改良シカ網による雨よけハウスおよび牧草地へのシカ、イノシシの侵入防止効果
要約 改良シカ網(幅3.5m)を1~1.5mの高さにパッカーで留め、裾部分を2~2.5mはわせることにより、ハウスおよび牧草地へのシカ、イノシシの侵入防止ができる。この網は安価で耐用年数が長く、設置も容易である。...
水稲乾田直播栽培における除草剤の茎葉処理によるイボクサの防除
要約 水稲乾田直播栽培で問題となるイボクサに対して、ビスピリバックNa塩液剤(200ml/10a)またはベンチオカーブ・DCPA乳剤を3~7葉期に処理すると、防除効果が高い。 背景・ねらい 水稲乾田直播栽培では乾田期...
背景・ねらい 近年、消費者ニーズの多様化・省農薬指向・環境への負荷低減などから除草剤を使用しない水稲栽培が要望されている。現在利用されている除草法には、歩行型除草機による機械的除草やアイガモ・鯉など...
要約 緑肥等の施用を避け、田面の均平化を図り、鉄毒性を回避することにより、代かき直後の泥水中に催芽種子を酸素供給剤でコーティングせずに散播、無落水で安定な苗立ちを得ることができる。 背景・ねらい 湛水...
背景・ねらい ほ場整備事業の排水路は従来開水路が採用されてきたが、土地改良設計基準の改訂により管水路型式小排水路(以下管排水路と記述)が認められ、水路勾配1/300~1/500、許容最小流速0.6m/s程度の設計条...
要約 水田土壌では、主として地表面~15cm深にダイオキシン類が分布しており、主たる異性体は過去に使用された除草剤の不純物であるT4CDDs、O8CDDである。また、水田土壌に特有なFe、Mnが集積するすき床層(15~20...
要約 合鴨稲作は、同一農家内で比較すると、減農薬稲作よりも経済性が高い。また、作付規模が大きく実践年数の多い方が経済性が高い。しかし、合鴨稲作特有の人力作業による労働ピークと圃場利用上の制約が、作付...
免疫化学測定法による河川水中の除草剤メフェナセットおよびシメトリン等の測定
要約 河川水中の除草剤メフェナセットおよびシメトリン等の測定手法として免疫化学測定法(ELISA)は簡便な操作で高感度測定が可能である。この測定法はガスクロマトグラフ法と良好な一致を示し,河川水中の環...
要約 水田土壌では,主として地表面~15cm深にダイオキシン類が分布し,主たる異性体は過去に使用された除草剤の不純物であるT4CDDs,O8CDDである。また,水田土壌に特有なFe,Mnが集積するすき床層(15~20cm...
要約 高活性除草剤 ベンスルフロンメチルの免疫化学測定法は,高価な機器や熟練した技術を必要とせず,2~4時間の操作工程で環境試料中のベンスルフロンメチルをppbレベルで定量できる。 背景・ねらい ベンス...
水田地温によってタイヌビエ防除に必要な除草剤残効期間を推定する方法
要約 タイヌビエの各葉令と発生終期に達するまでの日数は、それぞれ水田の地温平均値と日最高地温平均値の回帰式によって推定できる。それらの日数の差はタイヌビエ防除に必要な除草剤残効期間の推定値となる。 ...
スルホニルウレア抵抗性アゼトウガラシ属水田雑草におけるALS遺伝子の変異部位
要約 スルホニルウレア系除草剤抵抗性アゼトウガラシ属水田雑草では、除草剤の作用点となるアセト乳酸合成酵素(ALS)の遺伝子が変異して、ALSのドメインAのプロリンが別のアミノ酸に置換されており、これによりALS...
要約 カメラとGPSを搭載したトラクタにより散播水稲の苗を移動撮影してマップ化し、室内において、得られた各画像上の苗立数を自動計測するシステムである。カメラの検出領域は遮光板(移動暗室)で覆われている...
要約 前年の秋に播種した緑肥作物ヘアリーベッチは水稲移植前における水田雑草抑制効果が大きい。また、ヘアリーベッチの開花期にローラ鎮圧により生草マルチした水田に水稲を不耕起移植すれば、水稲生育前期の雑...
要約 キシュウスズメノヒエの茎は乾燥によって死滅するが、耕耘による切断と土中への埋没では防除できない。早期水稲刈跡では、非選択性除草剤による防除効果が高く、グリホサート液剤、グルホシネート液剤、ビア...
要約 日平均気温がイヌホタルイとコナギの発生始期と発生終期別に定めた下限値以上の場合に積算し、その積算値が一定以上となった翌日を雑草の発生始期あるいは発生終期とし、発生始期から終期までの期間を雑草発...
要約 大区画水田において、愛知式不耕起播種機を用い、冬季代かき不耕起乾田直播を基幹とした省力水稲作業技術体系を検証した結果、ほ場作業時間は16.4時間/haとなり、成熟期の異なる品種の組み合わせにより個別...
転換畑でのトウモロコシサイレージ生産における実態調査と作業時間の推定
要約 転換畑でのトウモロコシサイレージ生産の現地実態調査から、畦畔を有することや圃場区画の違いと作業時間、圃場の分散による生産物の運搬と機械移動時間等を推定し、転換畑におけるトウモロコシサイレージ生...
要約 水稲「キヌヒカリ」の無代かき直播においては、播種前に耕耘を行い、乾土状態で酸素供給剤粉衣種子を散播する。播種後1日間湛水することで土塊が崩壊し、種子が覆土され、その後落水を8日間行うことで苗立が...
要約 間断潅漑されている水田では,湛水時の大気CO2の吸収量が落水時に比べて増加し,CH4の放出量が減少する。湛水時と落水時のフラックスの比較により,その原因は田面水が土壌-大気間のガス拡散を遮断するこ...