農産物の還元糖/アスパラギン比率と加熱後のアクリルアミド生成量の制限要因 について
要約 農産物中の還元糖とアスパラギンは強い加熱条件によってアクリルアミドを生成するが、 これら2つの成分のアクリルアミド生成への寄与が拮抗する比率が存在する。この比率 を境にアクリルアミド生成量の制限...
地下水中硝酸性窒素削減のための普通畑およびたまねぎ畑における対策
要約 深層土壌の土壌溶液中硝酸性窒素濃度によって、圃場からの硝酸性窒素流出のモニタリングが可能である。硝酸性窒素削減対策として、てんさい茎葉すき込み後のばれいしょ作では土壌硝酸性窒素量に応じた減肥、...
要約 休閑期間に緑肥導入や隔年のロータリ耕管理を行うことで休閑後の雑草発生を抑えられるとともに休閑期間中の作業時間の短縮が図れる。特に休閑後1、2年目に秋まき小麦を栽培する場合には期間の長短にかかわ...
インドネシア西ジャワ熱帯高原におけるキャベツ根こぶ病被害抑制のための好適輪作作物
要約 〔インドネシア西ジャワのキャベツ根こぶ病激発圃場に8ヶ月間各種作物を導入した場合、レタス、ダイコン、ニンニクは休閑を上回る根こぶ病
全ジャガイモウイルスを迅速に同時検出できるマクロアレイの作製
要約 日本で発生が確認されている12種のジャガイモウイルス全てを検出できるマクロアレイを作製した。本アレイを利用することによって高感度かつ迅速に全ジャガイモウイルスを同時検出できる。 キーワード ジャガ...
バレイショ栽培における線虫対抗植物のネコブセンチュウ密度抑制効果
要約 バレイショー線虫対抗植物体系で、クロタラリアとギニアグラスを組み合わせで、ネコブセンチュウの密度抑制効果が高く、安定している。ラッカセイでは第3作目のバレイショ栽培後に著しく線虫が発生するため...
要約 秋作ジャガイモにおいて、梅雨明け後に畦立てマルチャーで作畦・被覆(透明ポリエチレンフィルム)し、約1ヶ月間、太陽熱土壌消毒を実施することにより、クロルピクリンと同程度のそうか病抑制ができ、コス...
要約 諫早湾干拓初期土壌における春作バレイショの窒素施肥量は、牛ふん堆肥200kg/aの施用、植溝条施肥の条件下で1.1kg/aまで減らしても営農計画の目標収量を確保することができる。 キーワード 諫早湾干拓地、初...
要約 バレイショ栽培畑で、圃場の下部ではツルメヒシバ、センチピードグラスやフルーツグラスの被覆植物で植生帯を作り、圃場内では、フルーツグラスの畦間部分を草生栽培すると、圃場からの流出水の赤土濁度低減...
要約 PCRプライマー(RxSP-S3、RxSP-A2)を用いたPCRによりジャガイモXウイルス抵抗性が判別できる。 キーワード ジャガイモ、ジャガイモXウイルス、抵抗性検定、PCRマーカー 背景・ねらい ジャガイモXウイルス(...
要約 ジャガイモの冬作マルチ栽培においてセルグリーン、コーンポール、イーマルチの生分解性フイルムのマルチ資材はマルチャーによる展張作業のときにも破れ難く、剥ぎ取らずに堀取り作業や鋤き込みも可能で、生...
要約 線虫対抗作物の緑肥としての効果は、ギニアグラスの生産量が安定して高く、線虫抑制効果も高い。また、窒素、リン酸、カリウム還元量も多い。 背景・ねらい 早掘バレイショと緑肥作物の輪作体系において、線...
要約 緑肥作物を鍬込んだ跡地での無施肥時のバレイショ収量は、クロタラリア、ラッカセイ、ギニアグラス栽培跡で、カンショ栽培跡に比べ5割程度増収し、また、施肥窒素量0.5kg/aでもクロタラリア栽培跡で1割程度...
バレイショ畑における排水改善と表土処理による赤土流出防止対策
要約 バレイショ畑において暗渠排水や心土破砕等を行い、畦間にマルチングをするか表土を団粒化することにより赤土流出を大幅に低減することが可能である。 キーワード 暗渠排水、心土破砕、マルチング、団粒化、...
ブドウ晩腐病菌(Colletotrichum acutatum)の選択培地
要約 ストレプトマイシン硫酸塩200mg、イミノクタジン酢酸塩10ppm及び100ppm加用ジャガイモ煎汁寒天培地によりColletotrichum acutatumを選択的に分離できた。この培地による雨水からの検出は雑菌を抑制し、ブド...
促成ピーマンにおける天敵農薬タイリクヒメハナカメムシとコレマンアブラバチを利用した害虫防除体系
要約 促成ピーマンにおいて、アザミウマ類に対してはタイリクヒメハナカメムシ0.5頭/m2の秋季2週連続放飼により、アブラムシ類に対してはコレマンアブラバチ500頭/15aをバンカープラントと併用して秋季に1回放飼...
ジャガイモシストセンチュウに対する暖地二期作用抵抗性品種の圃場密度低減効果
要約 ジャガイモシストセンチュウに対する暖地二期作用抵抗性品種「普賢丸」および「アイユタカ」の作付けは、本種の圃場密度を平均で約70%低減させる。 キーワード ジャガイモ、暖地二期作、ジャガイモシストセ...
要約 雑草であるアメリカフウロの乾燥物を土壌中に混和処理した後、太陽熱土壌消毒あるいは敷きわら被覆と併用することで青枯病を防除することができる。 キーワード アメリカフウロ、ジャガイモ、青枯病 背景・...
シルバーテープによるジャガイモのPotato virus Y(PVY)感染抑制効果
要約 シルバーテープをジャガイモ栽培期間中にその茎葉上に展張することにより、アブラムシの飛来を抑制し、塊茎のPVY感染率を低下させることができる。 キーワード ジャガイモ、アルミ蒸着テープ、シルバーテー...
要約 ラッカセイ後作のジャガイモでは、青枯病が多発するが、ダイズ後作では青枯病の発生には影響は無く、また、前作の有無にかかわらず、夏場に太陽熱土壌消毒を行うことにより、高い青枯病防除効果を得ることが...