成分調整成型堆肥を用いた諫早湾干拓地での春作バレイショの減化学肥料栽培
要約 窒素付加堆肥と牛ふん堆肥を混合した成分調整成型堆肥を用いることにより長崎県の春作バレイショの慣行施肥量に対して57%の減肥(窒素施肥量6kg/10a)が可能で春作バレイショの目標収量の3200kg/10aを超える...
要約 赤黄色土で栽培されるバレイショは,石灰資材の無施用および過剰な化学肥料の施肥により強酸性を呈する土壌で,交換性アルミニウム含量も高く,交換性カルシウム含量は,調査した92%のほ場で土壌診断基準値以下...
要約 日本国内(北海道、長野県、長崎県、鹿児島県および沖縄県)産ジャガイモYウイルス塊茎えそ分離株(PVYNTN)集団は組換え体ではなく、遺伝構造は比較的均一である。 キーワード ジャガイモ、ジャガイモYウイ...
半自動型移植機といも類小型収穫機を利用した落花生の省力化技術
要約 移植機を利用した播種作業は、条間90cmの平高畝に株間24cm、深さ3cmに一粒播種することで、慣行と同程度の収量が得られ、作業時間を慣行の約50%に省力化できる。いも類小型収穫機を利用した掘取り・反転作...
要約 外食産業において、実際に使われる食材の産地情報一覧を店舗で印刷するシステムを開発した。外食産業からの発注にもとづき食材を供給する側が産地情報を入力し、食材名・原産地・生産者等が店舗別に区分さ...
要約 ストーンクラッシャによる石れきの破砕処理は翌年栽培するばれいしょの変形、緑化、打撲低減に効果があり、土壌凍結地帯ではハロー処理前にストーンクラッシャを用いた残存塊茎の破砕処理で翌年の野良いも発...
要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
バレイショ磨砕・液化物を用いた高濃度エタノール生産技術の開発
要約 バレイショ磨砕物からバイオエタノールを生産するため、酵素により磨砕物の粘性を低下するとともに、並行複発酵時のグルコアミラーゼ量、硫安濃度および発酵時間を最適化すると、エタノール濃度16.6%(v/v)、...
ジャガイモシストセンチュウに対する抵抗性トマト品種とその密度低減効果
要約 市販トマト品種24種に対するジャガイモシストセンチュウの寄生程度には有意な差が認められ、トマト台木品種「ドクターK」やミニトマト品種「キャロル10」「イエローキャロル」「シュガーランプ」等は強い抵...
ダイズシストセンチュウ防除技術としての輪作およびアカクローバ間作の再評価
要約 非寄主作物栽培下でダイズシストセンチュウ密度は、年間約60%減少する。秋小麦にアカクローバを間作した場合の線虫密度低下率は、1年間で約70%であり、非寄主作物の輪作よりも優れるが、その差は小さい。...
道北部におけるダイズシストセンチュウの発生実態および小豆への減収被害
要約 ダイズシストセンチュウは、上川、留萌地方の広範囲に分布している。本線虫による小豆の減収は、播種時密度が中密度(10~100卵・幼虫/g乾土)の場合20%以上、高密度(100卵・幼虫以上/g乾土)の場合50%以...
ジャガイモの黒あざ病に対する生物防除資材Pythium oligandrumの効果と処理方法
要約 Pythium oligandrumの卵胞子懸濁液への種いも浸漬処理によるジャガイモ黒あざ病の種いも伝染と土壌伝染の両方に防除効果があることを明らかにし、その最適処理方法を示した。 キーワード ジャガイモ、黒あざ...
要約 ジャガイモ粉状そうか病菌の湿熱での致死条件は55℃で17日、60℃で14日、65℃で10日、70℃で4日、75℃~80℃で24時間、90~95℃では1時間であり,また牛十二指腸内容液処理によっても死滅しない。 キーワード ジ...
要約 小麦、大豆、菜豆、ばれいしょ、てんさい、たまねぎの主要な病害虫に対しドリフト低減ノズルを用いた際の防除効果は慣行ノズルによる防除効果とほぼ同等である。 キーワード ドリフト低減ノズル、病害虫、防...
水煮適性が高く調理しやすい多収ばれいしょ新品種候補「北海97号」
要約 いもは長卵形で目が浅く、剥皮効率が優れる。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、水煮適性が高く中早生で多収の調理用系統である。 キーワード ばれいしょ、ジャガイモ、剥皮、多収、ジャガイモシスト...
大規模加工用ばれいしょにおけるソイルコンディショニング栽培の体系化技術
要約 ソイルコン体系では、緑化や打撲の少ない高品質なばれいしょが生産され、収穫作業の投下労働時間は約4割削減される。作付面積の拡大により慣行体系でハーベスタが2台必要となる場合に、機械利用経費は慣行...
要約 北海道の十勝・網走地域の主要畑作地帯では、経営所得安定対策の導入により収益性が悪化しているほか、対策対象作物の作付面積が減少するという影響がでている。また、シミュレーションモデルによる分析でも...
前培養とnested-PCRによる潜在感染株からのイチゴ炭疽病菌の検出技術
要約
イチゴに潜在感染している炭疽病菌は、前培養とnested-PCRを組み合わせた検出法により4日間で検出することができ、選択培地による培養法よりも検出精度が優れている。
キーワー...
プラスチックカップを用いたジャガイモシストセンチュウの簡易検出・密度推定法
要約 小型の蓋付き透明プラスチックカップに検診土壌と種いもを入れ、暗黒で約50日保存すると、ジャガイモシストセンチュウを含む土壌ではカップ底面および側面から目視でシストが検出できる。このシスト寄生程...
要約 ながいものえそモザイク病当代感染個体は無病徴となることがあり、翌年に発病して収量が減少する。採種ほでの伝播を防ぐには、発病株の除去、殺虫剤の施用および補完資材の利用に加え、採種ほを一般ほと距離...