要約 ヤマノイモ(Dioscorea)属作物の一種であるギニアヤム(D. rotundata)の全ゲノム配列を世界に先駆けて解読した。得られたゲノム情報からギニアヤムの性別を決定するゲノム領域を同定した。...
要約 ヤマノイモ (Dioscorea) 属作物の一種であるD. cayenensisのゲノムDNAより探索した単純反復配列 (SSR) 領域を増幅する90個のマーカーを作成した。これらのマーカーはアフリカで栽培されて...
要約 キウイフルーツ、パイナップルなどの多くの植物に含まれるシュウ酸カルシウムの微細な針状結晶が、共存するプロテアーゼの働きを相乗的に強めることで顕著な耐虫活性(成長阻害・殺虫活性)を示し、植物の防...
duplex-tube capture-RT-PCRによるヤマノイモモザイクウイルスとヤマノイモマイルドモザイクウイルスの同時検出
要約 試料をカーボネートbufferで磨砕し、tube captureすることで行うduplex-tube capture-RT-PCRにより、ヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)とヤマノイモマイルドモザイクウイルス(YMMV)が、簡便かつ迅速に同時検...
要約 開発した2条植えヤマノイモ移植機は、慣行と同等の作業精度で、作業負担度が慣行よりも93%減少する。開発機の作業能率は、作畝、移植、マルチの各作業が同時に行えるため2.2h/10a となり、慣行と比較して省...
要約 ながいものえそモザイク病当代感染個体は無病徴となることがあり、翌年に発病して収量が減少する。採種ほでの伝播を防ぐには、発病株の除去、殺虫剤の施用および補完資材の利用に加え、採種ほを一般ほと距離...
SSRマーカーによるヤマノイモ新品種‘ねばりっこ’の品種識別法の開発
要約 6組のSSRマーカーにより、鳥取県が育成したヤマノイモ新品種‘ねばりっこ’の品種識別が可能である。 背景・ねらい ヤマノイモ属植物は栽培地域によって多くの系統が存在し、気候、土壌及び栽培条件によりイモ...
要約 ゲノムDNAから単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)を選択的にクローニングしてライブラリーを構築する方法およびその塩基配列を自動処理してマーカー化のためのPCRプライマーを設計するプログラ...
要約 ゲノムDNAから単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)を選択的にクローニングしてライブラリーを構築する方法およびその塩基配列を自動処理してマーカー化のためのPCRプライマーを設計するプログラ...
ヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)によるモザイク病に強いヤマノイモの新品種「山口2号」
要約 山口県徳地町在来ヤマノイモ(イチョウイモ)から選抜した優良系統に、弱毒ウイルスを導入し、育成した生産性の高い品種である。JYMVによるモザイク病に強く、薯の肥大が優れる。薯の形状は扇型で揃いがよい...
要約 青森県内で栽培されるナガイモ及びツクネイモの加害種はナガイモコガであり、トコロの加害種はヤマノイモコガである。両種は、前翅後縁の白色三角紋等の観察結果と寄生植物によって識別が可能である。 キー...
要約 丹波ヤマノイモの切り芋の植え付け作業に、試作した植付機を利用すると、比較的簡易な構造ながら、市販の半自動移植機と同程度の植え付け精度・能率が得られ、姿勢改善による労働負担の軽減に有効である。 ...
要約 やまのいもの交雑育種において、交配後30日から40日間果培養を行い、種子培養を省略することにより、交雑実生獲得までの期間を短...
要約 十勝地域では、5~6月が低温な年にマルチによる増収効果が認められる。種イモ重は1個100gでよい。支柱が高いほどイモの肥大は旺盛となる。収穫作業前に行うつる切りは10月25日以降とすることが望ましい。ウ...
要約 丹波ヤマノイモでは、種芋を細分割して養成した丸種芋を用い、頂芽を着けて半自動野菜移植機で定植することにより、慣行の種芋切断栽培と同等の収量および品質が得られる。 背景・ねらい 丹波ヤマノイモは兵...
要約 複数の作物がモザイク状に分散する野菜地帯において、複合性フェロモン剤を用いた交信攪乱法の適用は、多種の野菜類を加害するハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、オオタバコガ、コナガの防除が可能である...
要約 ナガイモの葉,新梢やむかごを食害する小蛾害虫は,これまでヤマノイモコガAcrolepiopsis suzukiella とされていたが,近縁の新種であることを明らかにし,ナガイモコガA.nagaimo と命名した。 背景・ね...
茎頂培養とRT-PCR法によるウイルス検定を組合わせたジネンジョのウイルスフリー化
要約 ジネンジョを茎頂培養して幼植物体を育成した後、RT-PCR法によってウイルス検定を行なうことで、確実にウイルスフリー化した苗を供給することができる。 背景・ねらい ジネンジョ(Dioscorea japonica Thu...
要約 ヤマノイモ単作化の回避には輪作体系の導入が必要であり、新作物のネギと普通畑作物を組み合わせた新畑輪作体系を線形計画法で試算した。田畑地帯のモデル経営(労働力2人、水稲3ha)の最大所得は925万であ...
要約 緩効性のヤマノイモ専用肥料を用いて、施肥装置付き植付機により基肥全量溝施用を行うことで、基肥全量全面施用より窒素成分で20%減肥しても収量は同等以上に得られ、施肥及び植付作業が大幅に軽減される。 ...