黒毛和種去勢牛のオレイン酸含有率増加に向けた飼料給与体系の確立
摘要 目的:「能登牛」の特長であるオレイン酸含有率を維持しながら出荷月齢の早期化を図ることで、肥育農家の収益の向上を図る。本試験では、産肉性や肉質に大きく影響する肥育中期・後期の適正な飼料給与方法を...
摘要 目的:哺育・育成期において、反芻胃の発達、骨格・体格を大きく発育させるために、新たに県産大豆をWCSとして調製し、高タンパクTMR飼料を給与する飼養管理技術を確立し、分娩後の泌乳期に飼料を食い込める...
摘要 目的:体外受精卵の質を向上し、さらに効率的に卵子を回収するプログラムを確立することで、体内受精卵と同等の体外受精卵を増産する。 成果:第一卵胞波と第二卵胞波でのOPU-IVF結果を比較すると、採取卵子...
摘要 【目的】近年、凍害による幼木期の枯死が問題となっているため、凍害の発生が多い水田転換園において凍害の発生要因を検討する。 【結果】水田転換園において、凍害の発生は土壌の科学性よりも物理性、特に...
水田でのブロッコリー大規模栽培の「収穫作業の省力化」の実証事業
摘要 【目的】米の需要が減少し作付けを抑制する中、水田を有効に活用し農家の所得を向上させるため、ブロッコリーの作付けを推進しているが、栽培に大きな労力が必要で規模拡大が難しいという課題がある。そこで...
トマトの品質向上・栽培管理の効率化のためのスマート農業技術の開発
摘要 【目的】トマト栽培では、高温・乾燥による裂果の発生が問題となっているため、安価な装置でハウス内環境改善し、裂果を低減する。 【結果】測窓ネットへのミストによるハウスの加湿・冷却において、ミスト...
直播栽培拡大のための雑草イネ等難防除雑草の省力的防除技術の開発
摘要 【目的】雑草イネの発生が全国的に問題となっているが、出芽動態や有効な除草成分については明らかになっていない。そこで本県における雑草イネの出芽動態や除草剤の効果について検討する。 【結果】出芽動...
摘要 【目的】ドローンを活用した簡易な生育診断技術を開発する。 【結果】 ドローンの空撮画像を活用した水稲、大麦の生育予測において、撮影時間帯により生育指数値が変化することが確認され、曇天時もうしく...
摘要 【目的】米の需要が減少し作付けを抑制する中、水田を有効に活用し農家の所得を向上させるため、大豆の作付けを推進している。しかし、特に有機大豆において雑草害によりダイス収量が低迷している。そこで、...
石川県に適した子実用トウモロコシ品種の検討と水田における栽培技術の確立・実証
摘要 目的:子実トウモロコシの効率的な生産を目的として品種の選定および栽培方法の検討を行う。 成果:品種適応性試験では、子実の収量性に優れ、かつ水分低下が速いP9400が優良と思われた。現地実証試験では、...
摘要 目的:子実トウモロコシの生産は、国産濃厚飼料の生産拡大を図る上で不可欠な手法であり、全国的に認識されつつある。本県でも、県内向けの栽培技術を確立し普及させることが有効である。さらには、子実トウ...
摘要 目的:「能登牛」の3割を占める雌牛は、去勢牛に比べ枝肉重量が小さく枝肉販売価格が低いことから、雌牛の付加価値を見出し和牛肥育経営の安定化を図るため、雌牛肥育技術について検討する。 成果:発育成績...
摘要 目的:これまでのEPA、DHA含有豚肉の生産技術の改善とセサミン、ビタミンEの機能成分を加えた豚肉の生産技術を開発する。 成果:市販肥育後期飼料にこめ油を2%添加し、肥育豚へ給与すると無添加区に比べ豚肉...
摘要 目的:家畜糞尿堆肥化施設の脱臭資材として長期間利用可能な県内竹資材を活用することで、低コストな脱臭槽の運用方法について検討を行う。このことにより畜産農家での脱臭槽設置を推進し、悪臭の低減を図り...
摘要 目的:硫黄脱窒を付加して窒素除去能を強化した生物脱臭システムの開発と実証を行う。 成果:竹チップ脱臭槽に400ml/日散水することにより、高濃度のアンモニアについても9割以上除去が可能であった ...
摘要 目的:手入れ不足人工林及び侵入竹林・放置竹林の整備後における植生回復調査、および緩衝帯整備による動物の出没状況の変化に関するモニタリング調査を実施する。 成果:手入れ不足人工林の強度間伐後14年...
摘要 目的:スギ花粉飛散量の予測とホームページ等による情報の提供を実施する。 成果:スギ等花粉飛散量の観測・予測調査と、ホームページの更新・整備を実施した。ホームページには、スギ花粉飛散量の予測値や...
摘要 目的:酸性雨による森林への影響を評価するための調査を実施する。 成果:これまでの調査値から大きな変化はなく、酸性雨が原因と考えられる森林の衰退は認められなかった。
摘要 目的:県内の主要な病虫獣害の生態的特性に基づいた防除方法を確立する。 成果:マツノマダラカミキリの羽化時期は、例年と変わりなかった。また、アカマツに対し7月にせん定処理を行うことにより、マツノマ...
摘要 目的:被害材の燻蒸処理による松くい虫駆除法である、上面被覆方式と全面被覆方式の効果を比較検証する。 成果:試験地や被覆方式に因らず、十分な駆除効果が認められた。