要約 バラ養液土耕栽培において、圃場外へ排出される硝酸態窒素量は慣行土耕栽培に比べ少ないが、土壌中に多量の硝酸態窒素が蓄積する。 キーワード バラ、養液土耕、硝酸態窒素 背景・ねらい 養液土耕栽培は、作...
可変側条施肥田植機の利用による肥料の節減と生育・収量ムラの解消
要約 水稲圃場において、均一に散布していた施肥量を圃場条件に応じて変えられる可変側条施肥田植機を利用することにより、適切な施肥が可能となり、肥料の節約、生育・収量ムラの解消が図られる。 キーワード イ...
要約 バラの「リトルマーベル」のロックウール栽培における欠乏症は多量要素の各成分、鉄およびホウ素、過剰症は微量要素の各成分で発現する。また要素間に相助作用・拮抗作用があり、品種により発現に遅速がある...
要約 杉皮を培地とした隔離床で数種の被覆肥料を組み合わせた施肥体系でバラをかん水栽培すると、養液かけ流し方式に比べ窒素排出量を約40%削減できる。 キーワード バラ、被覆肥料、隔離床栽培、窒素排出量 背景...
要約 本システムは、バラの養液栽培において、作物の利用量に応じて養液を循環給液 する装置である。排液量を自動計測し、排液量に応じて次回の給液量を調節するので、 効率的な施肥ができる。一般的なかけ流し管...
要約 本システムのバラ栽培は、専用養液組成を用い、培地内の養液濃度が3dS/mを超えた場合に除塩処理を行う。慣行のかけ流し栽培に比べ年間の切り花本数はほぼ同じとなり、品質の低下は小さい。また、給液量は60...
要約 バラの新養液栽培システム導入のためには、実証試験等で普遍的な技術効果を認識させるとともに、技術面では養液で媒介する病菌の防除対策や養液組成の乱れを示す指標作成等の対策を講じることで、導入の可能...
要約 窒素やリンを高濃度に含むロックウール栽培排液のバイオジオフィルター水路による浄化にはエンサイ、ソルガム、ポーチュラカが適している。施設面積の数%のバイオジオフィルター水路にエンサイ等を栽培する...
要約 粉砕スギ皮を培地に用い、簡易な水位センサを用いたかん水制御により、排液を出さない隔離ベッド栽培システムを開発した。バラ、アスターおよびガーベラ栽培に適用できる。 背景・ねらい バラ、ガーベラ等の...
要約 根域のマット化が可能なグランドカバープランツ11種について、効率的生産のためのマット植物栽培マニュアルを作成した。 キーワード マット植物、グランドカバープランツ、栽培マニュアル、用土、施肥 背景...
要約 バラ養液栽培において底面給水法を利用し排液を再利用することで、排液を施設外に排出しない栽培が可能になる。その際、培地の上からと排液溝へ同時に給液することで培地内の培養液濃度が安定し、増収する。...
要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
要約 家畜ふん堆肥を主体に、油粕などの有機質資材と混合して肥料成分を調整し、ローラーディスクダイ方式で成型する成分調整・成型堆肥の生産システムは、10t/日の生産規模で247百万円の設備費となり、生産コス...
要約 岡山農試が体系化した養液土耕栽培(土作り:ピートモスを33L/m2施用、栽植方式:1条植え株間20cm、仕立て方法:岡山方式、給液方法:灌液モデルに沿って管理)は、土壌溶液の安定した管理が容易で、慣行...
要約 ロックウール耕による切り花バラの栽培施設からの排液は、砂と活性炭でろ過後に肥料成分を補正することで循環再利用が可能となる。この場合、切り花収量、品質はかけ流しとほぼ同等で、施肥窒素量を最大67%...
要約 エクストルーダ成型機で成型した発酵鶏ふんの窒素無機化率は、原料であるバラ鶏ふんの3~4割である。モミガラ牛ふん堆肥のみの成型堆肥では、窒素の肥効は非常に低いが、菜種油かすや尿素を混合して成型する...
要約 ロックウールまたは杉皮を培地としたバラの隔離床において、数種の被覆肥料を組み合わせた施肥体系にすると、従来の養液栽培に比べ切り花品質が向上し、同程度の収量が得られる。 キーワード バラ、被覆肥料...
排出液を再利用するバラの新しい閉鎖型ロックウール栽培システム
要約 ロックウール栽培で、培養液を点滴で給液し、排出された余分な培養液を底面給水により再利用するバラの閉鎖型栽培システムを開発した。このシステムで半年間栽培したバラは、かけ流しロックウール栽培に比べ...
要約 カーネーション栽培後の培地への窒素残存量は、施肥量が実栽培面積1平方メートル当たり70g程度までは少ない。窒素残存量が少ない施肥量で栽培したカーネーション1作が吸収する窒素量は、実栽培面積1平方...
埋設型土壌感圧水分センサーを用いたモミガラくん炭培地によるバラの養液栽培
要約 バラの養液栽培でロックウールの代替培地としてモミガラくん炭を培地に、新たに開発された埋設型土壌感圧水分センサーを用いて、pF1.0で給液管理をすれば、ロックウール栽培と同等以上の採花本数が得られる...