要約 水稲幼苗を1週間低温(10℃)に曝しても、地温と気温が同じであれば葉に障害を起こさない。ところが低気温時に地温を高温に保つと著しい障害を起こす。この可視障害が現れる前に、光合成電子伝達能力が著し...
積雪寒冷地における不耕起V溝直播機の無代かき条件での水稲播種性能
要約 積雪寒冷地における不耕起V溝直播機の水稲播種性能は、事前の代かきや鎮圧作業を省略しても、慣行の水稲直播機と同等以上である。 キーワード 不耕起V溝直播機、水稲乾田直播、播種性能 背景・ねらい 温暖...
背景・ねらい 水田農業構造改革においては、それぞれの地域が、担い手自身の発想と戦略に基づき、高い生産性と持続性を備えた水田農業を確立することが求められている。しかし、水田作を中心とした北陸地域の農業...
要約 水稲新品種「レーク65」は出穂期、成熟期とも「コシヒカリ」並みの早生の良食味品種である。短強稈で耐倒伏性が強く、収量性は「コシヒカリ」よりやや優る。玄米の外観品質は良質で、高温年でも乳白粒、心白...
作業競合を回避して実収量を高めるための飼料イネ生産体系の要点
要約 収穫時に「コシヒカリ」との作業競合がなく、1t/10a以上の乾物実収量を得たのは、直播栽培では「夢あおば」を用いて穂数が400本/m2程度の時である。6月中旬の移植では、「クサユタカ」を用いた時であるが、...
要約 収穫・調製機械利用を通じた集落営農連携は初期投資の負担軽減と固定費の共同負担により、31%の費用節減効果を生む。連携を構築する中で技術対策(高収量・省力化)、実需者対策(高単価)を併用することで...
作業競合を回避して実収量を高めるための飼料イネ生産体系の要点
要約 収穫時に「コシヒカリ」との作業競合がなく、1t/10a以上の乾物実収量を得たのは、直播栽培では「夢あおば」を用いて穂数が400本/㎡程度の時である。6月中旬の移植では、「クサユタカ」を用いた時であるが、...
上川中央部における水稲直播栽培の導入事例および経営的効果と定着条件
要約 水稲直播栽培の定着条件として地域に対応した栽培技術の確立、作業受委託、直播栽培研究会等の組織化、交付金など支援策があげられ、地域として生産者の支援、組織化に向けた施策が重要である。 キーワード ...
トラクタダンプを用いた作業システムによる大区画水田の均平度改善効果
要約 大区画水田に生じる凹凸による均平度の悪化は、熊本県で開発した均平化作業システムで改善することができる。これにより、湛水深が均一になり、圃場内に生じる水稲の収量むらを解消する効果が期待できる。 ...
要約 「ふくいずみ」は、直播適性を備えた早生の晩の熟期の粳種である。強稈で耐倒伏性が優れ、苗立ち特性も良好である。いもち病、白葉枯病に対して中程度以上の抵抗性を備え、直播での収量が高く、食味、外観品...
要約 長稈の酒造好適米品種「祝」において、打ち込み式代かき同時土中点播栽培技術を導入する場合は、点播間隔を広くすることにより移植栽培並みの耐倒伏性が得られる。 キーワード イネ、祝、長稈品種、湛水直播...
要約 コシヒカリの湛水直播栽培において点播は条播に比べ茎質が向上する。このことより、収量、倒伏面からみた点播の適正籾数は28,000~30,000粒/m2である。 キーワード コシヒカリ、点播、倒伏、適正籾数
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要約 中山間地帯の高標高による冷涼気象地帯における飼料イネ栽培は、飼料イネ専用品種を用い、施肥を多めに行い多収とし、早めに落水して地耐力を確保し、専用収穫機を用いて収穫・調製する。 キーワード 飼料イ...
要約 乾田土中早期湛水直播栽培を行うことで畑地化が促進され、エダマメは転作2年目まで増収し、ネギは転作2年目で連作畑並の収量が確保される。乗用管理機体系は歩行型体系に比べ作業時間が少なく省力化となり、...
要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
要約 かぼちゃの露地早熟移植栽培及び露地早熟直播栽培において、収量性、着果性及び内部品質に着目した品種特性を明らかにした。 キーワード かぼちゃ、品種特性、雌花着生、着果性 、Brix、乾物率 背景・ねらい...
要約 畑雑草の多くはキタネグサレセンチュウの好適寄主であるため、対抗植物栽培時の雑草は線虫密度の低減効果を阻害する。すき込み後も線虫密度が減少するマリーゴールドに比べ、殺線虫作用が劣る野生エンバクで...
稲、雑草の生育ステージ予測技術を活用した栽培管理支援システム
要約 品種,移植・播種日、栽培面積、管理作業別の時間等の入力により、除草、穂肥、病害虫防除、収穫の予定時期とその作業時間が日単位で出力されるソフトで、多様な営農条件下においても作業競合のない適正な作...
要約 愛知県農業総合試験場で開発した、一工程で浅耕・鎮圧ができる浅耕鎮圧機を前作終了後に使用することで、不耕起V溝直播機(旧称:愛知式不耕起播種機)を用いた水稲不耕起直播栽培の適用地域の拡大が可能で...
要約 水稲の乾田土中早期湛水直播栽培は、省力効果が高いと同時に、その後の畑地化が促進される有利性をもつことから、田畑輪換による複合経営の強化を通して、地域の農業振興につながる技術体系である。 キーワ...