
育苗期に発生する水稲種子伝染性病害の鉄コーティングによる防除効果
要約 粒度の粗い鉄粉を用い鉄コーティング種子調製機で作製した実用レベルの水稲鉄コーティング種子は、育苗期のもみ枯細菌病(苗腐敗症)、苗立枯細菌病およびばか苗病の発病を抑制する。この病害防除機作は鉄粉の...

早生で倒伏に強い稲発酵粗飼料用水稲新品種候補系統「奥羽飼414号」
要約 「奥羽飼414号」は、東北地域中部では"かなり早生"に属する粳種である。「べこごのみ」より、倒伏に強く、黄熟期乾物重が5~7%大きい。普及見込み地の直播栽培では、食用品種の収穫前に黄熟期収穫が可能で、...

要約 水耕栽培の水稲(あきたこまち)の幼苗の地上部だけを冷やすと、葉にまず硝酸が蓄積し、その減少に伴い亜硝酸が蓄積する。亜硝酸が蓄積した葉は光合成障害を起こし、その後脱色、枯死等の可視的障害を起こす。...

いもち病に強く耐倒伏性に優れる水稲新品種候補系統「奥羽糯413号」
要約 「奥羽糯413号」は、東北地域中部では"中生"に属する糯種である。いもち病圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちともに"強"である。耐倒伏性は強く、精玄米重は「きぬのはだ」並である。搗き餅の食味は良好で、...

要約 「あきだわら」は温暖地東部での熟期が中晩生に属する粳種である。食味は「コシヒカリ」に近い良食味で、「コシヒカリ」よりも収量性が明らかに高く、品質も良い。 キーワード イネ、多収、品質、良食味、中...

「宮崎もち」の新規穂いもち抵抗性QTL qPbm11は単独で作用する
要約 日本型水稲品種「宮崎もち」には穂いもち抵抗性に関与する2つのQTL座、qPbm9およびqPbm11がある。qPbm11は、単独で宮崎もちと同程度の抵抗性を示す。穂いもち抵抗性遺伝子Pb...

要約 イタリアの稲作では平均的な43ha規模で費用合計が65円/kgである。大規模化以外に種子、肥料、農機具が日本国内より低価格なこと、高密度の直播栽培と管理法の省力化が低コスト化の要因である。また、現地で...

インド型イネ品種の一穂籾数増加させるQTLは第7染色体に座乗する
要約 インド型品種IR64の遺伝的背景で一穂籾数を増加させるホシアオバ由来の量的遺伝子座(QTL)は第7染色体に座乗し、インド型品種における 収量性改善育種素材として活用できる。 キーワード ホシアオバ、準同質...

要約 水稲種子を60°Cの温湯中に10分間浸す処理は、消毒効果に加え一部の品種を除いて発芽を早める効果を持つ。乾熱処理により発芽率が低下する品種「べこあおば」においては、温湯処理が有効な発芽促進法であ...

米ぬか施用によるコナギ抑草効果に及ぼす土壌、施用量および作期の影響
要約 米ぬか施用によるコナギ抑草効果は土壌条件や施用量によって大きく変動するが、作期が遅いほど効果が安定する傾向がある。また、どの条件でも処理後の土壌溶液の電気伝導度(EC値)と高い相関があり、EC値が高...

エンドファイト感染イタリアンライグラスはカメムシ目害虫数種に殺虫効果を有する
要約 エンドファイトの一種Neotyphodium uncinatumが感染したイタリアンライグラスは、ヒメトビウンカ、セジロウンカ、フタテンチビヨコバイに対して殺虫効果を示す。しかし、ツマグロヨコバイに対する...

倒伏に強く極多収の稲発酵粗飼料用・飼料用米兼用水稲品種「モグモグあおば」
要約 「モグモグあおば」は暖地では中生の晩に属する粳種である。地上部乾物重収量が多く、耐倒伏性が強いため稲発酵粗飼料用品種として暖地平坦部に適し、粗玄米重も多いため、飼料用米としても利用でき、九州各...

苗立ち安定化に向けた鉄コーティング種子を活用した水稲の無代かき直播
要約 鉄コーティング種子の無代かき表面直播における水管理は播種時の湛水、出芽始の落水および本葉展開時の湛水から成る。無代かきでは減水深が大きく出芽始に滞水部が発生しにくいため、還元障害を回避でき苗立...

早生多収の飼料用米に適する水稲新品種候補系統「奥羽409号」
要約 「奥羽409号」は、東北地域中部では出穂期が"早生の晩"に属する粳種である。普及予定地において、多収品種「ふくひびき」より粗玄米重が多い。耐倒伏性は"やや強"である。大粒で品質が劣るため、食用品種と...

要約 「亀の蔵」は多収で耐冷性が強く、精米のアミロース含有率が3%程度の品種である。低アミロース性を生かしたソフトタイプ米菓への利用が期待される。 キーワード イネ、低アミロース、加工用、米菓、亀の蔵、...

要約 水稲「北陸糯216号」は寒冷地南部では早生で、米菓加工適性が高い多収の糯系統である。加工用糯米としての利用が期待されている。 キーワード イネ、糯、米菓、多収、北陸糯216号 背景・ねらい 近年、加工用...

Stvb遺伝子座によるイネ縞葉枯病抵抗性を判別する分子マーカー
要約 インド型イネModanに由来するイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-iの配列比較により開発されたDNAマーカーST71は、抵抗性遺伝資源の由来にかかわらずStvb遺伝子座(Stvb、Stvb-i

水稲幼苗の高地温依存の低気温障害の原因は光合成電子伝達の遮断にある
要約 地上部だけ低温(10℃)に曝した水稲(「あきたこまち」)幼苗の葉が枯れる原因は、除草剤DCMUの作用部位、すなわち葉緑体内の光化学系ⅡのQAとQBの間の光合成電子伝達の遮断にある。 キーワード イネ、気温・地温...

イネの一穂籾数を増加させるQTLを導入したIR64の準同質遺伝子系統群
要約 イネ(Oryza sativa L.)品種IR64を遺伝的背景とし籾数を増加させるQTLをもつ準同質遺伝子系統群は、インド型品種の穂重型育種素材として活用できる。 キーワード イネ、準同質遺伝子系統、育種素...

要約 自走式蒸気除草機により加熱した水蒸気を作物収穫後の圃場地表面に噴射し、最高温度を約95℃まで上昇させることで、地表面の雑草種子(雑草イネ、ネズミムギ、帰化アサガオ類)を90%以上死滅または硬実打破させ...