東海において秋播性小麦品種「さとのそら」の早播栽培は凍霜害の危険性が低い
要約 東海において、秋播性の小麦品種「さとのそら」の早播栽培(11月上旬播種)は、節間伸長開始期が遅く、早春の凍霜害の危険性が低い。「さとのそら」は標準播栽培(11月中旬播種)に加えて早播栽培が可能であり、...
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
ミールの多角的利用が可能な高収油量のなたね新品種候補系統「東北99号」
要約 エルシン酸を含まず、グルコシノレートが低いダブルローなたね新品種候補系統「東北99号」は、食用油に適し、ミールの多角的利用が可能である。標準品種と比較し、収量性がやや高く、収油量も多い、寒冷地向...
要約 ごま「にしきまる」はセサミンとセサモリン含量が高い金ごま系統で、「真瀬金」より分枝が多く、収量がやや多い。 キーワード 金ごま、セサミン、セサモリン 背景・ねらい ゴマ(Sesamum indicum L....
病虫害抵抗性で収量が多い中粒だいず新品種候補系統「東北171号」
要約 だいず「東北171号」は東北地域における成熟期が中生の晩でダイズモザイクウイルスおよびダイズシストセンチュウに強く、しわ粒が少ない白目中粒の多収系統である。 キーワード ダイズ、ダイズモザイクウイ...
要約 なたね「東北96号」は成熟期が早い無エルシン酸系統である。九州南部地域において「ななしきぶ」より成熟期が4日早く、梅雨入り前に収穫可能である。また、圧搾油の食味がやや優れる。 キーワード なたね、...
要約 無エルシン酸なたね「キタノキラメキ」は、「キザキノナタネ」と比較し、北海道十勝地域で越冬株率が高く、やや多収である。 キーワード なたね、多収、越冬性、無エルシン酸、食油用 背景・ねらい 北海道は...
多収で紫肉色の安定した加工用カンショ新品種候補系統「沖育96-1-15」
要約 「沖育96-1-15」は、いもの変形が少なく外観の良い多収系統である。紫肉色が濃く均一で安定しているため、加熱後の発色が良く加工用に適している。 キーワード サツマイモ、紫肉色、沖育96-1-15、多収、加工...
加工適性と規格内子実重に優れる大納言小豆新品種候補「十育154号」
要約 あずき「十育154号」は加工適性に優れ、「アカネダイナゴン」より百粒重が重く、大納言小豆規格内子実重に優る。また雨害粒の発生が「ほくと大納言」より少なく、アズキ落葉病、茎疫病に抵抗性を持つ。 キー...
メロンえそ斑点病及びつる割病(レース1,2y)抵抗性台木新品種候補「空知台交6号」
要約
要約 兵庫県南部の園芸地帯向けの良質・良食味水稲として、短期栽培用品種「華兵庫」を育成し、認定品種に採用した。 キーワード イネ、短期栽培、極早生品種、華兵庫、認定品種、園芸地帯 背景・ねらい 兵庫県南...
要約 「十育147号」の成熟期は、「エリモショウズ」や「きたのおとめ」より早い“早の晩”で、落葉病・茎疫病(レース1)・萎凋病に対して抵抗性である。開花期頃の低温に対する抵抗性は“やや強”で「エリモショウズ...
要約 「きたろまん」は落葉病・茎疫病(レース1)・萎凋病に対して抵抗性で、成熟期は「エリモショウズ」より早い“早の晩”である。開花期頃の低温抵抗性は“やや強”、倒伏抵抗性は“強”で、いずれも「エリモショウ...
要約 優良系統ブルーNo.23、ホワイトNo.5は、市販種子より低温要求量が少なく、促成栽培に向いている。市販種子より育苗期間を約2ヶ月以上短縮でき、11月中旬からの加温と電照により2月出荷が可能である。 キーワ...
要約 代かき同時土中点播機を麦・大豆播種に汎用利用できる。北部九州の稲・麦・大豆の水田輪作体系において、高品質・早生の水稲、小麦、大豆の新品種・系統と、播種同時打込み施肥などの開発技術の採用により、...
そうか病に強い抵抗性を持つ、生食用ばれいしょ新品種「スノーマーチ」
要約 ばれいしょ「スノーマーチ」は、中生の生食用系統である。そうか病抵抗性は"強"で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。また塊茎の目が浅く形がよい。煮崩れが少なく調...
要約 代かき同時土中点播機を麦・大豆播種に汎用利用できる。北部九州の稲・麦・大豆の水田輪作体系において、高品質・早生の水稲、小麦、大豆の新品種・系統と、播種同時打込み施肥などの開発技術の採用により、...
そうか病抵抗性が“強”の生食用ばれいしょ新品種候補系統「北育7号」
要約 ばれいしょ「北育7号」は、中生の生食用系統である。そうか病抵抗性は“強”で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。また塊茎の目が浅く形がよい。煮崩れが...
東北地域向けリポキシゲナーゼ全欠失だいず新品種「すずさやか」
要約 だいず「すずさやか」は、「スズユタカ」と同じ成熟期の“中の晩”に属し、ダイズモザイク病抵抗性及びダイズシストセンチュウ抵抗性はともに“強”で、青臭みの原因となる子実中の全リポキシゲナーゼアイソザイ...
要約 転換畑における大豆栽培では、早生品種「ユキホマレ」の5月末~6月上旬播種により、春作業の競合回避が可能であり、大豆わい化病の感染を軽減できる可能性が高い。 キーワード 転換畑、大豆、ユキホマレ、...