要約 モモのトンネルハウス栽培は、露地栽培に比べ、高品質な果実が生産でき、収穫期が1週間程度前進化できる。天井ビニールの被覆時期については、2月下旬または3月初めが適する。天井ビニールの除去は、収穫後...
黄肉で食味の優れたモモ新品種候補「つきあかり」(系統番号:モモ筑波121号)
要約 モモ新品種候補「つきあかり」は、「まさひめ」×「あかつき」の交雑実生から選抜された系統である。「黄金桃」より2週間あまり早く収穫される中生の黄肉系統で、果皮は黄色、果肉は溶質で糖度が高く、酸...
枝垂れ性・八重咲きで、生食可能な観賞用モモ新品種「ひなのたき」(モモ筑波125号)
要約 モモ新品種候補「ひたのたき」は、枝垂れ性で、花は重弁、桃色で美しい。成熟期は「あかつき」とほぼ同時期で、果実は150g前後、果肉は黄色、糖度はやや低いが酸味が少なく生食可能で、育種素材や観賞用品種...
要約 モモ新品種候補「ひめこなつ」は、早生個体の「182-3」の自然交雑実生から選抜した。成熟日数は60日余りで、「ちよひめ」より約10日早く収穫出来る極早生であり、果肉は黄色で糖度は比較的高く、酸味が少な...
モモ幼木の凍害による主幹部障害と枯死樹発生に及ぼす台木品種と台木長の影響
要約 モモ幼木の主幹部障害と枯死樹の発生は、台木品種により差がある。岐阜県飛騨地域在来ハナモモ「国府HM-1」を台木とすると、慣行台木「おはつもも」に比べ障害程度が軽微で枯死率が低い。なお、台木長を80cm...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
要約 土壌表面管理の異なる露地のモモ園において、動水勾配法と水収支法により土壌水の流れを測定し、これに土壌溶液濃度を乗ずることで土壌養分の流亡量を把握することができる。窒素、石灰、苦土の年間流亡量は...
アザレアの鉢物用新品種、「ダンシングスノー」、「ももか」、「ほほえみ」
要約 鉢物用のアザレア3品種を育成した。「ダンシングスノー」は大輪一重咲きの 白色花で赤紫の絞りが入る。「ももか」はやや大輪一重咲きの濃桃色花。「ほほえみ」は大輪一重咲きの明桃色花。いずれも促成栽培...
要約 不織布ポットでモモ1年生苗を2年間育苗した場合、掘り上げ作業が短縮、簡便となり、細根が多く、定植後2年目には結実させることが可能な大苗を育成することができる。 キーワード 改植、根域制限、早期成園...
要約 ウメ根中の物質またはその分解生成物により幼木の養分吸収が妨げられ、生育が阻害されるため、ウメにおいてもこれら物質による生育障害発生の危険性が高い。 背景・ねらい ウメと同じく核果類に属するモモで...
要約 糖度の高いモモ(清水白桃)園は、土壌の透水係数が高く、土壌硬度が低い。また、土壌の全窒素、可給態窒素含有量が必要以上に多くなると、糖度の低いモモ園の割合が増加する。 背景・ねらい 本県南部地域...
要約 中山間地域における花木類の露地と 促成栽培品目を組み合わせることで周年出荷が可能になる。また、促成品目の休眠打破処理により促成期間の短縮が図られる。 背景・ねらい
中山間地域における複合経営...
果実が大きく着色抑制栽培に適するモモ新品種候補「モモ筑波 113 号」
要約 モモ新品種候補「モモ筑波 113 号」は、「う-9」に「C2R19T182」を交雑して育成 した中生系統である。生理落果が少なく、果実は大玉で着色が少なく、食味も比較 的良好なことから着色抑制栽培に適する。 ...
要約 モモせん孔細菌病の発病は、強風雨(風速10m以上)で生じる傷によって助長される。防風ネット(網目4mm、高さ4m)または防風樹を設置することにより、園内の相対風速は防風ネット、防風樹からの距離とともに減少...
要約 露地モモの平棚仕立てでの整枝法は、改良H字形整枝が適するが、立木から平棚仕立てに樹形改造する場合、樹間距離が5m以上であればX字形整枝がよい。また、平棚仕立ては立木仕立てより軽労働効率化が図れる。...
要約 モモ新品種「なつおとめ」は、「あかつき」に「よしひめ」を交雑して育成した中生品種である。果皮の着色は良好で無袋栽培適性を有し、果肉は白色で肉質はしまり糖度が高く良食味である。 背景・ねらい
...
要約 モモ新品種候補「モモ筑波117号」は「153-5」と「139-28」の交雑実生から選抜された白肉の中生系統である。無袋栽培下でも果皮及び果肉は無着色性で、肉質が良好で優れた白肉缶詰製品が得られることから...
成果の内容・特徴