要約 北海道におけるカリフラワーの適正なN施肥量は18kg/10aである。軟腐病に対して品種間差異が認められ、生物農薬の効果も高い。コナガ等の重要害虫に対し、生物農薬や薬剤の適切な散布間隔で効率的な防除が可...
要約 早春まき栽培のかぶにおける標準窒素施肥量は、ハウス作型は12kg/10a、露地トンネル作型は11kg/10aである。両作型とも消毒済み種子の使用およびキスジトビハムシに対する粒剤施用1回で病害虫の被害を受ける...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...
要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
要約 クリ専用温湯消毒器で50℃、30分間処理をすると、果実内のクリシギゾウムシ、クリミガに対して高い防除効果が認められ、翌年の発芽率の低下もみられない。また品質、食味調査でも従来の臭化メチル処理と変わ...
要約 ブドウの減農薬栽培で発生が多くなる鱗翅目害虫は、果房の被害や幼虫の形態で類似種を見分けることができる。 キーワード ブドウ、減農薬栽培、鱗翅目害虫、識別法 背景・ねらい ブドウで減農薬栽培を行うと...
要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...
要約 ネギ水耕栽培において、発泡レンガ粒を培地とし、培地を入れる樹脂製トレイを用いることにより、播種から育苗、定植、収穫まで、トレイごと栽培することが可能である。 キーワード ネギ、水耕栽培、培地、ト...
萎凋細菌病に強いスターチス新品種「紀州ファインホワイト」および「紀州ファインイエロー」の育成
要約 萎凋細菌病に強く、花房が大きくてボリュームがあり、2L率が高いスターチス2品種を育成した。「紀州ファインホワイト」は、がくの色が純白に近い品種で、「紀州ファインイエロー」は、切り花長が長く、が...
要約 せん定位置(結果母枝の基部)の高さを2m以下とする超低樹高整枝の「筑波」は、低樹高整枝と比較してせん定作業が省力化される。また、その徒長枝は着花や結実が良好であり、結果母枝として利用することで...
要約 クリ新品種候補「ぽろたん」は、「550-40」に「丹沢」を交雑して育成した。早生で、渋皮剥皮性が優れ、同時期に熟する「国見」に較べ肉質が粉質で比重も高く、食味が優良である。 キーワード クリ、渋皮剥皮...
DSSATモデルによる淡色黒ボク土の水分・地温と無機態窒素の簡易予測
要約 DSSATモデルにおいて、実測した水分保持パラメータと計算から得られた流出曲線番号(表面流去の割合)、蒸発量上限、1日の排水率を用いて体積水分率を予測すると、計算値のみで予測した場合と比べて、土壌...
要約 樹皮炭を容積比で10%、培養土に混合することで、コマツナの硝酸塩含量を約30%低減できる。この際、コマツナの新鮮重や草丈に悪影響は見られない。 キーワード コマツナ、硝酸塩、炭 背景・ねらい 葉菜類に...
要約 植物根が貫通する防草シート上に培土を敷き、被覆植物をシートの上に育成した後に、シートとともに剥がして畦畔法面に張り付けることにより、省力的に被覆植物を導入でき、施工後の雑草の発生も防止できる。...
要約 樹皮炭を容積比で10%、培養土に混合することで、コマツナの硝酸塩含量を約30%低減できる。この際、コマツナの新鮮重や草丈に悪影響は見られない。 キーワード コマツナ、硝酸塩、炭 背景・ねらい
葉菜...
要約 マツタケの個体識別法を開発し、マツタケが遺伝的に多様な生物種であることを証明しました。マツタケの個体識別ができることにより、未だ出来ていない人工栽培法の開発に適した菌株の選抜や栽培化試験の事後...
要約 窒素ターンオーバーモデルを基本に,気象,土壌,肥培管理等の指定により,畑ほ場の窒素動態・収支を算出するシステムを開発した。気温,降水量,投入肥料・堆厩肥の施用回数,種類,量,鍬込深等を細かく設...
飼料イネサイレージと牧乾草の併用給与と肉用繁殖牛の子牛生産性
要約 飼料イネサイレージを肉用繁殖牛の妊娠期に良質な牧乾草と併用給与する場合、飼料イネサイレージを給与飼料中、乾物割合で約50%給与しても胎子発育や血液性状には問題はなく、分娩後の繁殖機能(発情回帰、...
「ソーラーローズシステム」におけるバラの台刈り更新による連続栽培法
要約 バラの低コスト・省力生産技術「ソーラーローズシステム」では、台刈りすることによって連続栽培が可能となり、3月台刈りでは切り花本数が多くなる。 キーワード バラ、ソーラーローズシステム、低コスト、...
要約 隔離培地耕におけるマーガレット栽培において、必要な水を極力過不足なく低速で点滴潅水することにより、潅水量が慣行の半分で窒素溶脱がほとんど生じない環境負荷低減型栽培が可能である。 キーワード 点滴...