要約 温室内で生育させたブドウ挿し木苗あるいは交雑実生幼苗に低濃度のブドウ黒とう病菌を噴霧接種し、病斑の大きさを主要な指標として病徴を達観評価することで、黒とう病抵抗性を安定的に評価できる。 キーワ...
要約 イネいもち病の真性抵抗性遺伝子を個々に有する23種のLTH一遺伝子系統群に対する病斑の感染型による評価基準は、各遺伝子の抵抗性程度も考慮しており、正確な抵抗性や罹病性の判定に利用できる。 背景・ねら...
要約 農業用開水路の表面は、流水をはじめとする様々な要因によって凹凸状態が作られる。この凹凸の状態を精度よく定量的に表す評価基準を設定することにより、目視観察による劣化診断の評価の精度向上を図る。...
要約
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
要約
要約 「きたほなみ」の標準栽培法は、道央・道北地域では播種適期が積算気温520~640℃を確保できる期間、播種適量が170粒/㎡、同じく道東地域では470℃前後、200粒/㎡である。総窒素施用量は「ホクシン」より4kg/1...
要約
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、「25~30日タイプ」の被覆尿素50%配合の複合肥料を慣行施肥体系(開花期追肥施用)と窒素同量、基肥施用することにより、収量、子実タンパク質含有率は慣行と同程...
非農家の協力が得られやすい農業用水路の維持管理作業案の探索方法
要約 非農家に農業用水路の維持管理作業の協力を求める際、選択型コンジョイント分析(選択実験)を用いた調査・分析を行うことで、高い協力意向が期待できる協力案を効率的に探索でき、各案に対する賛成率(全...
鉄筋コンクリート(RC)農業用水路のひび割れ形成機構と中性化の関係
要約 北陸地域で調査した農業用水路の主要なひび割れの原因は乾燥収縮による。そのため,割れ目密度と割れ目間隔は供用年数とは関係しない。灌漑期における水路水面以下のひび割れのない部分の40年間の中性化は...
要約 乳用牛ふんたい肥では、K2O/N(カリと窒素の比。以下,KN比と定義する)によりカリ含量が高いたい肥を区分できる。KN比≧1.8の乳用牛ふんたい肥は窒素・リン酸に比べカリ含量が高く、化学肥料代替の施肥設...
傾斜地域に対応した養液栽培体系における夏秋トマト作の経済性評価
要約 平張型傾斜ハウスと養液栽培装置を組み合わせた夏秋トマト栽培は、慣行の雨よけ栽培に比べ、収量で約75%、販売額で約94%、所得で約157%それぞれ増加する。また14.0t/10aの収量水準は、農業所得の確保に...
衛星リモートセンシングによる秋まき小麦子実蛋白含有率の推定技術
要約
要約 青色シートを背景とし,デジタルカメラで撮影した樹体を画像解析することにより、繁茂指数が簡易に算出できる。この繁茂指数によって、わい性台りんご樹の窒素栄養状態が推定できる。葉面積指数との関係から...
要約 AHPの計算法を用い、鉢物取引の多い異なる地域の卸売市場間でのシクラメンの品質評価差異を分析した。中京の市場では外観品質の重要度が0.519と高い。一方、関西の市場は外観品質が0.382に対し、日持ち性...
要約 作業負担の強さや作業の難易度等を作業別に時給単価(仮想労賃)に置き換えて生産者から聞き取ることで、作業負担度の判定・評価ができる。また、この作業別仮想労賃単価をもとに家族労働費を算出すれば、作...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
イチゴの花芽分化時期推定方法と実生の出蕾日による早晩性の簡易評価
要約 花芽分化開始期前後に定期的間隔をおいて複数の株を定植し、出蕾遅延株がみられなくなる定植日を、当該品種の花芽分化開始日とみなすことができる。また、実生の出蕾日は早晩性の簡易な評価基準として用いる...
要約 減農薬栽培技術の評価は、技術導入に伴う生産リスクの視点(生産視点)、生産物の差別優位性に基づく消費価値の視点(消費視点)、環境に及ぼす負荷軽減としての公的価値の視点(環境視点)から総合的に行う...