することにより、生物・物理環境変化や、水域の汚染状況変化を把握する。得ら...
摘要 近年沿岸藻場や、そこに生息するアワビ・サザエ類などの磯根資源が減少しており、上流の森林・河川域が持つ多様な保全機能が失われてきていることに因るのではないかと推定されている。このため、沿岸域の藻...
摘要 近年、クラゲの大発生が頻発しており、特にエチゼンクラゲなどの大型クラゲは定置網、底曳網、板曳網等の操業を行う際の作業性を低下させている。特に、大型クラゲの板びき網への入網は、多い時には1曳網で5...
摘要 磯焼け海域と正常海域の物理・化学的環境及び生物相の差異から磯焼け原因を究明し、具体的な藻場回復の対策を策定するため、佐渡真野湾海域を対象に環境調査及び生物調査を実施し、藻場回復対策を検討する。...
摘要 米消費拡大を視点に、米パンを県内はもとより、全国的に普及するため、製品コスト低減と加工性の改善を図る。また、うるちα粉(例:野菜入り米粉末粥)の市場を拡大するため、地場産農産物を活用した新製品...
摘要 晩生の新品種「あやこがね」と「エンレイ」を組み合わせる作期拡大を検討した。両品種とも播種期の1か月の差が、成熟期には5日程度の差に縮まり、前年同様の結果となった。あやこがねに適する栽植密度(m2...
摘要 (1)オオバギボウシ(ウルイ)の栽培技術:根株の貯蔵による抑制の軟白栽培を検討したところ、5~6月の伏込みでは促成並の収量が得られたが、8月伏込みでは収量の減少が著しかった。(2)フキノトウの系統収集:...
中山間地域に対応した地域特産物(山野草花き等)安定生産技術の開発
摘要 (1)リアトリスの抑制栽培で、根株を雪ムロで貯蔵することによって、冷凍貯蔵に比べて切り花の品質が向上するため、出荷可能本数が増加する。(2)リアトリスの抑制栽培における収穫時期は、標高450m程度の場...
摘要 アスパラガスの立茎栽培の条件を検討し、立茎時期は6月よりも5月の方が多収となり、立茎本数は3本よりも6本が優れていた。品種はスーパーウェルカムが多収傾向であった。春施肥および秋施肥の効果について...
摘要 (1)7月中旬頃からアブラムシの飛来が散見されたが、シーズンを通して目立った発生には至らなかった。ウィルス症状は8月第1半旬から確認された。(2)開花期におけるウィルス発病程度は十育147号、十育835号で...
摘要 (1)ニンジン:センター内と小松原で窒素溶出パターンを比較した結果、標高および作型の違いで被覆尿素肥料の溶出パターンが異なることがわかった。適切な追肥時期の試験は判然としなかった。(2)レタス:7月...
摘要 (1)雪ムロから排出される融雪水を利用する地中冷房システムを検討した。地表下10cmに冷水を通水させて夏期のホウレンソウ栽培を行ったところ、通水しない場合よりも地温が3.5℃低下し、収量は2割程度増加した...
摘要 県産大豆の急激な生産拡大に伴い、行政側からは豆腐製造などへの安定的な需要確保、需要者側からは凝固力、旨味などのばらつき解消、消費者からは地場産大豆を利用した安全・安心な豆腐が求めれている。 ...
摘要 従来の平核無や利根早生に比べ果皮色が濃い橙赤色を特徴とするカキ新品種「朱鷺乙女」の早期普及のため、果実脱渋特性の把握と高品質果実出荷のための脱渋技術の開発を行う。 当該品種の特性として、従来...