要約 鶏ふんに含まれる肥料成分の濃度は炭化時の温度により濃度変化を示し、特に植物へ供給可能な形態は成分によって異なる特徴を有している。目的成分によって炭化温度を設定することで炭化物内の肥料成分の濃度...
食肉で'氷点下の未凍結貯蔵'を行うための温度設定値の下限は-1.0°Cを推奨する
要約 ウシ45頭、ブタ10頭、ニワトリ12羽を用いて、骨格筋の凝固点を調べたところ、家畜種別の平均値はウシが-1.12°C、ブタが-1.15°C、ニワトリが-1.12°Cである。従って、氷点下の未凍結貯蔵をこれらの食肉に適用...
飼料用米を活用した鶏肉の低コスト生産および鶏卵の高付加価値化
要約 養鶏における飼料用米の利用により、肉用鶏の低コスト生産が可能となり、特色ある鶏卵を生産することで高付加価値化が可能となる。生産される鶏卵に対する消費者の購入意識も高く、販売価格の増加による生産...
要約 遺伝子手法による食中毒菌検出技術と定量PCR法技術を活用することにより、従来の培養法よりも簡便にサルモネラの増殖挙動データを取得できる。得られたデータは、食品加工工程および流通におけるサルモネラ...
要約 一般消費者や業として調理に従事する者を対象としたアンケートにより作成した食肉および鶏卵・鶏卵調理品の官能評価候補用語集である。本候補用語集は各地域や生産者・団体におけるブランド食肉および鶏卵の...
サブサハラアフリカの水田土壌肥沃度向上に資する在来有機物資源
要約 サブサハラアフリカの稲作において、在来有機物資源を活用した土壌肥沃度改良技術を提案するため、ガーナ国を対象としてまずこれらの賦存量を明らかにする。ガーナにおける農業活動由来の在来有機資源の賦存...
マンネンタケ菌床を地域特産肉用鶏に給与すると生産性と細胞性免疫能が向上する
要約 大豆加工品の製造副産物を利用して作られたマンネンタケ菌床を添加した、抗菌剤を含まない飼料を肉用鶏へ給与することにより、細胞性免疫能を活性化し、生産性を向上させる。 キーワード おから、細胞性免疫...
要約 モウソウチクサイレージをブロイラーへ給与することにより、ブロイラーの液性免疫応答およびワクチンに対する抗体産生が増強される。また、腸内環境の改善により腸管免疫も増強される可能性がある。 キーワ...
要約 コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品のうち高脂肪高タンパク質の素材を加工したエコフィードを配合した飼料をブロイラーに給与すると、発育が改善され、軟らかい肉が生産される。 キーワ...
有機質資材の層状施用とプール育苗の組合せによる有機水稲育苗技術
要約 水稲有機栽培における育苗では、pHの高い有機質資材は育苗箱の底面に層状に施用することにより床土のpHが上昇せず、プール育苗で管理することにより生育ムラの少ない苗が生産できる。 キーワード 水稲、有機...
光線管理と高エネルギー飼料給与を組み合わせた鶏卵重のコントロール
要約 光線管理による性成熟抑制で産卵初期の卵重を増加させ、産卵中・後期に高エネルギー飼料で飼料摂取量を減らすことで、タンパク質の摂取が抑制され卵重増加も抑えられ、卵重の変動を少なく推移させることがで...
エキスパンダー加工飼料の配合による採卵鶏の排せつふん量低減化
要約 エキスパンダー加工飼料を5%、10%および15%採卵鶏用配合飼料に配合したものを採卵鶏に給与すると消化吸収が改善され、10%飼料配合は、鶏卵の生産性に及ぼす影響もなく、排せつふん量が生ふんで約10%、...
要約 排出された食品循環資源を乾燥処理すると、種類、水分含量により処理コストは約4倍の差がある。 細菌検査、鶏ひなの成長試験、鶏卵のふ化試験により、同処理物は家畜飼料としての安全性が確認され 利用可能...
有機栽培のためのイチゴ「サンチーゴ」に適した育苗時の施肥技術
要約 「サンチーゴ」の有機栽培では、樹皮廃棄物を発酵させたバークとパーライトの混合培地を用い、育苗時に有機質肥料(6-6-4)を慣行の1/4に減肥することにより、12月上旬から頂果房を収穫でき、5t/10a以上の可販...
要約 小麦、大豆と、烏骨鶏の肉骨ミンチを等量ずつ混合し、通常の製造方法で醸造することにより、淡色で全窒素が多い醤油風発酵調味料を製造することができる。 キーワード 烏骨鶏、醤油風発酵調味料 背景・ねら...
温州みかん果皮飼料添加によるβ-クリプトキサンチンを多く含む鶏肉の生産
要約 肉用鶏に温州みかん果皮乾燥粉末を2~4%飼料添加して給与することにより、生産性を維持しながら、β-クリプトキサンチンを2~5倍(約8.8~55.4μg/鶏肉100g)含む鶏肉を生産することができる。 キーワード 肉...
要約 8銘柄の採卵鶏に対し、産卵後期に低CP(15%前後)飼料給与しても、産卵性や鶏卵品質に影響は見られない。 キーワード 家禽、ニワトリ、卵用鶏、低CP飼料、鶏卵品質
背景・ねらい 採卵鶏に対する低CP飼料...
要約 自然交配法による受精率は四季を通じ変化するが、同居比率を2:3に群規模を15羽(6:9)に設定し、成鶏雄に対し、育成期(大雛期)の雌の種鶏を添わせることで飛躍的に向上し、雄は2.5年まで利用可...
みかん果皮給与によるβ−クリプトキサンチンを多く含む鶏卵の生産
要約 産卵鶏にペクチナーゼを加えた温州みかん果皮乾燥粉末を飼料の5%を代替して給与することにより、卵黄中にβ-クリプトキサンチンを5倍(約20μg/鶏卵)含む鶏卵を生産でき、飼料要求率が約9%改善される。...
わが国の食料供給システムにおける1980年代以降の窒素収支の変遷
要約 これまでの算定システムを一部拡充して,わが国の1980年代以降の窒素収支の変遷を明らかにした。窒素の環境への総排出量は1992年をピークとして,1997年は減少している。そのなかで輸入食飼料由来の窒素量の...