要約 DNA フィンガープリント法による解析から、本田でのいもち病の初発は、種子更新と消毒、育苗ハウス内外での環境衛生および補植用取置苗の早期除去によって遅延 し、多発生は抑止できる。 キーワード イネ、...
要約 「コシヒカリ新潟BL1~6号」は現地試験において諸特性が「コシヒカリ」と変わらず、混合栽培しても生育・品質・食味等は「コシヒカリ」と同じであり、新潟県で奨励品種として採用した。 キーワード イネ、コ...
スイートピー新品種「紀州ピー2号」及び「スイートルージュ」の育成
要約 冬咲き性の白色品種に冬咲き性の鮭桃色や濃赤色品種の交雑を行った。その後代集団から選抜、固定を行い、淡いサーモンピンクの「紀州ピー2号」と赤と淡ピンク色の複色「スイートルージュ」を育成し、品種登...
イネいもち病抵抗性同質遺伝子系統(コシヒカリ新潟BL)の混植による発病抑制効果
要約 圃場に分布するいもち病菌レースに対して非親和性のコシヒカリ新潟BLを多発生地では70~80%、少発生地では40~50%として親和性系統と混植することにより、高い発病抑制効果が得られる。 キーワード コシ...
要約 高知県の中山間地域に自生しているヒメヒゴタイの優良3系統を選抜した。選抜系統を春季にハウス内で播種し育苗して、露地に定植し夏季に摘心することにより商品性の高い年内出し切り花が低コストで生産可能...
要約 熊本県で在来種として栽培されていた熊本長ナスの遺伝資源収集を行い、それらの系統をもとに選抜・固定を図り、草勢、果形の異なる2系統を固定親として、ナスの新品種「熊本長ナス1号(仮称)」を育成した。...
要約 施肥量削減が水ナスの収量に及ぼす影響には系統間差があり、一律の施肥基準による施肥量削減は難しい。また、施肥量削減により水ナスの果形は細長くなる。 キーワード 水ナス、施肥量削減、系統間差、果形 ...
要約 ハウスメロン栽培で問題となっているメロンえそ斑点病対策として抵抗性台木の「ニューメロン」、「Perlita」を用いて栽培しても商品性のある果実の生産は可能である。 背景・ねらい メロンえそ斑点病に対...
おろし用辛味大根及び漬け物用に適した戸隠大根新品種「長・野交24号」
要約 戸隠大根「長・野交24号」は、戸隠地大根を選抜してF1 品種化したもので、在来品種に比べて揃いがよく、生育も旺盛なことから商品性が高く、漬け物用、及び青果のおろし用辛味大根として有望である。 背景・...
要約 スイートピー新品種「サニー・ピーチ」は夏咲き性スイートピー「バンドエイド」と冬咲き性スイートピー「イースターパレード」との交雑育種により育成した。花色は淡黄ピンクで輪数は4~5輪のボリューム感の...
要約 伊吹ダイコンのダイコンおろしは、栽培圃場や作期により差異があるが青首ダイコンに比べて顕著に辛く、辛味成分は1.3~2.3倍含まれている。部位別辛味成分は、最下部が最上部に比べ3.2倍含まれている。また...
要約 群馬県吾妻西部地域で栽培されている在来のベニバナインゲンに比較して、大粒で上物(A級品)割合が高く、低等級やくず豆の割合が低い新品種「GB-1号(紅秋宝)」を育成した。 背景・ねらい 群馬県吾妻西部...
要約 メロンのアムスと大井およびマクワウリの黄金九号を判別品種として用いると、日本産メロンつる割病菌のレース判別が可能である。レース0およびレース2は全国的に広く分布し、レース1,2yは高知県と北海道に...
要約 栽培不適な高標高地で採種された水稲種子は、栽培適地で採種された種子に比べ発芽率、発芽勢及び苗質が劣る。 背景・ねらい 長野県の水稲奨励品種は標高で区分し普及地域を定めているが、コシヒカリ等の品種...
要約 メロンのアムスと大井およびマクワウリの黄金九号を判別品種として用いると、日本産メロンつる割病菌のレース判別が可能である。レース0およびレース2は全国的に広く分布し、レース1,2yは高知県と北海道に、...
要約 タマネギ新品種‘K83211’は、春まき露地移植栽培に適するF1品種の育成に必要な高い一般組合せ能力を有する。本品種を花粉親として育成した新品種‘ツキサップ’は球肥大性、収量性、貯蔵性がともに優れた特...
要約 宮城県におけるヒマワリの現行品種「IS-3001」にくらべて、多収で脂肪含有率の高い[IS-7000」・「IS‐61337」と短茎で耐倒伏性・作業性に優れる「SUN WHEAT」は転換畑での栽培に適した品種である。 背景・ね...
成果の内容・特徴