土壌消毒とヤシ殻炭微生物資材施用の併用によるユウガオ台木スイカつる割病の防除
要約 土壌消毒後のヤシ殻炭微生物資材の育苗培土混用施用と定植時植穴施用を組み合わせた処理では、ユウガオ台木スイカつる割病の発病が抑制される。 キーワード 土壌消毒、ヤシ殻炭、微生物資材、ユウガオ台木、...
要約 部分不活化花粉によって作出される種なしスイカには、しいなが形成される。受粉時刻はしいな形成に影響しない。果実肥大期が高温となる作型では褐色のしいなが形成される果実の割合が増加し、果実肥大期が低...
要約 スイカ果実汚斑細菌病菌は、汚染種子上で26ヶ月以上生存する。汚染種子を播種すると苗上で病原細菌が増殖し、頭上潅水によって周囲の苗に伝染して多くの無病徴保菌苗を形成する。さらに、接木によって高率に...
DIBA法、ラテックス凝集反応法によるスイカ果実汚斑細菌病の迅速診断法
要約 DIBA(Dot Immuno-Blotting assay)法とその変法であるTBI(Tissue Blot Immuno-assay)法、ラテックスおよび黄色ブドウ球菌の死菌体を利用した凝集反応法による病原細菌の検出は、スイカ果実汚斑細菌病の迅...
要約 サンダーソニアの切花栽培においては、切花後の掘り取り球根の歩留りより養成の歩留りが重要で、後者が低水準になると、球根数を確保するために球根購入費用が増加し、経営が悪化する。したがって球根養成技...
要約 重粘土水田地帯における転作野菜の生産拡大を図るためには、排水改善や栽培管理用機械の作業受託、あるいはリース事業が必要である。また、機械化に適した圃場を野菜作農家に集積するための土地利用調整や、...
要約 スイカ果実汚斑細菌病の接ぎ木伝染を防止するには、接ぎ木に使用する資材を70%エタノールまたは500~1000倍次亜塩素酸カルシウム液に瞬時浸漬する方法が有効である。 背景・ねらい スイカ果実汚斑細菌病は...
被覆作物間作による低湿重粘土転換畑の排水性改善とスイカへの影響
要約 低湿重粘土水田を転換畑として利用するためには、畑地化を促進する必要がある。そこで、転換畑で栽培するスイカの畝間に被覆作物を作付けして土壌を乾燥させ、排水性の改善を図る。 背景・ねらい 土壌の構造...
要約 〔要約〕小玉スイカ‘姫しずか’は、果皮が硬く物理的な耐裂果性を有する。このため、機械選果が可能で、輸送性も高い。果肉も硬く崩れにくいため、日持ちが良く、業務用にも利用可能である。 キーワード 小玉...
丘陵畑すいか・だいこん栽培での全量基肥施肥による施肥量の削減
要約 坂井北部丘陵地におけるすいか・だいこん作付体系において、被覆肥料を用いて施肥後徐々に溶出するタイプと一定期間後に溶出しはじめるタイプの肥効特性を明かにした。また、被覆肥料を活用した全量基肥施肥...
要約 蒸気土壌消毒によるスイカ半身萎凋病の軽減効果は極めて高く、その持続効果は局所処理においても消毒後2作目まで認められる。作土層内の本病菌を含む糸状菌の死滅に要する消毒時間は90℃以上になってから9...
要約 スイカのセル成型苗直接定植は、作型で適応性が異なり、促成、半促成及び早熟作型では良好な生育、収量・品質を示し、植替え及び抑制作型では生育及び収量が不安定となる。熊本県農業研究センター・農産園芸...
要約 スイカ「久留米交1号」は、果皮が硬く物理的な耐裂果性を有する小玉スイカである。耐裂果性を有するため、機械選果が可能で、また輸送性も高い。果肉も硬く崩れにくいため、日持ちが良く、業務用にも利用可...
要約 〔要約〕1998年,山形県のスイカ産地で発生した細菌性病害から分離された菌株は,スイカをはじめカボチャ,ユウガオ等のウリ科植物に病原性を示す。分離細菌をその細菌学的性質からAcidovorax avenae subsp....
砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における窒素の全量基肥施用技術
要約 砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における全量基肥栽培用肥料は、窒素成分で化成肥料2割と肥効調節型肥料8割を配合した肥料である。また、適正施肥量は、窒素成分量で19kg/10aである。 背景・ねらい 本県...
非病原性Fusarium oxysporumによるトマト根腐萎凋病の生物的防除
要約 トマトとラッキョウに非病原性F.oxysporum AR4312菌を前接種し、混植すると、トマト根腐萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい 現在、土壌伝染性病害の防除は化学的防除法に依存しているが、効果が不安定...
黒ボク土スイカ栽培ほ場におけるおがくず牛糞入り発酵たい肥による化学肥料削減技術
要約 黒ボク土スイカ栽培ほ場へのおがくず牛糞入り醗酵たい肥の施用量が、10a当たり2tの場合は、施肥窒素量を5割削減で、4tの場合は無化学肥料で、標準施肥窒素量と同等のスイカの収量、品質が得られる。 背景...
要約 施設栽培のメロン-スイカ体系における窒素施肥量を、施用有機物(牛ふん)中の全窒素量の30%、ならびに、施肥前の作土中の硝酸態窒素量相当分減肥することにより、窒素収支が改善されるとともに対照区並の収量...
スイカ-キャベツの秋施肥マルチ栽培における肥効調節型肥料の効果
要約 スイカ-キャベツの秋施肥マルチ栽培において、マルチ内に窒素成分で10a当たり化成肥料3.8kgと肥効調節型肥料(180日タイプ)11.2kgを組み合わせて2作分1回施用することで、慣行と同等の収量が得られ、慣行より...
要約 砂地畑では作物のトンネル除去後の降雨により施肥窒素が流出して、地下水中の硝酸態窒素濃度は上昇するものの、同時に地下水中で脱窒が生じていると推察される。 背景・ねらい 砂地畑では施肥窒素が溶脱し易...