イチゴ高設栽培における排液中の硝酸性窒素を除去する装置の特性比較
要約 イチゴ高設栽培10aの排液中の硝酸性窒素を除去するためには、1日の硝酸性窒素排出量を20gとすると、硫黄酸化菌を利用した除去装置は脱窒資材量が105kg以上、セリおよび水田表層土を利用した装置は20m2以...
要約 水稲省力化技術と麦・大豆による複合経営では、直播とロングマット水耕苗技術を組み合わせにおいて所得が高まる。特に不耕起乾直を組み合わせた場合、水稲生産コストを低減し高い収益性が得られる。 キーワ...
要約 道央水田地帯の新興トマト産地を対象に生産者間の収益性の格差について検討した。トマト作導入間もない生産者は経験者に比べて10a当たり40万円の収益低下が生じているが、これは、取引価格の低迷と栽培管理...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による大豆不耕起狭畦栽培技術
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用い、畦幅30cm間隔で大豆を播種する不耕起狭畦栽培を実施することで、播種期の作業の効率化、降雨による播種遅延の緩和、狭畦化による抑草と中耕培土の省略が可能となり...
要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
要約 単軌条運搬機システムは、軟弱地等での補強対策を行うことにより、現行の施工基準に基づいて棚田への導入が可能である。乗用台車の連結、簡易クレーンの装着、動力散布機の搭載により、積みおろし作業、散布...
要約 マルチ被覆と地被植物植栽を組み合わせた大規模畦畔管理技術において、今後、定植後の除草が不要となる技術に改善する場合、定植資材費が5,652円/a未満の増加あるいは定植労働時間が1.9時間/a未満の増加であ...
要約 トマトのセル成型苗直接定植において、生分解性フィルムを定植ポットあるいは根域制御シートとして利用することで、初期の生育を制御して安定栽培が可能になる。 背景・ねらい 夏秋トマト栽培で、育苗の省力...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
要約 ペーパーポットを用いた茶苗木の育苗用土は、pH4.2~4.5の土を用いるとさし穂の活着および生育が優れる。定植時のポット底の土崩れは、ポット底部に5cm角形ロックウールを詰めることで防止できる。また、ピ...
要約 水稲-露地野菜体系で9月までにキャベツ作付けすると、前作水稲の落水時期が早く、その後の増殖が制御され、越冬個体が減少しスクミリンゴガイの発生密度が水稲被害軽減水準である1頭/m2以下になる。 キーワ...
要約 後作の肥料分を前作の基肥施用時に肥効調節型肥料で施肥したうねを連続利用する春ブロッコリーの機械移植不耕起栽培法を確立した。本法により、春作業の安定・省力化が図れ、慣行栽培並の収量が得られる。移...
要約 群落葉色計測システムは、2波長の反射率比から隔測で葉色を求める群落葉色計を短時間で自動計測・出力・記録・解析できるよう改良したシステムである。その測定値は、市販の接触式葉緑素計と高い相関があり...
要約 緑肥等の施用を避け、田面の均平化を図り、鉄毒性を回避することにより、代かき直後の泥水中に催芽種子を酸素供給剤でコーティングせずに散播、無落水で安定な苗立ちを得ることができる。 背景・ねらい 湛水...
シバザクラ植栽による畦畔植生省力管理技術の経営評価と技術改善点
要約 シバザクラ植栽による畦畔植生管理技術は、慣行の草刈管理費用と累積費用が同等になるには10年を要する。さらに費用低減を図るためには、作業時間ではマルチ設置・挿し芽・植付けを、資材費ではマルチについ...
要約 横溝ロール式の側条施肥機を装着した田植機および湛水直播機を用いる場合、作業前に、肥料のかさ密度に応じた繰り出し特性を把握し、これに基づき施肥量を設定すれば、より正確な施肥が可能になる。 背景・...
要約 パプリカの養液循環型ロックウール栽培の培養液濃度は、高温期の6~10月は園試処方0.5倍(EC1.2dS/m)で、それ以外は園試処方0.75倍(EC1.8dS/m)で管理すると増収する。また抑制栽培では、側枝を2節摘心すると...
水稲乾田直播における高タンパク種子の初期生育促進効果と生産方法
要約 タンパク質含有率9%以上の高タンパク質種子を利用すると寒地の乾田直播水稲の初期生育を促進できる.また,高タンパク質種子は出穂期に,淡色黒ボク土及び灰色低地土では10kg/10a,泥炭土では5kg/10aの...
麦跡水田における密植千鳥田植機の性能及び密植千鳥植え水稲の生育と玄米蛋白含有率
要約 麦跡水田における密植千鳥田植機の植付精度は,一般に使用されている高速田植機よりもやや劣るが,稚苗あるいは乳苗を約40株/m2の栽植密度で植付けることができるため,水稲品種「ヒノヒカリ」の場合,初期生育...
要約 大規模稲作経営において園芸作を定着させるには、夏季兼業以上の収入を園芸部門から確保する必要がある。目標所得の実現には、長ねぎ作の場合、収穫調製作業の能率向上と栽培管理技術の習熟に合わせた漸進的...