キーワード イチゴ、高設養液栽培、収穫株利用、省力育苗、誘引定植 背景・ねらい イチゴの大規模経営体を育成するため、高設養液栽培の収穫株を、収穫終了後に採苗親株として利用した省力育苗技術について検討す...
要約
要約 「春いぶき」、「吉備路」および「八ツ頭」では、慣行法である地下茎分割繁殖に比べて、根ざし繁殖により、増殖効率が高まる。根ざし繁殖で得られた苗は、地下茎分割繁殖に比べ、本ぽに定植するまでに50日程...
要約 水稲幼苗を1週間低温(10℃)に曝しても、地温と気温が同じであれば葉に障害を起こさない。ところが低気温時に地温を高温に保つと著しい障害を起こす。この可視障害が現れる前に、光合成電子伝達能力が著し...
要約 ギニアで広範囲なイネ遺伝資源の短期冠水反応性を評価した。冠水の耐性向上には、冠水中の草丈伸長抑制、地上部乾物増加に加え、退水後の倒伏抑制が重要である。アフリカイネの大部分は、冠水感受性であった...
促成イチゴ栽培で早期収量の増加と収穫の平準化が可能なクラウン温度制御技術
要約 開発したクラウン温度制御装置は、低コストでイチゴのクラウン部温度を精度良く制御できる。本装置を用いて、イチゴの促成栽培においてクラウン部を20℃前後で管理すると、第1次腋果房の早進化により2月まで...
要約 寒冷地夏秋どりのための短日処理下において、「女峰」、「さちのか」および「とちおとめ」は平均気温24℃以下、「北の輝」は22℃以下で花芽分化するが、昼温が30℃以上、夜温が20℃以上の場合には花芽の分化が遅...
要約 花壇苗生産にはデンプン25%含有PBSポットが適しており、底面中央の穴に加え底面角に4個穴のあるポットが定植後の活着がよい。育苗用土は調整ピートを用いるとポットの分解がコントロールし易い。分解に...
要約 シクラメン乾燥種子に対して、播種前にジベレリン溶液に浸漬処理後、風乾してから播種することにより、発芽促進効果がみられ、発芽が早まる。処理濃度は50ppm、浸漬時間は5分間程度でよい。発芽揃いが早まる...
要約 鉢花生産において、生分解性ポットを育苗に用いて直鉢替え栽培を行うことで、省力化が可能である。ポットは底面にカド穴4個を加え5穴とし、育苗期間によりデンプンの混合率を変えることで、慣行栽培と同等...
要約 稚苗定植技術によるトルコギキョウの抑制栽培では、定植3~4週間後から短日処理を開始し、4週間以上処理すると、開花が抑制され切り花品質が向上する。 キーワード 稚苗定植、トルコギキョウ、抑制栽培、...
「ヒリュウ」台「青島温州」の主幹形整枝による軽労働・高品質化
要約 「ヒリュウ」台「青島温州」を主幹形に整枝し、マルチ栽培を組み合わせた新しい栽培システムでは、樹高が約2mに維持されるので収穫労力を省力・軽労働化でき、また、果皮色の紅が濃く、糖度が13度以上の果...
要約 種子なしビワ品種「希房」を1月中・下旬に揚げ接ぎしてから、直径25cm、高さ25cmの布製ポット(底面は防根布)に移植し、加温施設(夜間最低気温5℃)で養成することにより活着率が90%以上になり、移植に適し...
抑制栽培における高温期の防虫網全面被覆によるトマト黄化葉巻病防除法
要約 抑制トマト栽培の高温期(定植~10月中旬)にポリプロピレン素材0.4mm目合い防虫網をハウス全面に被覆すると、タバココナジラミのハウス内への侵入が抑制され、トマト黄化葉巻病の発病が減少する。この場合...
不織布製ポットを利用したトマトの多収少量培地耕「独立ポット耕」
要約 トマトの独立ポット耕は、ベンチ上で1株毎に根域、給液及び排液を独立させた不織布製ポットで栽培する少量培地の栽培システムであり、土壌病害の伝搬が抑制でき、長期多段栽培すると、40t/10aの収量が得ら...
要約 促成アスパラガス栽培で年内に収量100g/株を得るためには、1年株と1.5年株で5℃以下の低温に70~90時間以上遭遇する必要がある。2年株は20時間程度遭遇すれば目標収量を早期に得ることができる。 キーワード ...
圃場環境の改善によるレタスすそ枯病、軟腐病および灰色かび病の軽減技術
要約 株間を現地慣行の20%程度疎植にすること、および土壌排水対策の実施は、レタスすそ枯病、軟腐病および灰色かび病を軽減させ出荷可能株率を向上させることができる。 キーワード レタス、腐敗性病害、耕種的...
要約 ブロッコリーのセル育苗時、定植1週間前から0.3%食塩水を灌水すると、苗の耐干性が高まり、高温乾燥条件下で定植した場合の初期生育や収穫の斉一性が高まる。 キーワード ブロッコリー、セル育苗、食塩水、...
要約 サトウキビの一芽苗による効率的な育苗方法を開発するため、軽量で作業効率の高い一芽苗切断機を開発した。また、育苗に適応するようセルトレイの規格を定めた。これによって安価で健全なセル苗を生産できる...
促成トマトにおけるパルプモウルドポット利用による草勢抑制技術
要約 パルプモウルドポット苗をポットごと定植すると、トマトの草勢は抑えられ、定植後のかん水量が多くなった場合でも、9cmポリポットに比べて空洞果の発生が減少する。また、9cmポリポット苗の標準かん水と同等...