要約 水稲の乾田土中早期湛水直播栽培は、省力効果が高いと同時に、その後の畑地化が促進される有利性をもつことから、田畑輪換による複合経営の強化を通して、地域の農業振興につながる技術体系である。 キーワ...
要約 丹波黒大豆の冷凍エダマメは冷凍・解凍処理により子実が軟らかくなるので、ブランチング時間は通常(10分間)より短くする。流水解凍する製品は5分間、湯通し3分解凍する製品は2.5分から5分間がブランチング...
要約 大豆種子のスクロース濃度は成熟に伴い大きく変動し、早生品種では初夏に最大となり、エダマメ適期を迎える。その時期に最も濃度が高いのはダダチャマメ系統である。一方、秋のエダマメとして人気のある丹波...
要約 大豆種子のショ糖濃度は成熟に伴い大きく変動し,早生品種では、初夏に最大となり、えだまめ適期を迎える。その時期に最も濃度が高いのはダダチャマメ系統である。一方、秋のえだまめとして人気のある丹波黒...
要約 アゾスピリラム菌の接種はえだまめの根粒着生数と根重の増加、および窒素吸収の増大をもたらす。また、だいず未作付けほ場における本菌と根粒菌の混合接種は各菌の単独接種に比べてえだまめの収量増に対して...
要約 丹波黒大豆のエダマメは3月上旬の播種期で、無加温ハウスに移植栽培すると7月からの超早期収穫ができる。その場合の栽植密度は畝幅120㎝2条植えで株間20㎝が適当である。さらに本葉3葉展開時に摘心すること...
要約 重粘土水田地帯における転作野菜の生産拡大を図るためには、排水改善や栽培管理用機械の作業受託、あるいはリース事業が必要である。また、機械化に適した圃場を野菜作農家に集積するための土地利用調整や、...
要約 開発した乾田直播用点播機は、回転式の播種口と二段式リンク機構の動作によって水稲浸種籾の点播を可能にする。開発機は水稲で移植並みの株形成と、収量、エダマメに対しても安定した播種と収量が確保され、...
要約 エダマメとしての丹波黒「兵系黒3号」の収穫適期は莢の黄化程度と子実厚径が目安となる。収穫からブランチングまでの時間が長く保存温度が高いと品質低下が大きく、常温保存する場合は8時間以内に処理する...
野菜連作圃場を利用した線虫害回避と3年輪作によるダイズシストセンチュウの抑制
要約 ダイコン、サトイモ、エダマメには特有の線虫が複数加害するが、主な加害線虫が異なるため、これら野菜の連作圃場は互いに好適圃場となる。また、ダイコン連作圃場はサトイモ1作でダイコンの線虫被害を顕著...
要約 えだまめ品種「滝系C8」は収穫期が「ふくら」より約5日遅い中生種で、食味が特に優れる。また、完全莢率、多粒莢率とも高く、稔実莢数の多いことから、中生品種の中では多収である。 背景・ねらい えだまめ...
要約 水田転換畑にモミ殻を施用するとえだまめの開花期頃からの窒素固定が旺盛になり、節当りの着莢数が増加し商品化率も向上して増収する。 背景・ねらい 水田転作としてより収益性の高い野菜等の作付けが要望さ...
要約 エダマメ用黒大豆「紫ずきん」の粒色は成熟するに従って変化するが、食味調査の結果、粒の一部が赤紫色になった時に食味評価が最も高くなる。この時期が収穫適期と考えられ、これは莢厚が12~13㎜程度の時で...
要約 「紫ずきん」などの丹波黒系エダマメの莢に発生する茶褐色の斑点や斑紋症状(茶しみ症)は、ダイズモザイクウイルスの感染によって起こり、弱毒ウイルスによって防除できる。 背景・ねらい 最近、「紫ずきん...
ダイコン、サトイモを加害する複数の線虫を同時に制御する作付体系
要約 ダイコンにはキタネグサレセンチュウ、サトイモにはミナミネグサレセンチュウ、サツマイモネコブセンチュウが加害する。これに対し、牛糞堆肥などの有機物の効果は小さいが、両作物を組み込んだ輪作で3種...
ダイコン、サトイモを加害する複数の線虫を同時に制御する作付体系
要約 ダイコンにはキタネグサレセンチュウ、サトイモにはミナミネグサレセンチュウ、サツマイモネコブセンチュウが加害する。これに対し、牛糞堆肥などの有機物の効果は小さいが、両作物を組み込んだ輪作で3種の...
要約 丹波黒大豆の莢乾燥を効率的に行うために、エダマメ用莢取機を丹波黒大豆の草型に適応するように改良し、その結果、莢取り作業精度が向上した。また、黒大豆エダマメ用の莢取機としても能率よく、軽作業化が...
要約 黒大豆のエダマメ栽培においては、「紫ずきん」では9月下旬から10月上旬、「新丹波黒」では10月中旬から10月下旬の収穫となる。両品種の栽培を組み合わせることにより、9月下旬から10月下旬までの約1ヶ月...
要約 「滝系C7」は、岩手県立農業試験場で育成された、収穫期が「ふくら」並の中生のえだまめ品種で、莢の長さ、幅及び食味が「ふくら」よりも優る大莢で食味のよい品種である。また、上莢及び3粒莢の割合が高い...
要約 エダマメの栽培では露地栽培とハウス栽培を組み合わせ、播種期と品種を変えることにより7月上旬から10月初旬迄の収穫が可能である。また、収穫期毎の適品種の選定及び作期策定がなされた。 背景・ねらい 宮...