苗の小型化により育苗・植付作業を省力化する原料用かんしょの機械化一貫体系
要約 小型化した苗を用いた原料用かんしょの苗床造成から本圃植付けまでの機械化一貫体系により、育苗・植付作業時間は慣行体系と比べて約50%の削減ができ、作業姿勢が改善される。平均収量は慣行栽培並みであり...
大規模温暖地水田作経営における長ネギの機械化栽培体系の導入効果
要約 大規模温暖地水田作経営における長ネギ栽培に、機械化による規模拡大および複数品種の栽培による出荷期間の延長を組み合わせた機械化栽培体系を導入することで、長ネギ部門の労働生産性が向上し、労働報酬の...
要約 カンショ「スズコガネ」は種小いもを圃場に直接植え付ける省力的な直播栽培に適しており、貯蔵性に優れ、線虫抵抗性を備える。焼酎製造時の純アルコール収得量は「コガネセンガン」と同等以上であり、焼酎の...
要約 茎長15cmのカンショ苗を圃場に植付けるために、半自動野菜移植機に苗の強制落下のためのブロワと枯死率減少のための灌水装置を装着する。作業能率は1.6時間/10a機械的欠株率は約5%以下、枯死率は4%以下、生...
要約 キャベツセル苗の培地表面が地表面から2cm程度下になるよう深く定植することで、機械収穫で問題となる収穫期の結球部の傾きを軽減できる。その際、苗を深植えしても収量は低下しない。 キーワード 加工業務...
要約 トマト一段密植栽培に対応する着果処理ロボットは、夜間にトマトの花房を自動認識し、処理適期の花房のみに着果ホルモン剤を噴霧する。開花時期に複数回、走行させるが、処理済の花房位置を記憶しているので...
要約 雇用確保を図る集落営農では、機械化を通じた省力化・生産性向上が可能な野菜作導入による収益性向上と併せて、省力化により組織関与が低下した構成員の組織参加が可能となる分業体制の採用が重要である。 ...
要約 淡色黒ボク土において、地下30cmに埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いて給水すると、給水管直上から水平距離50cmまでは速やかに水が移動し、75cm地点でもレタスの生育に十分な土壌水分を維持でき...
要約 刈り取ったキャベツを機上で作業者が選別・調製して大型コンテナへ収容することのできるキャベツ収穫機である。主に加工・業務用のキャベツを精度良く、2.9a/hの能率で収穫することができ、手作業に比べて10...
要約 収穫箱から果実を取り出し、画像処理により大きさ別に階級判別し、吸着ハンドにより専用の通い容器及び平詰めソフトパックに向きを揃えて並べる自動装置である。果重の推定誤差は±2g以内、果実を収穫...
要約 狭持ベルトで2条のキャベツそれぞれを保持した状態で茎部を切断し、後方へ送る刈取り機構を備えるキャベツ収穫機である。刈取り後のキャベツを圃場の積雪下で貯蔵する雪中貯蔵用キャベツの収穫を精度良く、...
要約 キャベツを1個ずつトレイで搬送し、箱に収まり易いように斜めに整列させた後、箱をかぶせ、それを反転させることで箱詰めを行うことができる。キャベツ8個の箱詰めを29秒程度で行える。 キーワード キャベツ...
小苗から大苗まで各種ネギ苗を移植できる「半自動マルチステージネギ移植機」
要約 深さ10cmの溝底に草丈20cm程度の小苗から45cm程度の大苗まで生育ステージの異なるネギ苗を剪葉せずに5cm間隔でほぼ直立姿勢で移植することができる。苗はセル成型苗でも裸苗でも移植可能である。また、移植...
倒伏が少なく大粒でそば粉の白度が高いそば新品種「にじゆたか」
要約 そば「にじゆたか」は倒伏しにくく、千粒重・容積重ともに大きく子実外観に優れる。成熟期は「階上早生」より数日遅く「岩手早生」並で、収量は「階上早生」並である。白度が高く実需評価が良いそば粉がとれ...
要約 イチゴ収穫ロボットは、つり下げ式高設栽培ベッドの通路を走行し、果実の着色度を基に収穫適期の果実を判別する。そして果柄を把持切断することにより果実に接触せず採果を行い、トレイに収容する。収穫率は...
作業能率向上と空気使用量節減が可能な長ネギ皮むき用回転ノズル
要約 圧縮空気を噴射する樹脂製チューブがラッパ状のガイド内壁に沿って回転し、圧縮空気を長ネギ表面の広範囲に作用させる皮むき用回転ノズルである。これを用いることで慣行固定ノズルと比較して、皮むき作業能...
要約 道東地域を主体とする露地直播栽培による特性調査から、えだまめ20品種の枝豆収穫適期は早生から極晩生の6群に分類される。早晩性や規格内収量などの主要特性の比較から中生種の「酒の友」「ASB-03」「サヤ...
要約 エダマメ選別装置は、整列搬送機構と搬送ライン、光電センサで熟度情報を取得する形状検出部、莢の病虫害による傷害情報を取得する反射光検出部、情報処理装置、選別機構で構成される。作業能率は42~61kg/h...
要約 β-カロテンを含む「九州144号」は、直播栽培で多くの子いもを着生し、品質低下の要因となる種いもの残存率が低い。子いも収量は慣行の挿苗栽培を上回り、でん粉やβ-カロテンなどの品質は挿苗栽培のいもと同...
半自動型移植機といも類小型収穫機を利用した落花生の省力化技術
要約 移植機を利用した播種作業は、条間90cmの平高畝に株間24cm、深さ3cmに一粒播種することで、慣行と同程度の収量が得られ、作業時間を慣行の約50%に省力化できる。いも類小型収穫機を利用した掘取り・反転作...