加工適性と規格内子実重に優れる大納言小豆新品種候補「十育154号」
要約 あずき「十育154号」は加工適性に優れ、「アカネダイナゴン」より百粒重が重く、大納言小豆規格内子実重に優る。また雨害粒の発生が「ほくと大納言」より少なく、アズキ落葉病、茎疫病に抵抗性を持つ。 キー...
メロンえそ斑点病及びつる割病(レース1,2y)抵抗性台木新品種候補「空知台交6号」
要約
要約 早晩性を異にするエダマメ4品種(「福成」、「湯あがり娘」、「新潟茶豆」、「庄内5号」)について、作成した温度と日長の多項式で表されるDVR(発育速度)推定式を用いて、直播栽培での出芽日、開花日お...
要約 兵庫県南部の園芸地帯向けの良質・良食味水稲として、短期栽培用品種「華兵庫」を育成し、認定品種に採用した。 キーワード イネ、短期栽培、極早生品種、華兵庫、認定品種、園芸地帯 背景・ねらい 兵庫県南...
関東・信越及び周辺地域の水田転換畑におけるダイズシストセンチュウ発生状況
要約 関東・信越及び周辺地域のダイズ栽培水田転換畑計78地点を調査した結果、千葉、岐阜以外の各県でダイズシストセンチュウの存在が確認でき、特に長野、新潟及び従来は発生が知られていなかった富山県での発生...
アルファルファ収穫跡地における除草剤使用量の少ないトウモロコシ不耕起栽培法
要約 前作をアルファルファとするトウモロコシの不耕起栽培において、不耕起播種直後に茎葉処理除草剤を条部に帯状に散布すると、標準散布量の40%でも慣行栽培(全面耕)と同程度の乾物収量が得られる。 キー...
可食部CdがCODEX基準値案を越えない土壌の可溶性Cd含量の推定法
要約 マメ、コムギでは可食部Cd含量と土壌の0.01M塩酸可溶性Cd含量の間に高い正の相関があり、この関係からCODEXで検討されている作物可食部Cd含量の基準値案を越えない土壌Cd含量が推定できる。 キーワード マメ...
関東・信越及び周辺地域の水田転換畑におけるダイズシストセンチュウ発生状況
要約 関東・信越及び周辺地域のダイズ栽培水田転換畑計78地点を調査した結果、千葉、岐阜以外の各県でダイズシストセンチュウの存在が確認でき、特に長野、新潟及び従来は発生が知られていなかった富山県での発...
パラグアイにおけるダイズシストセンチュウの分布実態とダイズ被害の初確認
要約 パラグアイの主要ダイズ作地帯では、カニンデジュ県8圃場、アルトパラナ県3圃場、カグアス県2圃場でダイズシストセンチュウが確認され、カニンデジュ県での検出頻度が高い。アルトパラナ県のダイズ圃場で...
晩播による大豆「サチユタカ」子実の蛋白質含量及び脂質含量の変動
要約 「サチユタカ」は晩播することにより子実の蛋白質含量が増加し、脂質含量が低下するが、それらの増減程度は他の品種に比べて大きい。両成分の変動には結実期間中の気温が関与しており、特に脂質含量への影響...
カンショ「ジェイレッド」は後作ニンジンのネコブセンチュウ害を抑える
要約 線虫抵抗性カンショ品種の「ジェイレッド」を栽培すると、畦間や土層の深さに関係なく、生育期間を通じてサツマイモネコブセンチュウの密度が低く抑えられる。後作としてニンジンを栽培すると、ニンジンの線...
大豆後作小麦(農林61号)における収量・品質安定化のための栽培法
要約 大豆後作小麦で収量・品質を安定化するための播種量は、11月下旬播で4kg/10a、12月中旬播で6kg/10aが適当である。窒素施肥量は、基肥と分げつ肥(4葉期頃)の合計で11月下旬播が5kg/10a、12月中旬播で7kg/10...
立毛間播種により大豆・小麦3年5作栽培をする際の雑草管理の要点
要約 水田転換畑における大豆・小麦立毛間播種栽培では、2作目小麦の雑草量が3作目以降の雑草量に大きく影響する。3年5作期間中において、小麦茎立後や小麦収穫前(大豆播種直前)の中耕、大豆畦間処理除草剤の...
作業競合を回避して実収量を高めるための飼料イネ生産体系の要点
要約 収穫時に「コシヒカリ」との作業競合がなく、1t/10a以上の乾物実収量を得たのは、直播栽培では「夢あおば」を用いて穂数が400本/m2程度の時である。6月中旬の移植では、「クサユタカ」を用いた時であるが、...
要約 群馬県内のキク半身萎凋病菌は、ナス系菌株である。小ギクは、本病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。品種‘はじめ’‘いとこ’‘玉手箱’‘小雨’‘翁丸’の抵抗性は強い。 キーワード キク半身萎凋病、系統、...
要約 えそ斑点病の発生は本道8支庁27市町村で認められる。抵抗性台木利用は最も防除効果が高い。灌水太陽熱消毒の防除効果は高く、10cm地下で39℃・170時間以上で防除価95を期待できる キーワード メロン、えそ斑...
早生で安定多収・高品質な陸稲「関東糯197号」の奨励品種採用
要約 陸稲「関東糯197号」は「キヨハタモチ」より成熟期が早く強稈・多収で、耐干性が強く栽培特性が優れる。また、千粒重が「キヨハタモチ」より重く大粒で外観品質・餅品質も優れるため、奨励品種に採用する。 ...
要約 6月中旬に直播して糊熟期に収穫調製した稲発酵粗飼料の乾物、有機物、酸性デタージェント繊維の消化性は、5月上旬のそれに比べて優れる。また、可消化養分総量は6月中旬のものが5月上旬のものに比べて優れる...
要約 2003年の穂いもち多発要因の一つとして,転作復元圃場における穂いもち発生の危険性が明らかとなった。大豆作からの転作復元初年目では穂いもち多発の危険性が極めて高く,2年目以降になると,その危険性は...
要約 テンサイ黒根病の被害は内部腐敗の進んだ株で大きく、感染時期が早いほど内部腐敗を生じる。フルアジナム水和剤の100倍液の苗床土壌潅注は省力的で有効である。品種、薬剤、石灰資材の組み合わせた防除対策...