ピーマンにおけるPMMoV抵抗性(L3)DNAマーカーの開発
要約 PMMoV抵抗性遺伝子座(L3)から4.0cMに位置すると思われるPMMoV抵抗性RAPDマーカー(rRAE618A)を開発し、さらにSTS化を行い、抵抗性個体に特異的にバンドがみられる優性PCRマーカー(dsPMFR21)、及び抵抗性とり...
チャのクワシロカイガラムシ抵抗性品種におけるクワシロカイガラムシの発育と増殖
要約 チャのクワシロカイガラムシ抵抗性品種では、本虫の幼虫生存率の低下、産卵数の減少並びに発育の遅延が認められる。 キーワード チャ、クワシロカイガラムシ、抵抗性品種、発育、増殖 背景・ねらい クワシロ...
要約 ばれいしょ「西海28号」は、ジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持つとともに、そうか病にもやや強い、暖地二期作栽培に適した食用系統である。滑皮で目が浅くて外観に優れ、食味が良い。 キーワード ばれ...
ダイズモザイクウイルスの外被タンパク質遺伝子を導入した形質転換体の作出法
要約 大豆の不定胚培養系を用いて、パーティクルガン法によりダイズモザイクウイルス外被タンパク質遺伝子を導入した形質転換体を作出することができる。 キーワード ダイズ、パーティクルガン法、ダイズモザイク...
ナス青枯病抵抗性に関するDNA多型のSTS化プライマーの作成法
要約 ナス青枯病抵抗性の「DMP」の培養変異体を用いて、シークエンスゲルを用いたDIG-RAPD法により抵抗性に関する多型バンドを検出する。アガロースゲルによる電気泳動で安定的に遺伝子診断ができるように、STS化...
要約 prxC2(西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼ遺伝子)あるいはRCC2(イネ由来キチナーゼ遺伝子)をアグロバクテリウム法でイチゴ「アスカルビー」へ導入した個体を、イチゴ萎黄病菌汚染土壌で検定することによっ...
MNSVコート蛋白質遺伝子アンチセンス導入によるMNSV抵抗性メロンの作出法
要約 黄皮白肉メロン‘No.44’に、メロンえそ斑点ウイルス(MNSV)コート蛋白質遺伝子の一部をアンチセンス方向に導入することにより、MNSVに対する抵抗性を付与することが可能である。 キーワード メロン、遺伝子...
要約 特異的プライマーを用いたRT-PCRによって、タバコモザイクウイルス、タバコマイルドグリーンモザイクウイルス、トマトモザイクウイルス、ペッパーマイルドモトルウイルスの4種の識別と、ペッパーマイルドモ...
TAS(三重抗体)-ELISA法を用いたレタスビッグベインウイルスの検出法
要約 レタスビッグベインウイルス(LBVV)をLBVVとタバコわい化ウイルス(TSV)に対する2種類の抗体を用い、TAS-ELISA法によって検出することができる。この方法で病徴が発現する前に、感染したレタス葉からLBVVを検...
良質・良食味で病害虫複合抵抗性の水稲新品種「むさしの1号」、「むさしの2号」
要約 水稲「むさしの1号」、「むさしの2号」は「コシヒカリ」並の良食味で縞葉枯病、ツマグロヨコバイ抵抗性をもち、いもち病にも強い病害虫複合抵抗性を兼ね備えた品種である。外観品質も優れ、また、耐倒伏性は...
ピーマン栽培土壌からのトウガラシマイルドモットルウイルスの検出法
要約 スキムミルクと界面活性剤(Tween 20)を含むウイルス抽出用緩衝液を用いると、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)汚染ピーマン圃場の土壌抽出液から、DAS-ELISA法により特異的かつ高率にPMMoVを...
ピーマンのモザイク病抵抗性品種を侵す新発生トバモウイルスの性質
要約 高知県に発生したトバモウイルス抵抗性ピーマンを侵すトバモウイルスは、P1,2,3型ペッパーマイルドモトルウイルス(PMMoV)で、抵抗性打破に関与する外被タンパク質のアミノ酸変異のパターンが異なる3つのウ...
いもち病抵抗性に優れるイタリアンライグラス新品種「山系31号」
要約 初のイタリアンライグラスいもち病抵抗性を有する新品種「山系31号」を育成した。いもち病が発生しやすい西南暖地で9月上旬から播種が可能で、年内と春の収量が共に多収である。冠さび病抵抗性は“強~極強”...
要約 迅速、省力、省スペースで周年実施可能なテンサイ根腐病に対する室内抵抗性検定法を開発した。植物体を試験管に播種し人工気象室内で56日間育生し、フスマ培地で培養した根腐病菌を接種することにより、抵抗...
トウモロコシ北方斑点病菌レース間交配後代集団を用いた連鎖地図の作製
要約 トウモロコシ北方斑点病菌のレース1とレース3の菌株を交配した後代集団を用い、DNAマーカー連鎖地図を作製した。25個のAFLPマーカーと,レース1に特異的なHC-toxin産生遺伝子に由来するPCRマーカーについ...
ジャガイモ疫病菌の系統変動による圃場抵抗性品種「マチルダ」の早期発病
要約 ばれいしょの疫病圃場抵抗性強品種の「マチルダ」は、導入(1993年)当初と比較して発病時期が早まった。これには、「マチルダ」に対する病原力が強い疫病菌のA系統が1990年代後半に北海道で優占するように...
要約 根腐病菌を接種・培養したオオムギ培地の粉末を接種源に用いた地上部接種によるテンサイ根腐病(Rhizoctonia solani)に対する抵抗性検定手法を開発した。本手法では、従来の埋設接種より発病が遅れるが、接種...
ワタアブラムシの種内系統の ITS2 領域を用いた類縁関係の解析
要約 多くの系統に分化しているワタアブラムシのクローンの類縁関係をリボゾーム DNA ITS2 領域の塩基配列に基づいて推定した結果、寄主選好性と関連の深い4つのグループに分かれることが明らかとなった。 背景...
要約 コムギ縞萎縮病に対する抵抗性検定法を確立し、既存奨励品種の抵抗性を明らかにした。抵抗性品種の選抜目標は、発病が認められるものの、生育は阻害されない程度の抵抗性「やや強」以上とする。 背景・ねら...
ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性の育種的解明およびダイズわい化病抵抗性素材の作出
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性は、ダイズわい化病抵抗性の1因子であり、同抵抗性を持つ遺伝資源を交配母本にして、わい化病抵抗性がより強い品種を育成できる。 背景・ねらい 北海道大豆のわい化病抵...