拍動灌水装置による夏秋トマト栽培で尻腐れ果発生を抑制する施肥方法
要約 日射量対応型自動灌水装置(拍動灌水装置)と肥効調節型肥料(CRF)を組み合わせたトマト養液栽培において、アンモニア態窒素が少ないCRFを分施することにより、夏秋期に多発する尻腐れ果の発生を大幅に抑制でき...
要約 ハウス夏秋どりトマトの本圃において、収量や品質を低下させない無化学肥料栽培を実現するため、使用する有機質資材の種類、施用量および施用時期に関する栽培指針を策定した。また、本技術は土壌肥沃度に対...
要約 施設栽培の青ネギ、イチゴ等では堆肥を施用する農家が多い。また、硝酸態窒素含量や可給態リン酸含量は施設野菜の改善目標値の上限を上回り、次層においても多量の塩類集積がみられることから施肥量を適宜減...
オウトウ「佐藤錦」のシアナミド剤による休眠打破と収穫期の前進化
要約 オウトウ「佐藤錦」に対し、7℃以下低温遭遇時間1000時間時点(12月下旬)から自発休眠覚醒期(1月中~下旬)までの期間にシアナミド剤0.5~1.0%溶液を散布することにより自発休眠が打破され、収穫時期の前...
PMMoV(P1,2)モザイク病抵抗性シシトウ「土佐じしビューティー」の育成
要約 シシトウ「土佐じしビューティー」 は、ペッパーマイルドモットルウイルス (PMMoV(P1,2))モザイク病に抵抗性をもち、促成栽培適性が高く、収量、品質にすぐれるF1品種である。 キーワード シシトウ、土佐...
要約 施設トマトのセル成型苗の直接定植を行う場合、生分解性フィルムによる簡易な根域制限(隔離床栽培)と養液土耕装置を利用した養水分管理により容易に初期生育を制御することが可能であり、慣行苗を定植した...
要約 葉柄汁液を用いたトマトの窒素栄養診断における採取部位は第1果房直下葉の先端小葉葉柄が最適である。収量、施肥効率および跡地の残存窒素を考慮して栄養診断基準値を葉柄硝酸濃度4000~7000ppmとし、診断...
要約 いちじくのコンテナ栽培において中段位葉柄中の硝酸、カリ濃度が最も施肥レベルに対応しており、最高収量区における濃度はどちらも概ね4,000~6,000ppmである。この基準は適正施肥法の判断材料となる。 背景...
要約 年3作同一畦利用体系のキュウリ栽培において、抑制作型(1作目)では株間45cmの子づる誘引が優れ、半促成作型(2作目)、普通作型(3作目)では株間50cmの子づる誘引が適する。鹿児島県農業試験場・園芸部 ...
要約 いちじくのコンテナ栽培において中段位葉柄中の硝酸、カリ濃度が最も施肥レベルに対応しており、最高収量区における濃度はどちらも概ね4,000~6,000ppmである。この基準は適正施肥法の判断材料となる。 背景...
施設簡易軟白ねぎ栽培における窒素およびリン酸肥沃度に対応した施肥法
要約 施設軟白ねぎ栽培農家圃場の肥沃度実態は、現行の土壌診断基準値よりも高い場所が多い。環境と生産を調和させた肥培管理として、土壌硝酸態窒素含有率に対応した窒素施肥(土壌窒素10mg/100g以上で無基肥な...
要約 施設栽培条件下での亜酸化窒素の発生は、マルチ管理、及び堆肥・窒素施肥の肥培管理、さらに、冬期のハウス管理の改善で抑制することが可能である。 背景・ねらい 温室効果およびオゾン層破壊ガスである亜酸...
要約 養水分を土壌に間欠ドリップで施用する養液土耕法で、カーネーションの栽培をすると、従来の土耕栽培よりも減肥が可能になる。また、施肥量調節の目安となる簡易栄養診断法による診断基準値も確立した。 背...
有機物連用における施設栽培キュウリ−トマト体系の効率的肥培管理技術
要約 有機物連用施設圃場のキュウリ-トマト栽培体系において、トマト栽培では連用4年目から有機物の減肥が可能である。また、有機物施用量は、作付け前土壌の腐植含有率から推測することが可能である。 背景・...
ナスの灌水同時施肥(養液土耕)による土壌及び作物体中硝酸濃度の適正管理技術
要約 半促成ナスにおける灌水同時施肥(養液土耕)栽培は、生産性の向上を図ることができるとともに、窒素施肥量を削減し、養分の利用率を向上させ、環境負荷を軽減する効率的な施肥管理が可能である。 背景・ね...
要約 カンキツ新品種候補「口之津19号」は、育成系統「清見×アンコールNo.2」に「マーコット」を交雑し、育成したタンゴールである。大果で肉質は柔軟・多汁、芳香があり、高糖度で食味良好な少核品種である。2...
要約 畑水分条件の土壌溶液中の無機イオン濃度を中空糸を用いて,土層を乱すことなく計測する手法を黒ボク土で検討し,体積水分率が約37%(含水比 約59%)以上であれば本法により土壌溶液濃度が定量できることが明...
要約 着色・外観良好な,赤色系,早熟性の四倍体生食用ブドウ「陽峰」を育成した。 背景・ねらい
温暖多雨地帯における施設栽培に適した生食用ブドウ品種として,耐病性を有し,早熟でかつ赤色系の大粒の多収...