土壌診断に基づく青果用かんしょ「ベニオトメ」の適正なカリウム施用法
要約 「ベニオトメ」の上イモが最適収量を得るために必要なカリウム(K)量は約170kg/haである。かんしょ苗植付け前の土壌中のK(IN酢安抽出)濃度から生育に有効なKの存在量が推定出来る。最適収量を得るには「...
要約 廃水処理余剰汚泥中のレアメタルのうち希土類元素については,地殻規格化パターンの解析から,都市下水汚泥,化学工場汚泥への一部の元素の集積が認められる。希土類元素以外では,都市下水汚泥施用によっ...
要約 亜酸化窒素は、土壌pHが低く、窒素施肥量が多い茶園土壌から多量に生成する。また、亜酸化窒素は硝酸化成反応と脱窒反応から生成し、細菌だけでなく、糸状菌も関与している。 キーワード 亜酸化窒素、土壌...
有害線虫の生物的防除の要因解析を目的とした土壌環境データベースの設計
要約 各種土壌環境要因と線虫、線虫寄生性糸状菌に関する数値データ、画像データを総合的に管理し、解析するためのデータベースを設計した。 背景・ねらい 植物寄生性線虫の防除には殺線虫剤の利用だけではなく、...
有機物連年施用によるダイズシストセンチュウ密度の低下と菌寄生卵率の上昇
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低いことを確認した。また、その要因として、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高くなっていること...
要約 土壌環境中から農薬等難分解性有機化合物の分解細菌を集積・単離することを目的に,ある一定条件で炭化・加工した木質炭化素材を土壌中に混入し,分解対象農薬を唯一のC,N源とした水溶液を還流させることで...
線虫の生物的防除の要因解析のための土壌環境データベースシステム
要約 各種土壌環境要因と線虫、線虫寄生性糸状菌に関する数値データ、画像データを総合的に管理し、解析するデータベースシステムを設計した。 背景・ねらい 植物寄生性線虫の防除には殺線虫剤の利用だけでは...
要約 ケイ酸含有率の高い葉身では、葉身における単位葉面積の乾物重・窒素含有量および気孔の開放程度が高くなり、登熟期間中の見かけの光合成速度の向上が認められた。 背景・ねらい 近年の気象変動の下で、収量...
有機物連年施用がダイズシストセンチュウ密度及び菌寄生卵率に及ぼす影響
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低い。また、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高い。 背景・ねらい ダイズシストセンチュウは...
要約 従来の雨落ち部重点の施肥位置を細根が多い茶樹株下に拡大することにより、株下土壌の無機態窒素濃度は年間を通じて安定しており、効率的な肥料吸収が期待でき、製茶品質は向上し施肥量の削減が出来る。 背...
アデノシン3リン酸(ATP)含量による黒ボク土ブドウ園の土壌微生物バイオマス測定
要約 黒ボク土ブドウ園の5月末の土壌微生物ATP含量は,微生物バイオマス窒素量,細菌数,糸状菌菌糸長と正の相関関係を示した。ATP含量と微生物バイオマス窒素量の関係は,土壌管理や時期の違いによって異...
要約 施肥量が少ないほどトマト茎葉の生育は抑制され、果実の糖度は低下する。収量は標準施肥(N20kg/10a)より30%の減肥条件では増収するが、60%の減肥条件では減収する。減肥による生育、収量の抑制は接ぎ木...
要約 仮比重 0.7以下の軽い多湿黒ボク土は代かき後の土壌の沈降が遅く、落ち着きが悪いため、酸アミド系除草剤を移植後の早い時期に処理した場合、除草剤が水稲の茎葉基部あるいは根に接触しやすく、薬害が発生し...
かんしょ圃場における昆虫寄生性線虫の生存環境とコガネムシ類に対する防除効果
要約 昆虫寄生性線虫の Steinernema kushidai は,地温20℃~30℃および土壌水分25%以上の土壌条件で感染態幼虫の生存率が高く,ドウガネブイブイ幼虫に対する殺虫効果が認められた。かんしょ圃場の地温は S.kushidai...
要約 東北6県の土壌環境基礎調査データから選択した分析項目からなる土壌肥沃度データベースで、市販の表計算、データベース、グラフィックソフトを用いることで、東北各地の耕地土壌の多目的な資源評価が可能で...
要約 果樹園にみられる土壌の緻密化、排水不良、有機物補給の困難等の土壌環境の改善のため、生物系特定産業技術研究推進機構が開発した、コイル式深耕機を検討した結果、根に与える影響も少なく、土壌軟化の程度...
要約 「はえぬき」の穂揃期における茎葉ケイ酸濃度を8%以上確保することができれば、穂いもち病発生程度を10%程度軽減することが可能である。 背景・ねらい 近年、環境保全型農業の推進に伴い各種資材による土づ...
水田土壌中の窒素の挙動と水稲の窒素吸収を表わすメカニスティックモデル
要約 拡散、溶脱、吸着、無機化、有機化、脱窒、根による吸収など、水田土壌中における窒素の挙動を表わし、水稲の生育経過について推定を行うメカニスティックモデルを開発した。 背景・ねらい 低コストで高...
要約 拡散、溶脱、吸着、無機化、有機化、脱窒、根による吸収など、水田土壌中における窒素の挙動を表わし、水稲の生育経過について推定を行うメカニスティックモデルを開発した。 背景・ねらい 低コストで高...
要約 かんがい水中の養分は石灰・ケイ酸が減少、加里・CODが増加傾向にある。また、水系別にみると窒素濃度の増加している水系があり、農業用水基準を超えている場所も多い。また、ケイ酸濃度の極端に少ない水系...