要約 ササ系リンドウはエチレンに対する感受性が高く、受粉時に誘導されるエチレンにより花持ちが短縮する。 キーワード エチレン、受粉、花持ち、リンドウ 背景・ねらい リンドウはエゾ系、ササ系およびそれらの...
要約 肥効調節型肥料(LPS200)を主体とする肥料をリンドウの定植時に施肥することにより、2年間の株養成期間の施肥回数を1回だけにすることができる。その場合の窒素施肥量は慣行比25%減が可能であり、肥料費...
要約 リンドウ種子の調製は、さく果から種子を取り出して乾燥することにより、子葉展開個体率が向上する。また、イプロジオン水和剤の種子浸漬により同様の効果が得られる。種子を凍結貯蔵することにより、採種後...
リンドウの定植30 日後ジベレリン処理による越冬芽の高位着生抑制技術
要約 リンドウの5~7月定植の作型において、定植30 日後の苗にジベレリン溶液の茎葉散布を行うことにより越冬芽の高位着生が抑制され、同時に、より太く充実した越冬芽が得られる。 キーワード リンドウ、ジベ...
要約 多数の花き病害について「花き類病害の診断・防除」データベースを作成し、ウェブサイトで公開した。植物名、病原体名などから花き病害の病徴写真および解説記事が検索できる花き病害図鑑ウェブサイトは病害...
岩手県内で広域的に発生したインパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の地域内および圃場内における個体群構造
要約 岩手県内で発生したINSV は、6 つの遺伝的グループに類別される。INSV が広域的に発生した地域では、地域内で優占する遺伝的グループが存在し、地域毎に優占するグループが異なる。同一圃場内で発生したINSV...
要約 「極々早生6」は青紫色の切花品種で、既存の岩手県育成品種のうち最も早い「キュースト」に比べ10 日~2週間早く開花し、露地栽培で7月上旬出荷に対応できる。 キーワード リンドウ、品種、極早生 背景・...
要約 リンドウこぶ症は接ぎ木伝染することから、病原体が存在する可能性が高い。 キーワード リンドウ、こぶ症、接ぎ木 背景・ねらい リンドウこぶ症はほ場畦畔際から発生が始まり、年ごとにほ場内側に向かって発...
要約 切り花リンドウの呼吸量は保存温度が高いほど多くなり、保存温度が低い場合でも途中から温度を高くすると、さらに多くなる。また、エチレンに対する感受性は低い。 キーワード リンドウ、呼吸量、エチレン ...
要約 花色が鮮やかな青紫色で、福島県内の阿武隈山間や会津地方等のリンドウ主産地において8月下旬に開花するリンドウ新品種「ふくしましおん」を育成した。 キーワード リンドウ、育種、福島県オリジナル品種 背...
白色スプレータイプのリンドウ新品種「ハイネスホワイト」の育成
要約 ササリンドウにエゾリンドウを交雑して育成したリンドウ新品種「ハイネスホワイト」は、側枝の発生が多くスプレータイプのしなやかな草姿で、開花盛期は8月下旬である。花色は緑白に浅黄緑の縞となり、切り...
アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌により作出されたわい性リンドウ系統の特性
要約 土壌細菌アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌を利用して作出されたわい性リンドウは花・葉の大きさ等全体的にわい化し、栄養繁殖を行ってもわい化する形質は維持される。 キーワード リンドウ、わい化、ア...
要約 リンドウ「こぶ症」発生ほ場の畦畔には、何らかの「こぶ症」原因が存在する可能性が示唆された。 キーワード リンドウ、「こぶ症」、畦畔 背景・ねらい リンドウ「こぶ症」はほ場畦畔際から発生が始まり、年ごとにほ...
要約 りんどうの切花を用いて種間交雑を行い、7~10日後に胚珠を摘出して改変MS培地で培養することで発芽個体を得ることができる。ゲルライトをゲル化剤に用いると発芽率が高まり、またジベレリン添加により発芽...
リンドウの露地栽培における養分吸収の実態と適正花段数を確保できる窒素吸収量
要約 開花期の10a当たりの養分吸収量は、早生品種では窒素14kg、リン酸5kg、カリ18kgであり、極晩生品種では窒素20kg、リン酸6kg、カリ27kgである。開花期の10a当たりの窒素吸収量は、早生品種の場合13kg以上で花...
要約 りんどうこぶ症株から挿し木を行うと、こぶ症株に特異的な外観的症状ならびに師部組織の細胞増生が認められる。りんどうこぶ症は挿し木繁殖により伝搬する。 キーワード リンドウ、こぶ症、挿し木繁殖、伝搬...
要約 クローバ葉脈黄化ウイルス(ClYVV)およびインパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)について、感染植物からLAMP法によって検出するためのプライマーを作出した。 キーワード LAMP法、ClYVV、IN...
要約 リンドウにおいて、発芽条件、育苗培土および灌水条件について育苗指針を示す。採花後の分施を基肥にふりかえ、採花期が遅い品種では6月に分施を増やす施肥法が有効である。また、半促成栽培は生育・開花お...
ノンパラメトリックDVR法によるリンドウ‘ふくしまかれん’の開花予測
要約 リンドウ‘ふくしまかれん’の開花日は、日平均気温を予測変数にしてノンパラメトリックDVR法を用いることで腋芽発生(開花約140日前)から予測ができる。また‘ふくしまかれん’は日平均気温21℃で生育速度が...
要約 りんどうこぶ症は、in vitro において接木伝染する。また、りんどうこぶ症発症個体の茎頂培養において、茎頂を大きく摘出して培養した個体ほど発症しやすいが、茎頂を0.4mm以下に摘出して培養した個体では症...