紫外線除去フィルム被覆による濃赤色リーフレタスの生育促進と被覆解除後の着色回復
要約 春どり作型において紫外線除去フィルムを被覆して赤色リーフレタスを栽培すると濃赤色品種では生育が促進する。葉のアントシアニン含量は被覆によって低下するが、収穫前に被覆を解除することで増加する。 ...
紫外線除去フィルムのトンネル被覆によるレタス菌核病の発生抑制
要約 春どり作型玉レタスのトンネル栽培では、紫外線除去機能を有するフィルムを被覆に用いることで、菌核病の発生を軽減することができる。紫外線除去による玉レタスの生育や品質の低下はほとんどない。 キーワ...
カリフラワーのスプラウトはビタミンCが多く受光量に伴い含量は向上する
要約 カリフラワーのスプラウトは、ブロッコリーなど他のスプラウトと比較してビタミンC含量が1.4倍以上多い。蛍光灯を用いた試験では、強い光を6日間連続で当てて栽培することでカリフラワースプラウトのビタミ...
リーフレタスFT様遺伝子の葉での発現量は、茎頂の花芽発達に伴って増加する
要約 レタスより単離したLsFT遺伝子は、他の植物のFT様遺伝子と同様に、過剰発現させることによりシロイヌナズナの抽苔を促進する。本遺伝子の発現量は1日のなかで変動するとともに、花芽の分...
要約 カリフラワー、キャベツ、ケールおよびコールラビは、緩効性肥料を含む培地に播種し、追肥を 行わないで灌水のみで慣行の2~3倍の程度の期間セル育苗すると、育苗期間中は出蕾せず、虫害発生程度が 低下し...
形状の違いによる農薬の残留性を考慮した安全なレタス類防除基準の作成
要約 結球レタス(以下、玉レタスと略記)と非結球レタス(以下、リーフレタスと略記)は形状が大きく異なるにもかかわらず、農薬登録上の区別はない。長野県農作物病害虫雑草防除基準(以下、防除基準と略記)に...
要約 レタス品種のコスタリカ4号(ロメインレタス)、晩抽レッドファイヤー(リーフレタス)およびパトリオット(クリスプヘッドレタス)を判別品種として用いると、レタス根腐病菌のレース判別が可能である。 キーワ...
中山間地域の冷涼な気温を活かしたリーフレタス「フリルアイス」の9月上旬どり
要約 福岡県内の標高340m程度の中山間地域において、リーフレタスの晩抽性品種「フリルアイス」を用いると9月上旬どりが可能である。10a 当たり施肥量は三要素で各12kg程度、裁植密度は5,900 株が適する。冬どり...
要約 福岡県内の標高340m程度の中山間地域では、リーフレタスの3品種「フリルアイス」、「晩抽レッドファイヤー」、「レッドファイヤー」を組み合わせると、同一圃場で年5回どりが可能である。「フリルアイス」の...
葉色が鮮やかな春・秋どり紅系リーフレタス新品種「長・野22号」
要約 紅系リーフレタス「長・野22号」は葉の緑及び紅色が鮮やかで、配色のコントラストがよく、草姿が立性のため株の形状がドーム形となる春・秋どりに適した品種である。 背景・ねらい 長野県における紅系リーフ...
異科野菜の組み合わせによる土地利用型機械移植栽培における輪作体系の改善
要約 奈良県中山間地域の開発造成畑における、秋どりハクサイを中心とした機械移植体系の組立にあたり、アブラナ科野菜の連作障害軽減のため、夏キャベツにかわり初夏どりレタスを組み合わせた輪作が効果的である...