
培養液への塩化カリウム添加によるキャベツセル成型苗への耐干性付与
要約 高温条件下で出芽直後から0.18%のKClを添加した園試処方液を用いエブ&フロー方式でキャベツセル成型苗を育苗すると、セル成型苗に耐干性を付与することができる。 キーワード キャベツ、エブ&フロー、耐干...

露地野菜畑・草地におけるヒトデ混和たい肥の施用効果および施用量
要約 ヒトデ混和たい肥の施用効果は一般的なたい肥とほぼ同等であり、施用量は露地野菜畑で年間1t/10aを上限とし、草地更新時では6t/10aとする。 キーワード ヒトデ、たい肥、露地野菜、草地、カドミウム 成果の...

要約 牛ふん炭化物の葉菜類に対するカリウムの施用効果は栽培時期によって変動があるものの、概して化学肥料の加里に匹敵するほど高く、化学肥料のカリウム代替物として有効である。その場合の炭化処理温度として...

要約 常総層上部の土壌溶液中の硝酸態窒素濃度は、畑作物畑では平均が7mgL-1である。硝酸態窒素濃度は1m以下の下層において30~40%減少すると推測される。 キーワード 下総台地、黒ボク土、硝酸態窒素、塩化物イ...

キャベツセル苗へのリン酸カリ液の定植前施用によるリン酸施肥削減
要約 128穴セルトレイで育苗したキャベツ成形苗をリン酸カリ水溶液に1時間浸漬した後に定植すると、本圃へのリン酸施用量を可給態リン酸が低い畑では慣行の50%に、中程度の畑では25%に削減しても、慣行と同等の収...

要約 5種の露地野菜を対象として、産地の作型事例と気象データに基づき、北海道から九州までの1kmメッシュ単位で、作型成立の可能性を判定し、適作物・適品種や栽培適地・適作期の選定を支援する情報を、インター...

生分解性マルチを利用した夏秋どりキャベツ等における全面マルチ栽培
要約 生分解性マルチは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等の夏秋どり全面マルチ栽培に利用でき、生育期間の短縮や施肥量の削減、フィルム回収作業の省力化、使用済みプラスチックの排出抑制等に有効である...

要約 牛ふん堆肥、豚ぷん堆肥と菜種油粕の単年度の窒素の年間分解率を推定し、年次別分解率を考慮した施肥体系により、初年度から総窒素肥料の50%を有機質由来で代替でき、化学肥料を削減できる。 キーワード

赤黄色土露地野菜畑におけるキャベツ・スイートコーン栽培の施肥窒素動態
要約 赤黄色土露地野菜畑における3年6作栽培における施肥窒素の作物吸収量及び地下浸透流出量の割合は、速効性化学肥料では37%と32%、緩効性化学肥料は35%、20%、牛ふん堆肥併用は37%、18%となり、緩効性化...

要約 データベース化した収穫物及び収穫副産物の窒素吸収量、平均収量、施肥基準などから、作物ごとにほ場に残る窒素量、すなわち農地に対する窒素負荷量を算出できる。 キーワード 肥料、たい肥、窒素負荷量、作...

要約 重粘土転換畑の本暗渠の中間に浅層暗渠を施工し、畝下深耕型の耕うん同時畝立て作業機と搬出や薬剤散布等の汎用作業が行えるクローラ運搬車を導入する作業システムである。排水性の改善等により収量が増加し...

カドミウムから見た汚染ほ場で栽培したアブラナ科葉菜類の安全性
要約 アブラナ科葉菜類は生育が進むほどカドミウム含有率が低下する。また、結球部の含有率は外葉よりはるかに低い。栽培期間が長い大型結球野菜では、汚染ほ場でもアルカリ資材の適切な施用により可食部の含有率...

要約

要約 色蛍光灯の夜間点灯により、ハイマダラノメイガ幼虫の発生が少なくなり被害が軽減される。基準灯数は、40w器具を2本一組にした設置方法で10aあたり3組(6灯)である。 キーワード ハイマダラノメイガ、野菜...

要約 試料処理は調整の容易さや採取量等から加水の搾汁がよい。作物体中の位置で硝酸イオン濃度が異なるので採取位置を一定にする必要がある。また、天候で硝酸イオン濃度が変化することを考慮して、試料の採取は...

要約 1作目のスイカ収穫後に茎葉だけを片づけて、トンネルはそのまま密閉し太陽熱土壌消毒処理を2週間以上実施することで、土壌病害が回避でき、品質良好な果実が得られる実生苗が定植できる。果実はやや小玉と...

要約 キャベツすす症(仮称)は、収穫期に結球部の基部周辺の葉がすす状に黒く着色する症状である。発生程度には品種間差異がある。窒素施用量が多いほど、結球重が重いほど本症状の発生程度は高くなる。また、7...

法面等の雑草鋤込み・露地ビニルマルチによる土壌物理性改善と雑草発芽抑制
要約 法面等から刈り取った風乾雑草500kg/10aを露地畑に浅く鋤込み、夏季に3週間程度露地ビニルマルチ処理により一定の高地温条件を満たすと、粘質土壌の土壌物理性が改善でき、雑草の種子発芽を抑制できる。5cm...

要約 北海道の 20 ~ 30ha 規模の畑作経営では、キャベツの移植栽培にトレーラ伴走方 式の機械収穫を導入することによりキャベツ作の拡大をはかることができる。直播栽培と 機械収穫を組み合わせた直播・機械収穫...

諫早湾干拓地の初期営農における露地野菜(葉茎菜類)の栽培適応性
要約 諫早湾干拓地の初期営農において、収量、品質の点から早生タマネギの栽培適応性は高い。年内どりレタス、2月どりブロッコリでは適応性は認められ、冬キャベツ、秋冬ハクサイはやや低い。 キーワード 諫早湾...