要約 本邦初発生のトマト退緑萎縮ウイロイド(TCDVd)は多くのナス科と一部のキク科植物に無病徴感染し、耐熱性・耐希釈性は極めて高い。また、トマトに感染した本ウイロイドは交配に用いるクロマルハナバチの受粉...
要約 セイヨウミツバチは前脚と口器でナスの葯を揺らし、花粉を落として採集する。放飼時の葯内の花粉が少ない条件では訪花開始が遅れやすい。導入時期は4月以降とする。群を長期間維持しやすく、低コスト化を図...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
単為結果性トマト‘ルネッサンス’の遺伝特性を利用した省力栽培技術
要約 ‘ルネッサンス’は、省力で効率的な施肥法、摘果、6段摘心及び粗植を組み合わせた栽培体系により、作業時間を短縮し、果実品質の安定した栽培が可能となる。 キーワード 単為結果性、トマト、省力栽培
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温室内の湿度制御によるミニトマトの病害発生抑制と生育・収量の向上
要約 ミニトマトの促成栽培で温室内の相対湿度を90%以下に制御すると、葉カビ病等の多湿に起因する病害の発生が抑制できる。健全葉が確保され草勢が向上するため収量が増加し、裂果の発生も抑制され可販果率も向...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
要約 作業負担の強さや作業の難易度等を作業別に時給単価(仮想労賃)に置き換えて生産者から聞き取ることで、作業負担度の判定・評価ができる。また、この作業別仮想労賃単価をもとに家族労働費を算出すれば、作...
水ナスのハウス栽培におけるマルハナバチを利用した着果促進効果
要約 水ナスのハウス栽培におけるマルハナバチの放飼は、着果促進効果が認められる。ホルモン剤との併用と比較して果実の肥大速度は劣るが、種子の発達は顕著ではない。 キーワード 水ナス、マルハナバチ、着果促...
要約 ナス「筑陽」の促成栽培で3月から6月にマルハナバチの放飼を行う場合、ホルモン処理と同程度の結果率・肥大速度・収量が得られる。マルハナバチでの着果は、果長が短く果肉がやや硬くなるが、曲がり果の発生...
要約 施設トマトの環境保全に配慮した栽培として、減農薬・減化学肥料栽培を行い、防除、施肥、受粉に関わる作業の作業時間及び消費エネルギーを測定した。10a当たりの延べ作業時間及び消費エネルギーは、慣行栽...
要約 防虫ネットによる開口部被覆、定植時粒剤処理、天敵としてタイリクヒメハナカメムシ、導入寄生蜂(イサエアヒメコバチ、ハモグリコマユバチ)の放飼およびこれらの天敵に影響の少ない選択性殺虫剤を組み合わ...
トマト栽培におけるマルハナバチによるタバコモザイクウイルスの伝搬
要約 トマト(品種桃太郎)栽培において、花粉媒介昆虫として利用されているマルハナバチ(Bumbus terrestris L.)により、タバコモザイクウイルス(TMV)が伝搬される。 背景・ねらい 近年、トマト栽培にお...
要約 施設トマトでマルハナバチを利用して受粉する場合は、最低気温を摂氏15度に設定するとハチの活動が維持でき、着果が安定し、空洞果の発生が減少するため、商品収量が増加する。慣行の最低気温摂氏10度設定で...
花粉媒介昆虫(ツチマルハナバチ)を利用した加温促成ナスの着果技術 高知農技セ
要約 加温促成ナス栽培では、平均夜温12℃の変夜温管理により花粉媒介昆虫(ツチマルハナバチ)を利用した受粉が可能となり、植物生長調節剤の単花処理を省略できる。 高知県農業技術センター・作物園芸部・施設野...
要約 ビニールハウスにおける夏秋トマト栽培においてマルハナバチ利用の効果を明らかにした。マルハナバチによって受粉したトマトは着果率が高く、ホルモン処理に比べて空洞果が少なくなり、容積の割に重く充実度...