小粒多莢ダイズ系統九州143号を遅植栽培してカメムシ類の被害を軽減する
要約 小粒多莢大豆系統九州143号は,大粒の標準品種に比べて子実加害性カメムシ類の被害が少ない。また、7月下旬播種の遅植栽培では,普通期栽培に比べてカメムシ類の発生が少ない。このため,小粒系統を遅植す...
ハスモンヨトウ抵抗性ダイズ系統九州143号の圃場における抵抗性
要約 ハスモンヨトウ抵抗性をめざして育成された九州143号は,圃場レベルでも幼虫の発生が少なく十分な抵抗性を示す。抵抗性のメカニズムは,これまで知られていた幼虫に対する抗生性のほかに,成虫の産卵非選好...
貯蔵食品害虫の天敵、ホウネンカメムシ(Joppeicus pradoxus)の捕食生態
要約 捕食性カメムシの一種であるホウネンカメムシ(Joppeicus pradoxus)は、コクヌストモドキ等の貯穀害虫の捕食量が大きく、貯穀害虫の天敵として有望である。 背景・ねらい 貯蔵...
貯蔵食品害虫の天敵、ホウネンカメムシ(Joppeicus pradoxus) の捕食生態
要約 捕食性カメムシの一種であるホウネンカメムシ(Joppeicus pradoxus)は、コクヌストモドキ等の貯穀害虫の補食量が大きく、貯穀害虫の天敵として有望である。 背景・ねらい 貯蔵食品害虫の防除には、主にくん蒸...
要約 施設ピーマンにおいて発生する主要害虫に対して、紫外線除去フィルムや防虫網と天敵を併用することによって、それぞれ単独で使用するより密度抑制効果が高い。また、慣行防除と比較して農薬散布労力が軽減で...
ハスモンヨトウ抵抗性ダイズ系統九州143号の圃場における抵抗性
要約 ハスモンヨトウ抵抗性をめざして育成された九州143号は,圃場レベルでも幼虫の発生が少なく十分な抵抗性を示す。抵抗性のメカニズムは,これまで知られていた幼虫に対する抗生性のほかに,成虫の産卵非選好性が...
小粒多莢大豆系統九州143号を遅植栽培してカメムシ類の被害を回避する
要約 小粒多莢大豆系統九州143号は,大粒の標準品種に比べて子実加害性カメムシ類の被害が少ない。また、7月下旬播種の遅植栽培では,普通期栽培に比べてカメムシ類の発生が少ない。このため,小粒系統を遅植するこ...
稲、雑草の生育ステージ予測技術を活用した栽培管理支援システム
要約 品種,移植・播種日、栽培面積、管理作業別の時間等の入力により、除草、穂肥、病害虫防除、収穫の予定時期とその作業時間が日単位で出力されるソフトで、多様な営農条件下においても作業競合のない適正な作...
要約 カメムシ類の加害で発生する斑点米には加害時期別に特徴的な輪郭が生じる。その特徴は加害する種や成幼虫によらず共通である。 キーワード イネ、斑点米カメムシ類、加害痕、斑点米、登熟段階 背景・ねらい ...
要約 岩手県における病害虫被害発生地域は、多変量解析手法により、病害の発生特徴から7グループに分類される。主要害虫の被害発生には地域性は認められない。また、グループ間で被害発生リスクに差が見られるの...
水田畦畔雑草の適期刈り取りによるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生抑制
要約 水田畦畔雑草を6月中~下旬と7月中旬に刈り取ることによって、アカヒゲホソミドリカスミカメの増殖を抑え、イネ登熟期中の畦畔における成虫発生を抑制する。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、斑点...
イネ内穎褐変病に対する薬剤の効果とオキソリニック酸粉剤の時期別効果
要約 開花期に感染する内穎褐変病に対して、オキソリニック酸粉剤が優れ、この薬剤を用いた散布時期別の防除効果は、出穂期を中心に前後1週間内の散布であれば実用的である。 キーワード 内穎褐変病、散布時期、...
要約 大豆品種「サチユタカ」は「ニシムスメ」と比べ、収量、品質とも安定して優れ、蛋白質含有率が高く、豆腐加工適性が高い。また、紫斑病、倒伏、莢先熟等の障害に強く、県内全域を対象として奨励品種に採用し...
近紫外線除去フィルム被覆下での天敵類によるピーマンアザミウマ類防除
要約 促成栽培ピーマンにおいて,施設の被覆資材に近紫外線除去フィルムを使用し,ククメリスカブリダニ(100頭/株)を定植直後から約1週間間隔で3回放飼し,定植1ヶ月後にタイリクヒメハナカメムシを(1頭/株)放飼...
要約 酒造好適米品種「ひたち錦」は熟期は晩生の早で、美山錦より短稈で耐倒伏性が強く多収である。千粒重は重く、心白は小さく、発現率は高い。白米粗タンパク含有率は低く、酒造好適米としての品質が優れるので...
要約 早生品種において、カメムシ類による斑点米発生を防止するための薬剤散布適期はカスミカメムシ類では穂揃期、ホソハリカメムシ、トゲシラホシカメムシなどでは糊熟初期以降である。 背景・ねらい 米の品質検...
要約 「ほしのゆめ」は、カメムシの発生密度に対する斑点米の生じやすさが他の品種の約2倍であるため、その要防除水準は他品種の1/2である。乳熟期以降の要防除水準は、捕虫網20回振りあたり1頭とするのが適当...
アズキ亜属コアコレクションから探索したマメゾウムシ新規殺虫性物質
要約 アズキ亜属コアコレクションから、アズキゾウムシに殺虫性を示す7分類群、ヨツモンマメゾウムシに殺虫性を示す4分類群を発見した。このなかで最も有用な殺虫性素材と考えられるツルアズキについて、殺虫性原...
防風用ソルゴー及び土着天敵を利用した露地ナスのミナミキイロアザミウマ防除
要約 露地栽培ナスの圃場の周囲に防風用ソルゴーを栽培すると,ソルゴーが障壁となって圃場外からのミナミキイロアザミウマの飛び込みが阻止でき、さらに選択的殺虫剤を用い天敵ヒメハナカメムシ類を温存すると防...
半促成栽培ナスの主要害虫(アザミウマ、アブラムシ類)に対する天敵利用体系
要約 半促成ナスおけるミナミキイロアザミウマに対して、発生初期にククメリスカブリダニ、生育期にナミヒメハナカメムシを利用し、アブラムシ類には発生初期からナミテントウ2齢幼虫を利用する体系で、ナス栽培...